朝は、東小金井駅南口で、ニュース(議会お知らせ号)を配布。坂井えつ子のつながる小金井通信13号はHPからダウンロードもできます
10~17時半ころ? 所属する厚生文教委員会が開会。
陳情4件、議案1件、所管事務調査3件 の計8件を審議。行政報告4件。ちなみに、所管事務調査とは、委員会が担当する分野(所管事務)について調査するもので、厚生文教委員会の所管事務調査は、
●2025年問題に向けての地域包括ケアシステム構築に関する諸問題の調査
●子どもに関する諸問題の調査
(1)地域のニーズに応じた多様な教育(幼稚園)・保育の充実
(2)地域における子どもの居場所づくりの推進
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陳情4件は継続。うち1つについて。。
介護保険料の特別徴収に関する陳情書:月によって支払額が大きく開くことについて対応して欲しい旨の陳情。
まず。65歳以上で年金が年額18万円以上の方は特別徴収と言って年金支払い時に介護保険料があらかじめ差し引かれるという仕組みがある。
それで。前年度の所得などを基に保険料が算出されるのが7月頃。なので、
(1) 4、6、8月 → 保険料が算出されていないので、昨年度の10、12、2月と同額を支払う。(仮徴収と呼ばれている)
(2) 10、12、2月 → 7月頃確定した額から仮徴収で支払った分を除いた額を支払う(本徴収と呼ばれている)
年間保険料額は、所得や市民税課税非課税などによって15段階にわかれていることなどから、仮徴収額と本徴収額に大きな開きが出てきてしまうことがあることは、厚生労働省でも問題点としてあげており、保険者である各市町村で、その開きを少なくするため、平準化ができるように介護保険法や施行規則が変更されており、小金井市でも平準化を行っている。3月議会でも議論に出ていたため、
しかし、 その平準化も所得に大きな変化があった翌年からしか対応ができないため、「大きな開き」で支払わなければならない年が出てくる。これはもう仕組みの問題なので、変えてもらわないといけないと思う。
(千葉県佐倉市の資料(PDF)が比較的わかりやすい)
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他、議案1件。「特定教育・保育施設及び特定地域型保育時要の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例」を全会一致で可決。
子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する法令の施行に伴い、多子世帯およびひとり親世帯等への負担軽減を拡充するための議案。
認可保育施設にお子さんが通っている、年収約360万円以下の多子世帯やひとり親世帯において、多子計算に係る年齢制限を撤廃し、第2子半額、第3子以降完全無償化を実施するという内容。小金井市では、およそ30名、50万円前後の影響とのこと。
【態度:賛成】
本条例は反対するものではないけれども、認証、認可外保育施設においては、所得に関係なく子ども1人で一律の保護者助成が1万円。補助が少ない認証・認可外への補助をもっと厚くするべきで、預ける保育施設によって家庭への負担に開きがでているのが現状。
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所管事務調査
●待機児童数。
2016年4月1日時点で待機児童は149名。西岡市長は待機児童ゼロを掲げているけれど具体的な方策は示されず。
●さわらび学童
2015年度に委託するも、2015年11月に事業者が2016年度の受託を辞退。市長選もあり対応が遅れ、議会に委託に関わる議案が出されたのが1月。委託料の積算根拠が出てこない…など審議が進まない中、市長は議案を撤回。2016年度は直営が決まり、2017年度は再び委託の方向性が示されていたさわらび学童。再発防止のための労使での検証作業は4月に2回、5月に2回、6月に1回行われた。検証が終わったら運営協議会にも報告をすると。特に新しい答弁は出てこなくて、2017年度委託の方向性に変わりはない。
●ほんちょう学童
学童数が増えて本町小学校のランチルームを借りて2所化したほんちょう学童。ランチルームを借りれるのは1年限りとなっているんですが、2017年度以降について、「安定運営に向け努力している」との答弁。特に新しい答弁は出てこない。
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行政報告4件のうち、ひとつ。
社会福祉協議会の移転について。6月から移転の予定はずれ込んでいる。早期に移転できるよう力を尽くしているところ。貸し会議室の運用についても、市の運用に準じて行えるよう調整中。
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夜は…もう少し早く議会が終わっていれば、都内の勉強会に参加しようと思っていたけれど、間に合わないため断念。数日前に開催が決まった市内での会議に参加。帰宅したら23時位?