佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

箱根富士屋ホテル(神奈川県箱根町宮ノ下)    投稿者:佐渡の翼

2016年09月15日 05時11分22秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

2015年11月3日の文化の日は、昨日の雨が嘘のようにからりと晴れ渡るこれぞ秋晴れだった。筆者はこの日、箱根宮ノ下にある富士屋ホテルを訪ねていた。筆者は既に、2016年5月3日に箱根富士屋ホテルの本館中央部にある、このホテルに1室しかないジュニアスイートルームに宿泊していたが、その下見をかねての訪問であった。午前5時に自宅を出て首都高に入り、東名から小田原厚木道路へ抜けて箱根新道に至るルートで、午前6時30分にホテルの駐車場に到着した。このホテルにも200Vの充電設備はあったが、それは日産の電気自動車「リーフ」のゼロエミッションメンバー専用の充電装置らしく、既にどなたかの車がそこで充電中であった。筆者はホテル別館である菊華荘に併設された駐車場にi8を停めた。

このホテルへは2013年9月以来の訪問であったが、太陽の位置が低い事を除けば2年前と全く変わらぬ佇まいで、懐かしい思いがした。このクラシックホテルには、何度訪れても古き良き時代を偲ばせる雰囲気が満ち溢れており、箱根富士屋は筆者の大好きなホテルの一つでもある。ホテルダイニング「フジヤ」の開店は午前7時30分からだったので、開店までしばし2階のロビーで休息しながら待った。筆者は開店と同時にレストランに入り、窓際の二人掛け席へと案内された。店内の格子天井、御簾などは昭和5年の建築当時のままである。筆者は、オレンジジュース、サラダ、目玉焼き、ソーセージ、紅茶から成るアメリカンブレックファスト(2970円)を注文した。クロワッサンのお味はパリのル・ムーリスの方が勝っていたが、サニーサイドアップの目玉焼きとソーセージは富士屋の方が美味かった。最後の紅茶に、富士屋特製のストロベリージャムを混ぜて飲んだ。祝日とあってか、店内をスマホでカシャリカシャリと撮り捲るおばさん達で賑わう富士屋ホテルのダイニングであった。

駐車場に停めたi8

ダイニングルーム「フジヤ」

ホテル本館のこの部分にジュニアスイートルームがある。ニコンD810はローパスフイルターレスなので、明るい環境下だと、どうしても白色が青みがかった色に写ってしまう。この現象はホワイトバランスを調整しても改善されなかった。猶、「この解釈は誤っている」などと言うような訂正コメントは不要なので、写真撮影にお詳しいプロの写真家さんに於かれては、当ブログの戯言などは無視して頂きたい。

二階のテラス

ダイニングの入り口

ロビー

マジックルーム

その内部

ソファーはこんな感じ

で落ち着いた雰囲気

富士屋のマスコットキャラクター

フロント

テラスの内部

階段手摺部分の龍の彫刻

一階から見た階段

花御殿

このテーブルに着席した

格子天井と御簾

塩胡椒

店内の様子は

こんな感じで

昭和のレトロな雰囲気がふんぷんとしている

ジャムとバター

サラダ

オレンジジュース

前回訪問時はこのテーブルに座った

クロワッサン

目玉焼きとソーセージ

富士屋のロゴ入りテイーカップ

紅葉にはちと早かった


i8の維持費     投稿者:佐渡の翼

2016年09月14日 05時40分33秒 | BMWi8クーペ購入記(2015年5月31日納車)

i8の電池寿命は平均7年で、その交換費用は約700万円で、国産の普通乗用車が二台買える値段である。従って、最低でも毎年100万の維持費はかかる。普通の人ならば、それを聞いただけで目の玉が飛び出るだろう。無論、放射線技師や年金生活者などがこの車を維持するのは不可能である。

以下にそれ以外の維持費の細目を列挙してみる

1)年間の駐車料金:14000X12=168,000円
2)年間のガゾリン代:1000X12=12,000円。
i8が、一回の満充電で走行出来る距離は、走行方法やエアコン使用の有無などに左右されるが、おおむね、30km程度である。筆者は週に二回しか車には乗らないが、いずれも往復30km以内の場所である。羽田空港と自宅の往復距離は60km程度だが、遠出と言えばそのくらいであり、2016年7月17日の燃費計は27km/lを示していた。

2016年7月17日に函館へ旅行した際に、自宅出発時に撮影したi8の運転席液晶画面。左端が燃費計を示している。


3)自動車保険料:200,000円
4)車体とホイールのコーテイング料:年二回で80,000円
5)自動車税:0円
6)車両修理代は購入から5年間は無料
7)充電カード代:2700X12=32,400円
8)充電のための電気は会社の駐車場に設置した充電ボックスから得ているため、電気代は無料

車検費用は別途として計算すると、年間の維持費の合計額は、1,492,400円になる。ガソリン車時代の年間維持費は修理代を含め100万程度だったので、i8は、いくら自動車税が無税でガソリン代が小額で済むとは言え、維持費はガソリン車よりも高額である。もっともプリウスPHVの電池寿命はi8とほぼ同じでその交換費用は60万程度とi8の十分の一なので、i8との比較はできない。これからi8を購入しようとお考えの読者の参考になれば幸いである。猶。プリウスのPHVが売れない理由は、現在の原油安と、外観のデザインがプリウスのHVとさほど変わらないのに高価格だからである。年内にも発売が予定されている新型のプリウスPHVは、かなり近未来的なデザインとなっているので、販売増が期待出来るかもしれない。

酢飯の上に炙り鮪を乗せた弁当


鮨正(東京東銀座)    投稿者:佐渡の翼

2016年09月13日 05時47分47秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

人間と言うものは、自分が認めたくないものを見ると、それを否定し攻撃したくなる。貧乏人が金持ちの羽振りのいい金満自慢行為を見た時の心理がそれである。それを心の中で思う分にはいいが、あからさまにその事を口に出すと誹謗中傷になる。「掲示板に、匿名者が匿名ブログを中傷する内容を書き込んでも書き込み者は特定されない」と信じ込んでいる輩は、「その行為は誹謗中傷には当たらないだろう」などと抜かして、気軽に掲示板に中傷文を書き込み、中傷を書き込む事でストレスを発散させている。例え匿名者であっても人間の心は持っている。彼らはそうした人の心を傷付けても平気でいられる、罰当たりの心無き不道徳輩であり、こういう連中が佐渡島内を跋扈しているのだから、佐渡ほど低俗で低レベルな島はない。佐渡の全てがそうだとは言わないが、貧しい人が多く住む島では自然にそうなってしまうのだろう。佐渡なら新築の家一軒が買えるのと同価格のi8などと言うスーパーカーを乗り回し、飛行機はファーストクラス、宿泊するホテルは国内外共スイートルーム、新幹線はグランクラスかグリーン車で船は特等、特定の恋人がいる上に女性にもてて、毎週のように都心の高級ホテルでランチを楽しむ、とくれば、ねたみそねみやっかみ羨望から、佐渡の翼のブログ主を中傷したい衝動は抑え難い。だが、節度ある常識人ならば、その衝動に歯止めをかけられるのだが、貧乏に疲れ、精神的に病んだ人々にはその欲求は抑え難く、かくして金持ち自慢だらけのブログ「佐渡の翼」は未来永劫、貧乏人からの中傷の標的になる。中傷中毒の精神病患者が死に絶えるか、彼らの中の誰かが阿賀野市民病院の正常業務を妨害したとして、「偽計業務妨害罪」で新潟県警から立件逮捕されるまでは。。。

犯人と言う者は犯罪現場に戻る習性がある。「偽計業務妨害罪」で立件逮捕の危機に晒されている二人の主犯格は、捜査の進展状況に関する手掛かりはないかと、毎日このブログを覗きに来ている。彼らは、「佐渡市雑談」への書き込みが犯罪事案になるのかどうかを阿賀野市民病院や新潟県警に問い合わせる訳にはいかず、佐渡の翼が、繰り返し逮捕の恐怖を煽るのを見ながら生きた心地がしないであろう。旧水原郷病院(現阿賀野市民病院)に勤務していた放射線技師の個人情報を漏らし、「その人が佐渡の翼の正体だ」と、根拠なき嘘の情報を書き込んだ者はそれ相応の社会的制裁と刑罰を受けねばならぬ。阿賀野市民病院の患者からの病院への問い合わせが増えていけば、犯人は間もなく逮捕されるだろう、さすれば犯人の実名も犯行動機の一端も世に明らかとなる。

ANAマイレージクラブのHPに、ダブルグルメマイルが獲得出来るお店の一覧が掲載されていたが、その中から銀座の鮨正に目が留まり、筆者は2015年11月1日にこのお店を訪ねてみた。お店は、地下鉄東銀座駅のすぐ近くで歌舞伎座の目の前のビルの地下にある。お店の右隣は「マザーリーフ」と言うワッフル屋さんになっている。筆者は、午前11時30分の開店と同時にお店にお邪魔した。、店内には10席ほどのカウンター席があり、奥に個室やテーブル席があった。先客は皆無で筆者が一番乗りだ。仲居さんからカウンターの真ん中に座るようにと促された。つけ場には大将と二番手板さんがいた。最初に野菜の炊き合わせなどの小鉢と香の物、生姜が出て来た。大将はネタ箱からネタを取り出し、筆者の食べるスピードに合わせて黙々と握って行く。まるで高速寿司屋の数寄屋橋次郎のようである。寿司ネタは出て来た順番に、大間の鮪、稲取産金目鯛、宮城の鯖、北海道産黒北寄貝、車海老、甘海老、穴子、鮪のすき身(トップ画像)、雲丹、いくら、卵焼きの全11貫。これに海老味噌汁とデザートの胡桃羊羹が付いてたったの3900円!このお店の酢飯にはどんなネタにも合うようにと赤酢を使用していたし、全てのネタには、煮切りを塗るか塩をかけてあるので、醤油は不要だった。あがりも二回取り替えてくれたし、サービスも満点で、これでダブルグルメマイルが貰えるのだから言う事なしの東銀座の鮨正さんだった。

繰り返すが、筆者はプロの写真家ではない。従って、事実を正確に伝えるために。トリミングをし過ぎでピン甘になった写真などを何枚も掲載している。画像に不満があれば、ご自身でそのお店を訪ね、ご自身で綺麗な写真を撮影して頂ければと思う。

歌舞伎座

お店の入り口

隣はワッフル屋さん

カウンター席

ネタ箱

店内の様子

つけ場の大将

小鉢

香の物

生姜



金目鯛



海老味噌汁

北寄貝

車海老

甘海老

穴子

鮪すき身

最後の三貫

雲丹

いくら

卵焼き

デザート


リッツ・ロンドンホテルの居間その2    投稿者:佐渡の翼

2016年09月12日 04時34分00秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

室内の照明を灯してから改めてお部屋を撮影し直してみた。筆者の宿泊したスイートルームは窓がグリーンパークに面しており、非常に静かである。スイートルームと言うのはどのホテルでも眺望の良い静かな位置に設定されている。この部屋の中にいると、まるで中世の貴族の館の中にいるような錯覚に陥る。さすがのプレミアムなツアーでもこの種の部屋に宿泊するプランなどはあるまい。もう少しゆっくり寛いでから出かけたかったが、ぼやぼやしていると日没が迫って来る。筆者は午後5時31分頃に部屋を出た。

シャンデリアが映える

少し手前に引いて撮影

居間全体をもう一度撮影

暖炉とテレビ

テレビと椅子

ソファーの前のランプがいい感じ

花束は勿論本物

ルームキー

地下鉄のグリーンパーク駅

グリーンパーク


リッツ・ロンドンホテルのバスルーム    投稿者:佐渡の翼

2016年09月11日 04時39分32秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

バスルームは床も壁も総大理石造りで、濡れたままで歩くと足を滑らせかねないほどツルツルに磨き上げられていた。シャワーブースは、バスルーム入り口の右手にあり、そこのドアには、床から10cmほどの高さまでの空間に隙間があった。シャワーを浴びている最中にそこからシャワーの水滴の飛沫が漏れて床を濡らし、下手をすると、水が室内に漏れ出して綺麗な絨毯を水浸しにする恐れがあったので、シャワーの使用は止めておいた。バスタブにもシャワーが付いていたので、筆者はそれを使用してシャワーを浴びた。2014年のベルリンのアドロンケンピンスキーホテルでの二の舞を避けるために、飛沫が床に飛び散らないよう、シャワーの水勢の調節は慎重に行った。高級ホテルのシャワーと言うものはどこも同じような作りになっているので、その操作の際には非常に神経を使う。何とか床を濡らさずにシャワーを浴び終えたら時刻は午後5時10分を示していた。9月のロンドンの日没時刻は午後8時なので、日没までまだ3時間ほどもある。エコやビジ席の客達は、ホテルに到着すると疲れきり観光などする余裕はなく、夕食もそこそこに就寝するところだが、筆者は、ファーストクラスのお陰で時差ぼけも大して感じずに、観光する体力と気力はまだ十二分に残っていた。

ご覧のように総大理石造り

シャワーブース

洗面台

全体の感じはこう

バスローブ


リッツ・ロンドンホテルのベルボーイ    投稿者:佐渡の翼

2016年09月10日 04時15分18秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

チェックインを済ませてお部屋に入り、室内撮影を終えた頃に、ドアチャイムが鳴った。ドアを開けると外にはベルボーイがいて、スーツケースを室内に運んでくれた。肩の肩章部分に白い手袋を挟み込み、リッツのロゴ柄がプリントされたネクタイを締めている。きりりとした素敵なおにいちゃんだ!大抵の女性なら「うわあ~、何てイケメンなんでしょう」と感嘆の声を上げるところだろう。リッツのスタッフはどの人も良く訓練されており、接客のプロばかりである。そのHospitalityは、ロンドンのホテルの中でも群を抜いており、特に上級客室宿泊者に対するそれにはいささかのぬかりもない。トリップアドバイザーのようなホテルの口コミサイトを読んだら、「身なりの貧相な、リッツには似つかわしくないような客が宿泊した際、ドアマンがあからさまに小馬鹿にしたような態度を取った」と言う趣旨の辛口批評が投稿されていたが、リッツはいくら金があってもその種の客が泊まるべきホテルではない。小汚い格好のバックパッカーがロビーにいたら完全に浮きまくるかドアマンに誰何された後に追い返されるかのいずれかだろう。リッツ・ロンドンは紳士淑女の集まる場所であり、場所柄をわきまえたファッションで行かねばならぬ。筆者は、このイケメンベルボーイに5ポンドのチップを手渡した。リッツロンドンクラスはチップが5~10ポンドの世界なのだ。従って、1000円程度の食事代で済まそうと考える貧乏人が泊まるホテルではないのだよ。


リッツ・ロンドンホテルの居間その1    投稿者:佐渡の翼

2016年09月09日 04時57分32秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

居間は広々としており、シャンデリアが豪華絢爛!家具も超豪華で凄い!暖炉、CDプレーヤー、テレビ、ミニバーなどが完備しており、机の上には日経新聞まで置いてあった。恐らくJTB銀座支店が展開している富裕層向けのプレミアムツアーなどの宿泊場所にもなっているのであろう。2014年の欧州旅行では南イタリアのリゾートホテルのスイートとパリの超高級ホテルのジュニアスイートルームに宿泊したが、この種の本格スイートに泊まるのは初めての経験。こういう物凄いスイートに一回泊まってしまうと、一泊5万円未満の安宿には二度と泊まれなくなる。一般の人々がツアーでヨーロッパに旅行した時に泊まる宿の宿泊代の平均相場はどんなに高くても3万円が限度である事に鑑みれば、何とも贅沢な話ではある。この部屋にいると、まるで英国の王侯貴族の館に招かれたような錯覚に陥る。

豪華なソファー

窓際のテーブルと椅子


とにかく部屋には椅子がいっぱい置いてある

デスク

暖炉

大型液晶画面のテレビ

机の上には日経新聞が置いてあった


リッツ・ロンドンホテルの高級スリッパとチョコ    投稿者:佐渡の翼

2016年09月08日 04時41分07秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

リッツ・ロンドンのスイートルーム備え付けのアメニテイーのうち、お持ち帰り可能なアイテムの一つがこのスリッパである。青色のスリッパが用意されていたが、クローゼットの中を見たら、白のスリッパが用意されてあったので、これをシューバッグに詰め込んで彼女のお土産用に持ち帰った。このスリッパは、使い捨てであるが、使い捨てにするのは勿体ないくらいの高級感がある。いつだったか、さる百貨店でロンドンフェアーなる催しがあり、そこにこれと同じスリッパが5000円で売られていたのを思い出した。室料が24万円ともなると、たかがスリッパでもそのような値付けになるのである。24万と言う金額は、羽田・ロンドン往復のエコ席の団体割引価格とほぼ同じである。リッツのスイートルームなどは一般佐渡島民の手の届く部屋ではない。せいぜい、写真を見て宿泊した気分に浸るのが関の山である。

筆者は、このスリッパと山高帽子を模った可愛い入れ物に入ったチョコを彼女へのお土産用に持ち帰った。

こちらが部屋の中に置いてあったスリッパ

シューバッグはシルク製で実に高級な代物!

ANA211便のCPさんに、この文言で彼女にメッセージを書くようにと依頼したら喜んで書いてくれた。そこまでやるのがファーストクラスなのだよ!

このチョコが可愛い!


筆者に取ってのSFC(Super Flyer’s Card)取得のメリット     投稿者:佐渡の翼

2016年09月07日 05時17分24秒 | ANAプラチナプレミアムカードとマイル

SFC(Super Flyer’s Card)とは、ANAマイレージクラブの優遇会員制度の一つで、年間獲得プレミアムポイントが50,000ポイント以上(プラチナステータスと同じ)になった時に初めてその申請資格が得られる。プレミアムポイントの詳細についてはこのサイトをご覧頂くとして、飛行機に乗らないと獲得出来ないプレミアムポイント(PP)を年間50,000ポイントも貯められる人は、仕事で頻繁に飛行機に乗る機会がある人やよほどの飛行機好きオタクくらいである。一旦このSFC会員の資格を獲得すると、毎年年会費を納めさえすれば頻繁に飛行機に乗らなくとも、以下のような特典を享受出来る。

1.搭乗時に貰えるマイル数が50%増しになる
2.国内線の空席待ち、座席指定が平会員より優先
3.国内線では優先チェックインカウンターが使えるし、国際線ではビジネスクラス専用カウンターでのチェックインが可能
4.手荷物に優先タグが付けられ、バゲージターンテーブルに最初に出てくる
5.手荷物許容量が増える
6.国際線の搭乗24時間前のオンラインチェクイン時に、プレミアムエコノミー席に空きがある場合は、追加料金なしでプレエコにアップグレードが可能
7.ダイヤモンド会員に続いての優先搭乗
8.羽田空港駐車場優先予約
9.エコノミークラス搭乗時でも同行者1名を含めてANAラウンジが利用できる
10.スターアライアンス加盟航空会社便のエコノミークラス搭乗時でも各社のゴールドラウンジが利用できる
11.毎年末に手帳とカレンダーがプレゼントされる
12.国際線特典航空券の優先枠があるため、それが取りやすくなる

年間50,000PPを貯めるとプラチナ会員の資格が得られ、同時にSFCカードの入会申請が行える。年間50,000PPを貯めるためには、羽田・沖縄間をプレミアムクラスの正規料金で8往復すればいい。飛行機代の総額は約80万ほどである。年会費を支払うだけで、一生涯、プラチナ会員相当の待遇が受けられるSFC会員の魅力は絶大らしく、あの手この手で出来るだけ安く50,000PPを獲得する方法がウエブ上に開陳され、その種の情報が溢れ返っている。中には一円もコストをかけずにSFC会員になる裏技まで披露されている。そしてSFC会員の資格を獲得するためにだけ飛行機の搭乗を繰り返す事(日本各地から沖縄往復が最も効率的)をSFC修行などと称している。

上記のうち6,8,9,10,11,12を除く特典は、ANAVISAプラチナプレミアムカードを所有し、かつ常時プレミアムクラスとビジネスクラスに搭乗し、ブロンズステータスを維持すれば受けられる特典ばかりである。ビジネスクラス以上にしか搭乗しない筆者に取っては6番の特典は不要だし、羽田空港の個室駐車場しか利用しない筆者には8番も不要である。筆者の同行者は常にプレミアムクラスの座席を確保しているので9番の特典も不要である。更に、筆者はPriority Passを持っているので10番の必要性も少ない。11番はどうでもいいような特典である。

結局筆者に取ってメリットになり得る特典は、12番だけである。SFC会員を維持していれば、毎年6月のANA便の欧州往復ファーストクラスの座席はデフォルトで必ず確保出来るシステムになっているため、12番の特典は必須である。

2016年末にはプラチナステータスに到達予定のため、来年はSFC会員資格を取得し、ANAVISAプラチナプレミアムスーパーフライヤーズカードに切り替える予定である。


リッツ・ロンドンホテルの寝室    投稿者:佐渡の翼

2016年09月06日 04時34分47秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

筆者が宿泊したリッツのスイートルームは、ドアを開けると右手に寝室の入口があり、左手に居間の入り口がある。つまり、両室間を移動するには一旦部屋の外に出てから入り直さねばならない構造になっていた。筆者の住むマンションの間取りも似たような構造なので、まるで自分の家にいるような安らぎを覚えた。居間と寝室は同サイズなので、ほんとに広々としている。寝室にまでテレビがあるし、まるでダブルベッドルーム二室を一人で占拠しているかのようだ。ここまで広いと少々持て余し気味になると思うかもしれないが、それは貧乏人の発想である。筆者はこれでも狭いくらいに感じているのだから。

ま、佐渡の貧乏人にはこの部屋の凄さは写真を見ただけでは実感出来まい。百聞は一見にしかずである。相も変わらず当ブログを中傷している読者に於かれては、まずリッツホテルのスイートルームに宿泊してからその種の行為に及んで頂きたいと思う。さすれば「リッツのスイートはださい」などとは口が裂けても言えまいし、言ったところで誰も同調しはしない。一人寂しく引き下がり、貧乏の悲哀をかみしめるのが関の山だろう。

所詮、佐渡の貧乏人が掲示板で虚勢を張ったところで金持ちの翼君には敵いっこない。それは分かっているのだが、これでもかと言うくらい鼻持ちならない金持ち自慢を見せつけられると、ついついブログの粗探しをしてはそれをあげつらい、羨望中傷に走るのが貧乏人の悲しいさがである。

ベッド

暖炉

エアコンがあり、ドアの向こうは収納棚になっている

鏡張りのドアの向こうにクローゼットがある

ベッドの脇には青いスリッパが置いてあった

電話、メモ帳、お水

右側の椅子

筆者には不要な三面鏡

左側の椅子

ベッドサイドランプ



暖炉


ベッドの前にはスーツケース置き場がある

喜多山の牛タン弁当


ロンドンのランドマークたるリッツ・ロンドンホテル!    投稿者:佐渡の翼

2016年09月05日 04時49分47秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

女性スタッフは2階にある121号室のスイートルームへと筆者を案内してくれた。居間には、ウエルカムシャンパン、フルーツ、チョコレート、簡単なスナック、お茶、和菓子、花束などがセットされていた。これだけでも感激物だが、更に部屋の内装のゴージャスさには目を奪われた。

1906年以来、他のホテルの評価基準であり続けてきた、ロンドンを最も象徴するホテルThe Ritz London。メイフェア、パークレーンやナイツブリッジといった都市中心部に位置するこの5つ星高級ホテルは、ロンドンのランドマークそのものと言える。The Ritz Londonは100年以上に渡り、王室メンバーや王侯貴族、政府首脳、その他多くの旅慣れたゲストの方々に選ばれ続けている、ロンドンで最も有名なホテルの一つである。5つ星ホテルRitz Londonの136室のゲストルームとスイートには、全室個別の装飾がなされている。室内には、オリジナルのルイ16世スタイルと調和した高級感溢れるファブリックと24金の金箔が贅沢に施され、また美しく復元されたアンティーク家具がしつらえられている。

宿泊者は、ホテル館内のすべてのエリアでのWi-Fi 接続や、24時間オープンのThe Ritz Clubを無料で利用出来る。The Ritz Londonのシグネチャースイートの宿泊客は、Ritz仕様の高級ロールスロイス・ファントムによる空港への片道送迎サービスに加え、24時間体制でお客様のすべてのご要望に対応するRitzバトラーサービスを利用出来る。

ピカデリーの中心に広がるロイヤルグリーンパーク脇にそびえ立つThe Ritz Londonは名高いロンドンのアイコンであり、地下鉄やバス、あるいは車で簡単に行ける。最寄りの地下鉄駅はグリーンパーク駅とピカデリーサーカス駅で、最寄りのバス停留所からは他の交通網への接続が可能だ。 The Ritz Londonホテルのタクシー乗り場からタクシーを利用すると、移動時間を短縮することができる。また、ロンドンの中心部に所在するため、ホテル周辺でいつでもロンドンのタクシーを呼び止めることができる。道路や電車の交通の便が良いため、ロンドン・ヒースロー空港、ガトウィック空港やシティ空港からThe Ritz Londonまで、タクシー、バス、電車を利用して到達出来る。

以上はリッツ・ロンドンの公式HPからの引用改変文だが、そうだなあ~、日本で言えば帝國ホテルかホテルオークラのような格式高い超高級名門ホテルであり、日本人の富裕層なら一度は泊まってみたくなるホテルだ。だが、佐渡の庶民には絶対に宿泊不可能な高ビーホテルでもある。宿泊最低料金が8万と聞けば、「安宿ならロンドンで7泊出来る金額じゃないか」とつい計算してしまうからだ。ま、佐渡の一般島民に取っては夢のまた夢のホテルなのだ。

リビングルーム

見事なシャンデリア

暖炉とライティングデスク

椅子やカーペットがゴージャス!

大型液晶画面のテレビ



リッツ・ロンドンホテルのチェックイン    投稿者:佐渡の翼

2016年09月04日 05時47分40秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

リッツの正面玄関はピカデリー通りではなく、アーリントン通りに面している。ピカデリー通り側にはリッツクラブなどのレストラン入口がある。玄関にタクシーが横付けされると素早くベルボーイが近づいて来て荷物をピックアップした。スイートの予約がある旨を告げ、ゆっくりとフロントへ向かった。フロントにはスペイン系の美女が待機しており、筆者は予約確認書を示した上で、「Advance payment of room charge was already completed, Is that right?」と告げたら、彼女は「Yes, certainly」と答えた。これがいい加減な安宿だと、宿泊費の前払いをさせた上で更に現地で宿泊代を請求する二重請求をしてくる場合もあるので、交渉英語力がないと太刀打ちできない。リッツクラスのホテルともなればそのような心配は無用なのだが、念のため確認をしておいた

過去筆者は、とあるブログに、「リッツではスイートルームに宿泊する客に対し、ロンドンヒースローとホテル間の送迎や近くの駅までの送迎をホテル所有の車で行うサービスがある」と書かれていたのを思い出し、受付嬢に「明日パデイントン駅まで送ってもらえまいか?無料だと聞いたが」と尋ねてみた。すると「お客様、ホテルの車のプライベートユースは有料でございます。お客様が申しましたようなサービスは、スイートに連泊するお客様もしくはもう少しグレードの高いスイート(シグニチュアスイートなど)に宿泊のお客様に限られております」と答えた。つまりだな、最低宿泊料金が8万円と言う格式高きリッツに於いては、一泊24万のスイートルームなどはごく普通の部屋で安い部類に入るとでも言いたげな表情だったのだ。リッツには、ホテルのレストランに入る際は男性はジャケット着用と言う厳しいドレスコードがあるし、短パンにビーサンなどと言うちゃらちゃらした格好の客は皆無のホテルである。ロビー部分はパリのル・ムーリスやパークハイアットパリヴァンドームのように狭いが、奥行きがあり、その分部屋の広さが尋常ではない。ロンドンやパリの超高級ホテルはどこも同じような造りである。


リッツ・ロンドンホテルに到着     投稿者:佐渡の翼

2016年09月03日 03時52分38秒 | ロンドン・バルセロナ・パリ豪華旅行2015

空港からタクシーで52分、筆者はロンドンでは最高級に位置付けられる老舗ホテル「リッツ・ロンドン」に到着した。到着は2015年9月20日の、現地時間午後4時50分であった。タクシー料金は72GBPだったが、筆者はチップ8GBPを含め80GBP(1ポンド200円換算で16,000円)を運転手さんに支払った。ちなみに、ロンドンヒースローからは15分間隔でパデイントン駅へ向かうヒースローエキスプレスと言う電車が運行されており、所要時間は15分で料金は21.50GBPである。パデイントンからリッツホテルまではタクシーで10分ほどで料金はチップ込みで15GBP。電車の乗り降りやタクシーへの乗り換えなどの手間を厭わなければ、小一時間ほどでリッツに辿り着けるし、料金も約37GBPと全行程をタクシーにした場合の半額程度で済む。従って、一般の旅行者に対しては、ヒースローエキスプレスとタクシー併用でのホテル到達をお勧めしたい。

さて、このリッツホテルのスイートルームは宿泊日の10ヶ月前にブッキングドットコム経由で予約した。予約時の一泊の値段は1205.53£(日本円で約239,596円)であり、宿泊時に現地で清算の約束だった。ところが、どうした手違いか分からぬが、リッツ側は、宿泊日の丁度3ヶ月前の2015年6月21日に代金のクレジット引き落としを行った。筆者は直ちに約束が違うとブッキングドットコム側にクレームを付けた、すると予約サイトの担当者は「リッツに連絡して返金させますが、処理が遅れる可能性もございますのでただちにカード会社にご連絡頂き、口座引き落とし凍結の処置を行って下さい」と言った。筆者はすぐさまANAVISAプラチナプレミアムカードデスクへ電話をし、事情を話した。すると、海外信販担当者は「既に代金はリッツ側に入っておりますので、返金は不可能でございます。従いまして、代金のクレジット引き落とし時期をお客様のご宿泊後の11月に延期させて頂きます」と言い、早速6月のクレジット引き落とし分を削除してくれた。さすがはANAVISAプラチナプレミアムカードである、対応が実に素早かったが、これは年会費86,400円の威力の賜物である。

2015年9月16日から同年10月15日までのカード利用明細書の一部、黒線で囲った部分がリッツ・ロンドンホテルの宿泊料。



ニューヨークグリル(パークハイアット東京)   投稿者:佐渡の翼

2016年09月02日 04時55分01秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

いつもファーストクラスに乗る人は、得々と搭乗記をブログで開陳したりなどはしない。その種の行為に及ぶのは、念願かなって無料特典航空券でファーストクラスに乗れたマイラーさん達である。彼らにとってのファーストクラスは、一生に一度、人生最初にして最後なのだ。だから、微に入り細に入り、機内の様子をレポートしたがる。無理もない、彼らは以後二度とファーストクラスに乗ることはないからだ。同様にファーストクラス体験記をブログにアップする筆者はその種の人々とは違う。何せ筆者は、2015年から2020年まで6年連続でファーストクラスに搭乗して欧州を往復する予定だからだ。「ファーストクラスなどは乗り飽きた」、一度でいいからこんな台詞を吐いてみたいであろう、中傷を生き甲斐とする哀れな佐渡の貧乏人どもよ。

2015年の10月下旬は二週間に渡り晴天が続いた。佐渡最大規模を誇る相川祭りも好天に恵まれ滞りなく行われたようで慶賀の至りである。筆者は2015年10月25日、予約サイトのオンラインテーブルで予約した後、パークハイアット東京の52階にあるアメリカングリルレストラン「ニューヨークグリル」を久し振りに訪ねた。このお店は、予約なしで行くと長時間待たされたり、込み具合に寄っては入店を断られたりするのでなかなか敷居が高い。

昼のメニューは、ホリデーブランチ(7452円)一種類のみで、その中身は前菜とデザートをバフェから好きなだけ選び、メインを幾つかあるメニューの中から選ぶ方式である。グリルメニューは全て奥のオープンキッチンで焼き上げてくれる。

午前11時30分少し前にお店に到着し、待ち構えた女性スタッフに名前を告げると、waiting seat に座って待つようにと指示された。waiting seatの一画には既に何人かの先客達がいた。ほどなくして開店時刻になると、ウエイター氏が呼びに来た。そして一番奥の窓際ではない席へと案内された。ホリデーブランチにはスパークリングワインが付属していたが、車なのでオレンジジュースに交換してもらった。メインに、「烏賊墨タリオリーニパスタ、サフランソース いくら、海老のソテー、ズッキーニ」を選んだ後、筆者は即座に前菜とデザートが置かれたテーブルへ向かった。まだ誰も来ていない!手早くそれらを撮影した後、食べたい品を個別に写真に撮った。そして自席へ取って返し、カメラを置いた後に再びバフェテーブルへ戻ったがやはり筆者が一番乗りだ。椎茸、トマト、玉ねぎ、海老、生ハム、鴨のローストをチョイスした後席に付いた。食べ始めると、筆者よりも先に来て待っていた客達がようやくバフェテーブルへ向かった。このレストランの客層はガツガツしてはいないが、皆さん、前菜は最低二皿食べている。筆者は素早く前菜を食べた後、メイン料理を出すように依頼した。烏賊墨を練り込んだ細長いパスタにサフラン風味のオリーブオイルベースのソースが絡んで非常に美味しい!瞬く間にメインを平らげ、ブレッドも一切れ齧った。最後のデザートには、アーモンドのバウムクーヘン、チョコブラウニーケーキ、ベリーを乗せたシナモン風味のパウンドケーキ、キャラメル味のプチケーキ、マンゴープリンを選んだ。全てがアメリカンな味付け!以前来店した際はもう少しバフェの品数が多かったように記憶しているが、これで充分である。ダージリンの紅茶を飲み干し、サービス料込のお代8569円を支払い、筆者はニューヨークグリルを後にした。

ホテルの高層階のレストランで照度が十分な環境下でニコンD810で撮影すると、白色は全て青みがかった色に写ってしまう。ホワイトバランスの問題だと思い、それを調節した後に撮影し直してもやはり同様の結果だったのでこれはいかんともしがたい。

店内の様子

ピアノの前の席に座って待つよう指示された

テーブルセッテイング

メニュー

前菜その1

前菜その2

デザートその1

デザートその2

前菜その3

マーブルチョコ

ブラウニーケーキ

パウンドケーキ

バウムクーヘン

椎茸

玉葱

トマト

生ハム

海老

ブレッド

前菜

海老に焦点

店内の様子

何かの記念日らしきカップル様の座ったお席

オレンジジュースをお願いした

椅子は革張りだがところどころ傷が付いていた

メインのパスタ

海老に焦点

紅茶

デザートの全景

キャラメル味のケーキ

デザート時の店内の様子

ここはニューヨークではありません

ホテルのロゴ入りお砂糖


島ガールプレミアム企画(虚構新聞が現実新聞となりました)    投稿者:佐渡の翼

2016年09月01日 05時19分18秒 | 佐渡観光に関するアイデア

佐渡汽船は、2016年8月9日、東海汽船とのコラボプレミアム企画として、「島ガールプレミアム企画」と言う旅行商品の販売を開始した。9月22日新潟港出発の二泊三日の女性限定の佐渡旅行企画である。全食事付きで、宿泊は佐渡八幡館の貴賓室で、最終日の両津から新潟までの移動にはときわ丸のスイートルームを利用すると言う豪華旅行で、費用は39,800円である。詳しい旅程についてはこのジェットフォイルのプレミアムクラスと「ときわ丸」の特等で行く豪華佐渡ツアーのご案内」と言う虚構新聞を下敷きにして企画した内容だった。その旅程を読めば読むほど実に上手く虚構新聞のアイデアをパクってある。当ブログでは、「佐渡旅行に関するアイデアは自由に採用して頂き、魅力ある旅行商品の開発に役立てて欲しい」と公言しているので、佐渡汽船や東海汽船さんのお役に立てたのは何よりである。

一日目は新潟港発11時30分のジェットフォイルに乗船し、両津港到着後は佐和田に移動して、ご当地グルメである天然ブリカツ丼を味わう。その後は、妙宣時を見学した後、西三川ゴールドパークで砂金採りを体験し、佐渡八幡館の貴賓室に宿泊。八幡館の貴賓室には12畳の和室が二室と6畳と3畳の和室があるので、最大募集人員である15名までの宿泊が可能なため、その部屋を貸し切りにする模様である。従って、見知らぬ者同士でのプチ贅沢合宿の様相を呈する宿泊となる事を承知の上で申し込みをすべきであろう。お風呂は源泉掛け流しの大浴場で済ませるとしても、朝のトイレや化粧台などは順番待ちになりそうで、海外旅行では、貴賓室クラスの広さのスイートルームを独り占めして宿泊する筆者などは余計な心配をしてしまうが、袖すり合うも多生の縁かもしれない。

二日目は、佐渡金山を見学後、真野の「しまふみ」でランチを楽しみ、その後は小木へ移動してたらい舟体験と宿根木散策。そして八幡館への帰途に真野の尾畑酒造の酒蔵見学が組み込まれている。

三日目は、無名異焼のろくろ体験をした後、佐渡乳業のソフトクリームを齧りながら加茂湖畔の佐渡味いちばでお土産購入。そして両津港発12時40分のときわ丸のスイートルームに乗船し、新潟港へと戻る旅程だ。スイートルーム内では、虚構新聞ではときわ御膳なるお弁当が振舞われる予定になっているが、この企画ではときわ丸バーガーに格下げされている。ただ、スイートルームには最大8名までしか詰め込めないので、募集人員が最大の15名に達した場合は、残りの7名は特等室利用となるであろう。両者の違いは、ソファーが革張りである事と、リビングと寝室の間に仕切りがある事くらいなので。それは大した違いではなく、参加者から「部屋のグレードが違う」と言う文句は多分出るまい。

この企画、既に催行が決定したそうだが、台風の影響などで欠航が相次いだ場合は、帰りの配船がおけさ丸になる可能性がある事を承知しておかねばなるまい。

ところで、この企画は非常に良く出来ているのだが、良く見ると、サイトのパンフレット画面の貴賓室の部分にベッドルームの写真が掲載されている。八幡館のHPでの貴賓室の間取りを見る限り、貴賓室にはベッドルームがない。ベッドルームがあるのは貴賓室よりグレードが低い特別室である。この企画を考えた担当者は、貴賓室と特別室を混同しているように思う。サイトで貴賓室と説明されている部分に対応する画像は八幡館の特別室のベッドルームと思われるので、この画像を八幡館貴賓室の30畳の居間の写真に差し替えた方が良いのではないだろうか?もしそうする時間的な余裕が無ければ、畳の上での就寝になる事を事前に旅行参加者に説明しておくべきであろう。猶、この旅行の申し込み締め切りは9月11日との事です。

今後佐渡汽船は、この企画の売れ具合とアンケート調査での利用者からの反応を見た上で、次年度の企画を練り直すと思う。「二日間連続で、八幡館での夕食を食べるのは飽きた」と言う意見があれば、一泊目は八幡館での食事とし、二日目は泊食分離で、島内の好みの飲食店での夕食を選べるコースを設定したり、二泊三日以外に一泊二日の短期コ-スを設定したり、二泊目をホテル大佐殿の貴賓室や、ホテル吾妻の露天風呂付き最高客室(初音)に設定するなど、旅行者のニーズに合わせた細かい商品設定を行うだろう。いずれにせよ、この旅行商品の肝は、島内の観光コースは定番設定としながらも、移動手段と宿泊をプレミアム設定にして旅の付加価値を高め、消費者への訴求力を強めている点である。従来の佐渡汽船旅行部は、佐渡への旅行企画に際しては、往復の佐渡汽船利用を、片道はジェットフォイルにしても、別の片道は二等設定のままとし、希望者に限り、二等から一等あるいは特等へのアップグレードを受け付けると言う手法に終始して来た。だが、当ブログのアイデアは、片道はジェットフォイルで移動させるのだが、別の片道は多人数での同室利用ならば特等室を割り引き運賃で利用させると言う斬新的な視点だった。この手法が上手くいけば、年中空席で運航しているカーフェリーのスイートルームや観光閑散期の特等室を、プレミアムツアー利用客に限り安価な値段で開放する事により、収益増加に繋げる可能性が高まるだろう。過去のバブル期と違い、昨今の佐渡旅行は安価な団体旅行主体から高付加価値の個人旅行へとシフトしている現状を見逃してはならず、その旅行ニーズに合わせたきめ細かな商品展開が求められている。

旅の最大の楽しみは、風景鑑賞や地元の人々との交流に加え「食べる」である。移動手段と宿泊に加え、食のプレミアム設定も組み込んだ究極の佐渡へのプレミアムツアー商品の開発も進んでいるのかもしれない。


i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

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