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第217回 「ちょっとだけスマホ」へ転向の弁

2017-05-19 | エッセイ

「ちょっとだけぇ~!」、「転向ぉ~!」居庵さんから、怒りと戸惑いの声が聞こえてきそうですが・・・・

 「ちょっとだけ」というのを、まず、説明します。
 通話と携帯メールは、今まで通りガラケーを使います。で、外出時のネット接続(情報通信)だけを、格安SIMのスマホでやるようにしたんです。

 若いおネエちゃんに、スマホで道案内してもらった話をこの前書きました(第196回 今どき、ガラケー派の弁)が、(残念ながら)それがきっかけではありません。
 お店のマスターが、ガラケーからスマホへの乗り換えを考えてる、という話を受けて、参考になればと思って、乗り換えの仕組み、料金なんかを調べたのが、きっかけといえば、きっかけですかね。

 調べた中で、気を引かれたのが、格安SIMのこと。「通話機能なし(ネット接続のみ)」なら、今や、月額1000円未満で、情報量の月当たり上限は、3ギガバイト程度(私には十分)が、通り相場だというのを知って、気持ちがクラっとなりました。

 あとは、スマホ本体をどうするか(中古品が安く出回ってるのは知ってましたけど・・・)。

 で、たまたま、お店でmiyaさんとそんな話題で盛り上がっていたら、「この前、スマホを買い替えて、古いのが手元にあるんですよ。よかったら譲りますよ。SIMも使えるはずですよ」と、ありがたいお話。早速譲ってもらったのがこれ(ネットから拾ってきた画像です)。



 ご覧のとおり、ハードキーボード付きというユニークなもの。国内メーカーが、アメリカの通信会社向けに作ったスマホです。落としても、水に浸けても大丈夫というタフさも売りのよう。並行輸入品で、そんじょそこらにあるスマホとは違うので、「どや顔」できそう。

 ところが、これがなかなかのクセもので、私のデジタル心を、久しぶりに、くすぐってくれる。

 キーは、当然、英数字だけ。このままじゃ使いもんになりません。けど、miyaさんから聞いてたので、ネットで調べたら、このキーで、ローマ字入力を可能にするアプリがあって、この問題はクリア。

 画面が3インチそこそこと小さい。だけど、ゲームとか、SNSをやるわけじゃなく、ニュースとか、ネットメールのチェック中心の使い方だから問題なし(と判断)。

 電池にややヘタリ感はあるものの、節電の工夫で乗り切れそう。まあ、一日20~30分も使うかどうかだろうから。通話、メールの待ち受けも必要ないので、あとは電源を切っておけばよかろう(とこれも判断)。全体的な使い勝手も悪くない。
 こうなったら、乗りかかった船、というわけで、格安SIMを購入して、スマホの世界に乗り出しました。

 で、私の生活は変わったのか?

 お店への「出勤」日を別にすれば、家にいる時間が圧倒的に長いですから、自宅のwi-fiで事足りる。生活を一変させるほどのことは(今のところ)ありません。まあ、出先で、ニュースとか、ネットメールをチェックして、10分から15分程度の「時間つぶし」が出来るのが便利かなぁ、と言う程度。のめりこむとこまでは、いってません。
 
 そうそう、古書店で、値段的に買うかどうしようか、迷った時に、ネット書店の相場を調べるのに時々使ってます。今どき、チェーンの古書店も、ネットの相場をチェックして値付けしてますから、大して違わないことが多いんですけど・・・・

 ちょっと便利かなと思うのは、そんな時くらいですかねーーーまさか、こんなのを若いネエちゃんに調べてもらうわけにはいきませんからーーー
 あの時のことを思い出して、ひとりで、にが笑いしてました。

 ということで、いかがでしたか?次回をお楽しみに。

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