後手が31金と引いた形の続きです。
55歩に同歩は先手ペースでしたから、42金引と固めます。
54歩同銀55歩43銀では先手がつまらないから、57銀と引きます。後手の動きですが、35歩同歩86歩同歩55歩
味をつけてから歩を取ります。先手の方針が岐れますが、石井先生は48銀73角97桂としていて、実戦例でしょうか。
この図の評価値は+211で先手ペースです。
ちょっと戻って
後手の指し方をAIに聞いてみると、48銀には36歩同金54銀だと。
64歩73桂67飛
65銀69飛64歩55角
52飛44角54飛88角
細かい動きが続きますが、この図の評価値は+151で先手ペースです。後手がちょっかいを出し過ぎている感じがします。
戻って
この図から最善手を聞いてみると、57銀86歩54歩同銀86歩73桂
56銀55歩同銀同銀同角
52飛44角57角成53歩
思わぬ決戦になりました。53同飛同角成68馬42馬同金51飛
評価値でみると先手が少し良いです。でも41歩に54歩58銀53歩成49銀不成同銀59馬以下は食いつかれて危ないのです。もっと急ぐ必要があって、41歩には53銀同金32金
以下先手ペースで進むと思ってください。でもこの先が面白いので、定跡研究からはかなり外れてしまいますが、追いかけてみます。31銀打41金32銀42金24角
怪しげな受けが出てきます。53飛成86馬32金
53馬22金同玉25銀
大駒を失っても穴熊は裸です。攻め駒としては4枚あって、攻めが続く模様。51角34銀32金45桂44馬35銀
54馬53歩33歩52歩成
34歩同銀15角同香11玉17歩
先手玉も安全ではなくて、攻防が続きます。67飛33金同桂同銀不成
33同銀不成の所で33同桂成は36馬で後手優勢になります。45馬同歩33金55角
22銀54角43金打33角成
54金43馬55角37桂21銀
42と31歩54馬47飛成
まだまだ攻防が続きます。55馬58飛に39金打が最善で
38竜同金左55竜61飛
やっと一段落で、評価値は+571の先手有利。AI同志で対戦したらすごい棋譜ができることがあります。