あおやなぎです。
今日からうちの大学も夏休みが始まったようです。
ぼくも土、日、月は休もうかと思っています。
まぁ、休みをとってもどこに行くわけでもなく、誰といるわけでもないですがね。
どこかに一緒に暑い熱い夜 夏を過ごしてくれる人はいないですか??
・・・
それでは本題のレーザ通信のはなしを。
ぼくが研究しているレーザ通信装置は、
送信側:レーザ送信回路、指向制御系、無線装置(衛星のを兼用)、光学系
受信側:レーザ受信回路、受光用大型望遠鏡、制御系、無線装置(地上局のを兼用)、追尾センサ(CMOSイメージセンサを使用)
こんな感じで構成しています。
今日は、この中からレーザの送信、受信回路に関して紹介します。
送信回路は、レーザダイオード、シリアライザ、レーザドライバで構成しています。
受信回路は、APD、高バイアス電源、トランスインピーダンスアンプ、リミッティングアンプ、デシリアライザで構成しています。
光通信の一般的な回路構成と変わりはないですが。
信号の流れは、シリアライザに10bitのパラレルデータを入力してシリアル情報に変換、その出力電圧でレーザドライバを駆動します。
APDからの出力電流をトランスインピーダンスアンプで電圧に変換し、リミッティングアンプで量子化します。
で、デシリアライザで元のパラレルデータに戻します。
こんな感じです。
今の進捗としては、うまく送受信できることをオシロスコープでは確認しています。
実験では、デシリアライザにくっつけたSH3 + SDカードで値の確認をしていますが、
SH-3では遅くてうまく同期できなくて、データの取り込みもうまくできていません。
もっと速いマイコンを使おうかと思っています。
ロジアナがあれば楽なんだけど・・・
次回は、指向制御に関してのはなしをしようかなと思います。
(こんな内容でいいんだろうか・・・)
あ~ビールのみたい