いつものように丸井のスタバに行ってココアを注文し、会計時にミッキー財布を取り出したら、おねーさんが「可愛いお財布」と小声で言った。女の子は可愛いグッヅが大好き!筆者は発色の鮮やかな靴やパンツを身に付けるのが大好きだが、そうしたアイテムが似合わない人が筆者の真似をするとこれ以上恥ずかしい者はいないという格好になる。筆者の、コントラストがよく効いた、原色の組み合わせのファッションを見た、職場やセレクトショップの女性達から時々「よくお似合いですね」と言われる。そのファッションが自身に似合うか似合わないかを判別できる人こそが真の洒落者なのさ。
さて、1月中旬のとある日、筆者は愛車を定期点検に出し、銀座の中国料理の老舗「銀座アスター」を再訪する積もりで新橋駅に降り立った。ふと見上げたら新橋第一ホテルが左手に見えたので、フレンチレストランへでも行こうと、ついふらふらっとホテルへと足を向けた。2階にフレンチレストランはあったが、生憎と予約客で満席だったため、止む無くお隣の日本料理「明石」に入ってみた。午前11時半丁度にお店にお邪魔したら先客は皆無で、着物姿の仲居さんが奥まった4人掛けのテーブル席へと案内してくれた。筆者は4500円の散策弁当を注文した。明石と言うネーミングから想像するに、瀬戸内海の魚介類を中心に調理する日本料理屋なのかもしれない。まずは、鮪とカンパチのお造りが運ばれてきた。白身と赤身の味のコントラストが絶妙である。次いで利休の玉地蒸し。海老、百合根、里芋が入っており、表面にはかすかに甘い鼈甲飴のミツがかけられていた。この茶碗蒸しのクオリテイはかなり高かった!これらが終了すると、九枡盛(画像)のプチ会席の玉手箱がご登場!左上から時計回りに、きすの紅白揚げ、胡麻豆腐、玉子焼きと源氏蒲鉾、お浸し、筍の土佐煮、鰊昆布磯煮、菜の花の昆布〆、胡瓜ときくらげの酢の物、そして真ん中が鯛のケンチン焼きである。これに山椒が効いたじゃこ飯と赤だし味噌汁と香の物だ。月曜のmeeting弁当は冷や飯だが、自腹を切ったご飯は温かくこの上なく美味しかった。昼には炭水化物は摂取しない主義だが、この日はその掟を破って完食した。デザートの苺のシャーベットも平らげて、久しぶりに和食のお弁当を堪能した。フレンチレストランが満席で入れずに良かったなと感じた日本料理の「明石」だった。
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