浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

取り敢えず読み終わりました、『姿なき蒐集家』 … by ノーラ・ロバーツ

2015年12月14日 | ノーラ・ロバーツ

相変わらず、スルスル読める彼女の作品ですが、最後まで登場人物に感情移入出来ず、残念。 まずヒーローが、欲しいと思ったものは必ず手に入れて来たと言う男性。バックグラウンドもあり、財産もあり、画家としての才能もあり、ルックスも良くて…ってどんだけ嫌味な奴(笑)。出来過ぎ君は、苦手です★ ヒロインは、またえらく性格が良い女性で、その上、殺人犯にも立ち向かえる根性がある。こちらもまぁまぁ出来過ぎ感あり。 ヒーローの親友のパン屋のお兄さんも、良い人なんだけどそれだけで。良い人みんなが嫌な訳ではないんですが、今回の良い人たちにはどうもどうでも良い感があって(笑)冷めた目で読んでしまった。ヒロインとその親友の馴れ初めですが、ヒロインが知らずに今は親友の夫と不倫関係にあって…ってエピソードが気持ち悪い。

肝心のロマンスも盛り上がらず、サスペンスもどうかと。殺し屋の女性、あんな目立って人殺しして、いつまでも逃げられると思っているのか?強迫観念的綺麗好きのコレクター(彼がボス!)も、せっかくのシュールキャラなのに、たいして登場もせずに終わってしまった。

個人的には昔から、インペリアル・イースター・エッグは見てみたい!と思っていたので、機会があれば本物見てみたいです♪ (関係ないですが、昨日京都市美術館で開催されている『フェルメールとレンブラント』に行ってきました。人が意外に少なく、結構ゆっくり見れました。で、良くあることですが、展示されている絵画、フェルメール1点、レンブラント1点でした(笑)。他は当時のオランダ絵画。でもフェルメール、良かったです。(彼の風景画も見たいのだけど…。)レンブラントはどうかなぁ、何かデッサンが変な絵でした(笑)。

なので、今回の『姿なき蒐集家』は普通と言うことで(笑)。

今は、以前にもお伝えした通り、ビバリー・バートンの「狼たちの休息シリーズ」を読み始めてます♪ まだ数ページなので良く判りません。また読み終わったら感想など。 (本当はマヤ・バンクスの『禁断の愛にいだかれて』をちょっと読み始めてたんですが、どうも今読む気にならなくて、ちょっと延期(笑)。)

後、久々ジュリー・ガーウッドのブキャナン家シリーズを図書館から借りて来ました!!楽しみ~!!『最後の朝が来るまえに』なる作品。面白かったら良いな♪

実はこのシリーズ、今ひとつ作品の順番が判ってない上、どれを読んだかも判ってない(笑)。現在どれを持ってるのかも管理出来てない状態です(笑)。早くいろいろ整理せねば(笑)。 …整理ベタが露呈…