名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-8 四間飛車に57銀左からの急戦のまとめ(6)

2023-05-11 | 基本定跡の研究

石田流への組み換えは片付きましたが

後手が警戒して待った場合は、47銀上34銀16歩

34銀型を相手にすることになります。(この16歩は突いておくほうが良いです。) 理想的には14歩36歩同歩同銀35歩47銀引64歩37桂74歩45歩

すでに作戦勝ちになっていて、評価値は+243ですが、後手は75歩同歩15歩同歩同香と暴れて勝負になるかというくらいです。自然に45同歩と取ると、45同桂44角(51角には54歩)24歩

24同歩同飛23歩33歩

飛の取り合いになり、右桂がさばけて(攻め駒になって)と金が残る先手の優勢です。

戻って

この図から64歩36歩51角

後手は反撃を考えたほうが良くて、38飛36歩同銀35歩47銀引

24歩同歩同角28飛25歩

54歩同歩22歩同飛45銀

45同銀同歩に34銀と打つのが粘りのある手で、

44歩33角56銀26歩25歩

まだ戦いは続きますが、評価値は+180、先手ペースです。25同飛には37桂がぴったりなので、42飛45銀打同銀同銀36銀34歩22角23銀27歩成同飛同銀不成22銀不成・・・激戦ですね。先手にすこし分があります。

なお後手が四間飛車のままならば

16歩74歩38飛

41飛36歩45歩35歩46歩

ここは銀を取り合うのもありますが、36銀43銀28飛

右桂を跳ねてから玉を堅めて待ち、どこかで開戦をねらう方が良さそうです。1歩持っているし、54歩や45桂や48飛~46飛を選択します。

後手の34銀型も怖くはありません。

 

 

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