淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

カサブランカ    [684]

2015-07-26 13:59:56 | 淡彩スケッチ
         
              カサブランカ  水彩 F6

         
              子育て中の ツバメ親鳥

          気まぐれに、ホームセンターでカサブランカの球根を2個買って帰り、どの辺に
        埋めたかも忘れたころに、芽を出してきた。
         水や肥料が足りなかったのだろう、ひょろひょろしながらも添え木にそって
        育っていき、それぞれが四つの大輪を咲かせてくれた。
         数日そのままにして眺めていたが、しおれる気配がしてきて、花瓶に活けて
        描くことにした。


         燕の2番子は襲われて消えてしまった。
        昼過ぎに家を出るときには、5匹の雛が顔を突き出していたけれど、夕刻帰宅した時には
        もう静かになっていた。

         親鳥は、毎朝早く、巣の前の電線に留まって羽繕いをしていた。
         子育ての忙しい一日が始まる前のひとときを、自分たち二人だけの時間を楽しむように、
        いたわりあうように。(掲載写真)
         子たちの居なくなったその夜から、この親たちも巣には戻らなくなった。


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4 コメント

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残念! (magamik)
2015-07-26 16:29:32
こんにちわ~
猛暑につき午後はエアコンのお世話になっています。

カサブランカご自宅で咲かせたのですか!
綺麗の描かれています~。
葉の色、普通はグリーンを使ってしまいますのに・・・
センスの良さがうかがえます!

ツバメの二番子なんと気の毒な!!
カラスも生きるためとはいえ獰猛ですよね。
散歩中に目の見えてない子猫を襲っているのを見かけ、追い払ったことがあります。
自然界は厳しいですね。

我が家の前の電線でも同じようなツバメたちの姿をよく見かけますよ。
ほほえましい姿です~。
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magamik さん へ (satoyama)
2015-07-27 22:19:34
咲かせたのではありません。
1個 150円の球根が、勝手に咲いてくれたのです。

重なり合った白い花は、スケッチするのは難しいですね。
描いていても、何処が何処でと分からなくなってしまいました。

餌を休むことなく運ぶ、親鳥の健気な姿を見ていましたから、かわいそうにと思います。
ペットを飼っていた人の場合は、こんなことの比ではないでしょうが。
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自然の摂理といえど (アメ)
2015-07-31 08:46:38
ツバメのお話し
言葉にすると切ないですね
ついホロリとします

カサブランカはヒョロヒョロどころか立派にみえますよ
”上手いなぁー!”

先日、街角スケッチに出かけましたが
暑くて…、着彩は次回にまわして早々に引き上げました
自分の技量では無理かなと思えるモチーフだと
書きあげたあとの達成感が嬉しくて…
次への意欲につながります

暑いですから
お互いに労わりながら頑張りましょ
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アメ さん へ (satoyama)
2015-08-02 00:21:36
カラスがひとの巣を荒らすのも、かわいい七つの子が
いるからなのでしょうか。
ぴかぴか光るものをぶら下げたりしましたが効果が
ありませんでした。

作品制作のためのロケハンも、こう暑ければ大変でしょう。
いい場所が見つかれば、こころが沸いてきて、期待以上のものができ上がりますね。
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