平成26年度
ファイナンス研究会最終講座。
「コトラー8つの成長戦略」6回・半年間学びました。
講師は永倉先生
142回・8年半の終了でした。
来年度も続けることになりました。
公民館の桜も膨らんでいました。
終了後
「暖や」にて食事会。
1年間、頭の体操
お疲れ様でした。
142回目の講座になります。
今回、
「コトラー8つの成長戦略6回目(最終回)となります。
コトラーさんは
アメリカのマーケティングの大家で、最も影響ある学者として
またマーケティングを体系化した学者として著名です。
2013年12月1か月30回にわたり、
日本経済新聞で「私の経歴書」を書かれました。
その中で、
マーケティングとは
「業績向上と顧客の価値・満足を創造することで
人々の生活の改善を目指す実践的な学問と定義」と
書かれました。
今回は
第5章の項目が長かったので
前回、5章終了できませんでしたので
5章・6章を終了させました。
5章:国際展開による成長
☆海外直接投資を行う
☆輸出をする
☆なぜ海外に向かうのか?
☆世界の中で最も成長しているのはどこか?
☆海外事業に求められる能力は何か?
5章の結論:
成長をいちばん約束してくれる道筋の一つは、
とりわけ低経済成長下での企業のために、
高度成長の経済、特にBRICの国々の
ーしかし、実は多くの他のところでもー機会にざっと目を通すことである。
海外投資と輸出にすでに携わっている企業は、
これらの可能性について、
今以上に注意を払うべきである。
海外取引に「関係しない」企業でも、
販売と海外投資に関する利益と障壁は慎重に調べておくべきであろう。
高度成長下では中流階級が増加する。
彼らの多くは、
家電製品、家具、サービスの良い配送、教育、医療サービス、
そしてよりまだ見ぬ快適な暮らしを求めている。
海外の政府や企業は言うまでもなく、
低経済成長下での企業は、
海外の成長する中流階級に自分たちの商品をたくさん供給することができる。
外国市場での取引には乗り越えがたい障壁がもちろんあるだろう。
そこには、
言語や文化の差異、規則や政治といくつかの保護貿易主義の障壁さえ
含まれている。
下調べをしたり、
事業に必要なスキルを持った経験者を雇ったり、
事業機会を研究するために彼らに十分な予算を渡したり、
コストとリスクに関して高いリターンが望まれるプロジェクトを提案したりすることは、
企業が海外進出の前に考えるべき必須項目である。
6章:
合併、買収、アライアンス、そしてジョイント・ベンチャーによる成長
ビジネスを十分に大きく築き上げるなら、
それだけで尊敬に値する
ウィル・ロジャース
☆なぜ、会社は自らの成長目的の追求において、他の企業の買収、合併、提携、
あるいはジョイント・ベンチャーまでを考えるべきなのか。
☆買収や合併にふさわしい会社を見つけたとどのようにして確信できるのか?
☆会社を買収し、同化するプロセスにおいて、どういう大きな問題が起こるのか?
☆成長の方法として、提携とジョイント・ベンチャーはどうか?
結論:
たいていの会社は、自社の力だけで有機的に成長する。
しかし、こうした自然の成長のようなものが、
会社の財務やその他の目的を達成する成長を提供できなくなったらどうすべきだろうか?
コンピュータ・メーカーのHPは、
有機的にだけ成長したわけではない。
1958年に最初の買収をしてから2011年12月までの間に86回もの買収を行った。
多くの提携も実施した。
成長を望む会社は、
買収、合併、提携、あるいは他者とのジョイント・ベンチャーについて
真剣に考えねばならないのだ。
しかし、これらのアプローチの成功の記録は、
特に買収の場合、あまりみごとだったとはいえない。
実際、買収の50%以上は失敗に終わり、
さらにそれ以上の企業が、期待通りにはいかないというデーターがある。
買収には異なる動機がたくさん関係し、
そのすべてが賞賛されるべきものでもなく、
また、特に敵対的買収の場合には、
買収する前に、買収する企業のすべてを知ることはできないからでもある。
買収ができないとしても、あなたの会社は、
戦略的提携または、ジョイント・ベンチャーをつくることによって、
依然として他社と密接な仕事をすることができる。
さもなければ、あなたは通常の市場取引を通して、他の会社と関係するだけである。
戦略的提携またはジョイント・ベンチャーをつくる理由は、
たとえば、技術、マーケティング、あるいはファイナンスのようなスキルについて、
お互いが補完し合えるときにおきるシナジー効果を得ることである。
あなたは、パートナーを選ぶ際に注意を払うとともに、
対立または誤解の可能性を最小にするために、
その条件と了解事項をしっかりと把握するべきである。
永倉先生
半年間6回にわたり
丁寧なレジメ、解説ありがとうございました。
マーケテイングの復権とは
マーケティングこそ
現在の低成長時代でも
新しい市場を探し出し、成長を紡ぎだす魔法の杖ならぬ
経営技術ではないのかと
半年間、
「コトラー8つの成長戦略」を読んでの感想となりました。
ファイナンス研究会
平成26年度最終講座となりました。
8年半・142回の講座を終えることができました。
福島県金融広報委員会さまの
ご協力ありがとうございました。
来年度も続けますのでよろしくお願いします。