名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

アマ連レーティング点数

2015-04-25 | 名南将棋大会
レーティングの分布を見てみましょう。

アマ連HPからデータを拾います。30局以上ですが、全国3133人に対して東海3県で686人。人口では12278万人に対して1130万人なので普及率では2倍以上です。グラフを見るとすぐにわかることですが、東海3県では100点くらいからなだらかに分布しています。最頻値帯1600-1649に対して1300-1349です。

東海3県では、レーティング点数が低い人も含めて幅広く普及しているといえるでしょう。子供教室やクラブ活動の支援で活躍されている指導者も多いと思います。子供に付き添う熱心な親御さんもよく見かけます。全国タイトルホルダーも2人みえますし、いずれも素晴らしい環境であるといえましょう。

名南将棋大会を1400点で分けているのは特に意味はないのですが、奇数の場合は上のクラスに私も出場するのでこちらの人数を減らしてあります。会場の収容人数が上限に近付いたので日程を分けました。

レーティング点数と棋力の関係ですが、1400点は2級とされています。でもこれは厳しい。1400点初段で、1600点2段、1800点3段、2000点4段、2200点5段というくらいが妥当だと思います。1200点1級、1000点2級、800点3級、600点4級、400点5級、200点6級として差し支えないかと思います。

ただし点数は絶対評価のようでいて、母集団や時代で変動します。東海地区でいえば、アマ連発足のころ(詳しくないのですが30年前?)はもっとインフレで、そこから子供が低い点数から始めて次第に増えていくので大人の点数が目減りしていき、現在のところに落ち着いたのだろうと想像しています。アマ連も時々ボーナス点を与えています。参加者の棋力向上につれて全体の点数も上がっていくべきですね。大人がレーティング点数をキープできれば大したものです。勝率も5割切っても悲観することはありません。全体のレベルが上がっているのですから。

私が少年だったころと比べれば、プロの棋譜を入手しやすくなり棋書も増え(情報が増えた)、対局機会も選択肢が増えたので、アマチュアのレベルはかなり上がりました。でも上達の方法論についてはまだ整備されたとはいえないので、今後書き留めていこうと思っています。


追記
レーティングで200点の差があると、上位者勝ちで+8点下位者-24点になります。3勝1敗くらいの力量差です。これで1段級違うというのは妥当ではないでしょうか。

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