名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

7月の予定

2023-05-08 | 名南将棋大会

7月の予定が決まりました。  

第241回

壱5月21日(日)R1800点以上

弐5月14日(日)R1800点以下 

第242回

壱6月18日(日)R1800点以上

弐6月25日(日)R1800点以下 

第243回

壱7月15日(土)R1800点以上

弐7月9日(日)R1800点以下 

 

プラスマイナス100点までは参加してよいです。つまり壱は1700点以上、弐は1900点以下です。
100点は超えないように、R区分は守ってください。
皆様の参加をお待ちしています。

 

第2回の名南研究会は6月10の予定です。

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SS1-8 四間飛車に57銀左からの急戦のまとめ(3)

2023-05-08 | 基本定跡の研究

次は43銀54歩の形です。

こう指すのは少数派ではないかと思うのですが、昔の大山先生の棋譜で、中央位取りが良く指されていた頃には見られます。これまでには検討していませんでした。

97角52飛86角42金

端角にした棋譜も並べたことがあったと思いますが、山田定跡のような引き角が有効にはなりません。66銀53金68角22飛と受けられてしまいますから。

戻って46歩としても32金

現代ならば54歩を突く人は45歩急戦に32金型で備えるかもしれません。こうなると棒銀か38飛(3筋の歩を交換して36飛37桂型を作る)くらいですが、うまくいく感じがありません。

仕方ないので37桂を先にして、52金左ならば45歩急戦にできます。様子見で64歩ならば45桂

富沢キックみたいな感じで、45同歩33角成同桂24歩同歩同飛22歩53角44角同角成同銀23歩

桂損でもまあまあ指せるようですが、評価値は+35、互角です。

 

<これを採用します。>これもだめならば戻って、64歩の様子見には46銀、

37桂を跳ねてからの左46銀急戦にしてみましょうか。52金左35歩同歩同銀

36歩は打たれるけれど、34歩22角24歩37歩成同銀24歩同銀

34銀には23銀不成同銀同飛成で竜を作れます。この図で評価値は+512、はっきり先手有利です。

なので35歩には後手32飛です。

26飛53金36飛51角

34歩同銀に45桂と捨てて

45同歩同銀35歩

46飛43銀11角成33角

33同馬同桂34香

28角88角46角成同歩

かなり先まで進めてしまいましたが、評価値は+115、まあまあではないでしょうか。あまり見ない展開なので、研究している方が勝ちやすいと思います。

後手が32金型ならば

やはり35歩から攻めます。35同歩同銀36歩24歩37歩成同銀24歩同銀

22角に23銀成同金同飛成という進行です。これも桂損でも銀をさばいて竜を作るというのが大きく、評価値は+408で先手有利です。

後手が35歩と取れないというのは同じで、52飛26飛45歩

というのが強い応対ですが、33角成同桂45桂同桂同銀

この図で評価値は+202、これからですが攻めはまあまあ続きそうです。

最初の図が

どれだけ出てくるかわかりませんが、左46銀の派生形である、37桂46銀を採用してみました。

 

 

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