正式な名称はハーレーダビッドソン トライグライド ウルトラ
同じ三輪のサイドカーとも異なり、当然オートバイとは大きく異なる操作が必要なトライクをいろいろな場所で半日乗ってみた。
そのトライクの慣らし運転だが高価な車体だし、経験が浅いスタッフに任せる訳にもいかないので、クラシックカーや変わった乗り物を乗るのが得意(好き)なのだ。
首都高速に乗り入れてみたが、直進安定性は素晴らしい。
ちょいと怖い高速コーナー、自然と外側に体重移動をしたくなるあたりはサイドカーと同じだ。
ブレーキは良く効くし、ABSもあるので安心、加速も良くて交通の流れに楽々乗れる。
二輪しか知らないスタッフは違和感があるようだが、個人的には100kmほど乗ったら体が馴染んできた。
浦安のディズニー周辺をヘルメットを被らず乗ったが、普段は被ることお勧めしたい。まあ、周囲の視線が集まるし、かなり目立てる乗り物だってことは間違いない。
昨夜、恵比寿のライブハウスを貸しきって行われたハーレーダビッソソン・ジャパンの発表会、当然、トライクの日本初導入のために行われたイベントだ。
アメリカでは数年前から販売されていたが、やはり、渋滞に遭遇する機会の多い日本だからこそ、14年モデルからFLHの一部が水冷になり、電動ファンが装備されたので嬉しい。
実際、それほど広くない市川店のショルルームに入れてみると、HDジャパンの公式スペックの全幅1,390mm(ベースのFLHTK960mm)はそれほど広く感じない。
また、日本の道交法と免許制度の隙間に上手く入り込んでしまったようだ。
1、メーカーは被ることを推奨してるが、法的にはヘルメットがなくても構わない。
2、普通マニュアル免許取り立てでも、どこでも二人乗りで走れるが、80キロが制限速度だ。
3、高速料金は同じ
4、税金も二輪と同じ
5、車庫証明はいらない。
さて、ナンバーが付いたら様々なロケーションで乗ってレポートしてみよう。
今日の午前中、来年卒業見込みの学生さん向けの企業説明会が開かれたので、代々木まで出かけて来た。
東京工科専門学校 品川校には、日本で唯一の自動車整備科2輪コースにハーレーダビッドソン専科があり、国家試験に受かって整備士になる前から特化した教育を受けることが出来、カリキュラムにはハーレーダビッソン本社の協力もある。就職率は100%だそうで、全国の正規ディーラーが就職先なのだ。
毎年、学生さんの熱心な眼差しに、こちらも緊張するくらいだ。
去年の新卒4名(内ハーレー専科3名)も正社員になり、戦力になりつつあるので、来年も積極的な採用をする計画だ。