昨日の41飛の形は先手が良くなったので
63金ではなくて62金寄の形と組み合わせたらどうか。これで先手の最善の手順はかなり変わります。25桂の仕掛けに22角のほうは45歩24歩44歩・・・あまり違わず先手有利になるでしょう。15角45歩26角と進んで
昨日と同じ29飛37角成33桂不成同桂23飛成の順は、45桂同銀同歩に55桂が両取りにならないから失敗します。(思い出してください。) 44歩の取り込みしかなく、44同角同角同銀32角は先手有利、32銀には22歩が有効、よって54銀(こちらが最善)か52銀ですが攻め方は同じです。35歩。
35同歩や同角は33歩と垂らして先手有利。よって24歩33桂不成同桂34歩25桂33歩成と進みます。
先手がこの変化を選ぶのは、後手の62金左の形と関連していて、と金攻めが厳しいとみているのです。(43歩成~42と~52と寄と攻めることができます。) 後手は桂歩を持っているので玉頭の反撃です。85歩同歩95歩同歩96歩
ここは仕方なく86銀と応じそうなところですが、AIによるとあっさり96同銀86桂87玉78桂成同玉のほうが良いと。
8,9筋の位が大きいのですね。65銀43歩成76銀42と右37桂成
後手は飛を捨てて勝負する方が優りますが、41と38成桂84歩
先手も飛を捨てて、強く寄せ合います。84同銀には83歩なので、49成桂83歩成同金のほうが良いようですが、42飛54歩77銀
一度は銀を打って玉頭を受けておきます。87歩76銀88歩成同玉28飛58桂
この図の評価値は+975、先手優勢までもう少しです。後手玉への寄せ方は、44歩72金打53と同金61銀が厳しいです。
マイナーな形だとは思いますが、いろいろな右四間飛車側の攻め筋を知っておくのも良いでしょう。
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