いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

金子みすゞの「このみち」・・・未来志向です!!・・・100分de名著から

2022-02-03 09:57:33 | いわきの講演会

Eテレの100de名著
今月の名著は
金子みすゞ詩集でした。
生前1冊も詩集は発行されませんでしたが、
今や教科書はもちろん
様々な詩集で皆さんに知られるようになりました。
また3.11でも知られるようになりました。

講師は
松本侑子先生(作家、翻訳家)でした。
先日残念ですが、
4回終了しました。


4回目のテーマ
言葉で響き合う未来へ
~童謡とみすゞの復活~

☆戦意高揚に使われた童謡
☆繊細な心や個性の否定
☆童謡復活、第二次ブームへ
☆みすゞ復活の布石
☆待望の全集刊行
☆雅輔の死


☆みすゞブームの到来
☆違いをよしと肯定する


被害日本大震災、「こだまでしょうか」
テレビとラジオで放送されました。

こだまでしょうか

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、


「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。


☆眼に見えない存在を描く
☆童謡は日本の文化遺産
☆生きる励ましを込めて


「この道」は北原白秋が有名ですが、
過去のノスタルジアが色濃いです。

金子みすゞの「このみち」は未来志向と
松本先生も指摘されています。

コロナ下でなかなか描けない未来に
希望を託しているようです。
☆「このみち」=未来へのまなざし

 

このみち

このみちのさきには、
大きな森があろうよ。
ひとりぼっちの榎よ、
このみちをゆこうよ。

このみちのさきには、
大きな海があろうよ。
蓮池のかえろよ、
このみちをゆこうよ。

このみちのさきには、
大きな都があろうよ。
さびそうな案山子よ、
このみちを行こうよ。

このみちのさきには、
なにかなにかあろうよ。
みんなでみんなで行こうよ、
このみちをゆこうよ。

その他、
不思議
明るい方へ
の詩も紹介されました。

後日
再放送していただきたいですね。

今朝の日経新聞
私の履歴書
前文化庁長官
の宮田亮平先生が

「安定したものをつくるというのは
退化させるということだ。

リスクをとって挑戦する大切さ・・・」と書かれていました。

明日は「立春」
大寒(1月15日ごろから約15日)

季節の変わり目の目安となる「雑節」の一つです。

「立春の他に
「立夏」・・・5月5日ごろ
「立秋」・・・8月7日ごろ
「立冬」・・・11月7日ごろ
も節分というと
友人が書かれています。

 

 

 

コメント
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