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名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
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SS1-18 居飛車穴熊に32銀型四間飛車(3)

2024-07-18 | 基本定跡の研究

後手の工夫で、45歩を保留したらどうか。54歩を先にします。

78金14歩16歩43銀68銀

先手は松尾流穴熊への組み換えが有力です。後手は何か動きたいので、52飛58飛22飛

千日手含みで飛を動かします。37桂には15歩同歩同香

15同香同角18飛14歩15飛同歩

先手はシンプルに飛角交換を選びました。石井先生は難解だと解説しているのですが、この図の評価値は+352で先手有利です。79銀右と固めてから、77角を使えばよくなります。

別の変化としては、52飛に58飛ではなくて79銀右。

55歩同歩45歩

58飛85桂86角55角に

あっさりと55同飛同飛56歩を選び

52飛に65歩69飛64歩73金

石井先生は良い勝負というのですが、この図の評価値は+562ではっきり先手有利です。進行例で66角12飛63歩成同金31角成13桂

石井先生は難解だというのですが、評価値は+1133の先手優勢です。AIの読みは86歩29飛成85歩52銀75歩

というところ。駒の損得はほぼなく、先手玉が堅く、攻め駒は3対2です。評価値が高いのは、後手玉が見た目よりももろいということなのでしょう。

変化を2つ調べましたが、54歩を先にする指し方では先手有利になります。飛角交換は先手の飛がさばけた、というくらいの感覚で見ておくのでしょう。

石井健太郎先生の「四間飛車の逆襲」はこれで終わりにします。取り上げていない変化もあるのですが、先手有利になるのに、それ以上別の形を調べても仕方ないですから。9年前に出版された本ですが、石井先生の局面の評価が、AIとはおおきくずれているところがあります。AIの登場によって、常識が変わっているのでしょう。

居飛車穴熊は理解しにくい戦法ですね。プロが指しているからと言って、アマチュア(有段者)が指すべき戦法ではないです。でも振り飛車党ならば対応策を身に着けていないといけません。

 



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