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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

223年前・いわきの行事!!・・・寛政十一年農家年中行事から

2022-05-01 11:00:47 | なるほど歴史塾

先日、いわき市生涯学習プラザの生け花から


生涯学習プラザの生け花から

223年前・5月のいわきを
長谷川安道さんが書きましたものから。
(私達の「なるほど歴史塾」が現代文に訳したものから)
長谷川安道著
寛政十一年農家年中行事

一.入梅は、
 立春より百三十五日目、麦は、これよりは実が入らない。

 色付き次第刈り伏せ、運び扱き、収納すべきである。

 もしも、雨天が続けば、畝に刈りたおした麦から芽が生えてしまって
 
  収納できず難儀したことも前に数度あった。

一.五月五日は、

  軒に菖蒲(しょうぶ)、蓬(よもぎ)を葺き、柏餅・ちまきなどをこしらえ、

  男子の節句とて、

  大小の旗・幟(のぼり)、槍、長刀などを立て祝事をする。

 又、舅(おじいさん、おばあさん)にあいさつをするのはいつもの通りだ。

 朝のうち働き、

 ただし田のしごとは(10時すぎても)遠慮しないで働くというのが

 当国の風(くにぶり:地方の習慣)である。

 又、今日より浴衣、惟子(かたびら)を着るようにする。

 これも間に合わないのは、女房の恥である。

一.五月六日は、

 雷公の歳越しといって働き(農作業)をやめて遊ぶ所もある。

  これは俗説かそのわけは知らない。

 今月中は、田植えが盛んでいつ、夜七つ時より晩六つ(午後4時~午後6時)すぎまで、

 男女共働かなくてはならない。

 朝四つ(午前10時)前は働くことだ。

 一年中の飯料を植えることを始めを積立といい、しまいを早苗振(さなぶり)という。

 麦こわ飯に、にごり酒、家ごと・門ごと農家の賑わいでめでたいこと。

 小さなぶり・大さなぶりとて、

 髪を整え月代を剃り遊びといえども油断あれば、

 挽分に遅れ不作になってしまうものである。

 天気次第にて、揚げを麦結束し、やぶ切りをしなければならぬ。

 中でも、瓜・茄子・木綿・早(わせ)小豆などもっぱら手入れを急ぐべきだ。

 田植えの祝いは、親類、近所隣りあわせまで、失礼のない付き合いをすることである。

一.伯楽が来て、馬の治療をする。庭前に、酒を買って馬持ちの者が酒盛りをする。

  農中の苦患を忘れて雑談をするのである。

 と
223年前のいわき・五月の行事等を
書いています。

五月五日の男の子のお祝いも
現在まで続いている
が日本のすごいところ。

誇りを持ちたいです!!


サツキ等がきれいに咲き始め庭が明るく!!・・・いわき

2022-05-01 10:24:45 | 庭の花

庭に、いわきでは肌寒い日ですが
サツキ等が咲き始め
明るく色どりが出始めたいます。

一昨日は
妻の実家の畑で「じゃがいも」の芽かき、追肥。土寄せ等の作業を。
昨日は
家の古木の解体、家庭菜園の土寄せ(前日の雨のため)等
の作業で1日かかりました。
今朝は体が少し痛いです。

少しくらい痛いのが健康にいいようですが・・・・・
少し庭を散策していますので
ランダムに庭を撮影してみました。


サツキ等が終了後
次はあじさいの出番ですね。
あじさいは数種類が庭のところどころに。