大阪にはレトロな建物がいっぱい残っている
今回は大阪府立中の島図書館へ
この暑い時なので少しでも日差しをよけて
市役所を通り抜けることに
明治37年(1904)築 ネオ・バロック様式の大阪府立中之島図書館
階段を上りドアーを開けると
高い天井とステンドグラス
磨きあげられた階段の手すり
これらは大阪の財閥・住友家の15代当主
住友吉左右衛門の莫大な寄付によるものだというから
ここまで来たらお隣の
赤レンガとアーチが美しいネオ・ルネッサンス様式の中央公会堂も見なきゃ
こちらも株の仲買人・岩本栄之助が
大阪市に寄付した100万円をもとに、1913(大正2年)建設工事が着工された。
が、岩本は投資に失敗し、その完成を待たずに39歳の若さで自殺したそうだ
古いものは私の心に
物の大切さ
その背景にある物語を感じ
美しいものへの愛着が生まれる
これからも良き古いものを大切に残してほしい