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佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

ヒルトンインペリアルドブロブニクホテル 投稿者:佐渡の翼

2021年10月06日 06時00分41秒 | ザグレブ・ドブロブニク・コトル豪華旅行2017

ヒルトンインペリアルドブロブニクホテルは、ピレ門の近くにあり、エアポートシャトルバスの停留場からも徒歩1分ほどの距離にある。空港からのアクセスが良く、且つ旧市街にも近いので観光するには至便の位置にあるホテルだ。このホテル、元は貴族の館だった建物を改修したそうだが、ドブロブニクでは最高級のホテルである。だが、日本人のツアー客が毎日大量に宿泊するので、朝食レストラン会場に日本人客が大挙して詰めかけるため、げんなりしてしまった。朝食ビュッフェの内容はそれなりに充実していたが、醤油を薄めただけの代物を味噌汁と称して出していたり、細長い外米をご飯として提供するなど、日本食を誤解したような料理も並べられていた。いかに日本人観光客が多いかの証左であろう。

筆者は、一泊のルームチャージが66,215円のバルコニー付きのスイートルームに3泊した。スイートでこの安さなのだから、一般の日本人ツアー客の泊まるツインルームなどは2万前後だろう。スイートルームは2階にあり、部屋番号は127であった。部屋の広さは50平米ほどしかなく、ザグレブのエスプラネードホテルよりは狭いはずなのに、逆に広く感じたのは天井が高いせいであろう。リビングとベッドルームの間は壁で仕切られていたが、壁の両端から行き来が出来る構造になっており、実に機能的で使いやすかった。ホテルそのものは5階建てで、5階にはスイートルームの客を始め上等級の客室宿泊者だけが利用出来るエグゼクテイブルームがあり、ここでは、朝食、昼の飲み物、夜のカクテルとおつまみなどが無料で食べかつ飲み放題であった。筆者は、朝の混雑を避けるために、ハム、サラミ、フルーツ、サラダ、デニッシュなどの朝食をここで食べた後、1階のレストランが空き始める頃に1階に移動して、テラス席で、マッシュルーム、オニオン、トマト入りのオムレツを注文して食べた。夜はエグゼクテイブルームで6時30分からピンチョスやチーズのようなおつまみが提供されるので、これらをつまみにジントニックを飲んで夕食代わりとした。そして毎昼食はレストランで1杯の赤ワインと共に、二日目はシーフードサラダ、三日目はミートソースパスタのキッヅサイズを注文して食べた。昼間は35度を超える猛暑で、その炎天下を10分も歩いて観光していると熱中症で確実に死亡する。そんな酷暑の中、筆者は観光などは朝の涼しいうちに手早く済ませてホテルへ戻り、パラソルの日陰で涼しい風が吹くレストランのテラス席でランチを楽しみ、午後は部屋に籠ってひたすら休息しバカンスを楽しんだ。何も考えず、何もせずに午後のひと時をエアコンの効いたスイートルームで過ごすと言う贅沢は何物にも代えがたい貴重な経験だった。エアコンで体が冷えるとバルコニーに出て、そこから ロヴリイェナツ要塞や旧市街の建物や道行く人々を眺めながら過ごせたのも良かった。

暑さや観光に疲れたらホテルの部屋に戻って休息し、日が陰って来たら又観光に出かける。そんな便利な使い方が出来るホテルなので、邦人観光客らに人気なのであろう。サービスや接客もヒルトンブランドそのままの質の高さを維持しており、文句の付けようのない最高級ホテルであった。飲食代を含めた三泊の総額はたったの224,994円だったのだから、ドブロブニクは有名観光地でありながらホテル代は破格の安さだと言えよう。

バス停前から撮影したホテル全景

居間、テーブルの上にはウエルカムチョコが置かれてあり、あまりの空腹に耐えきれず、これらを全て食べてしまった。

ベッドルーム

スーツケース

部屋番号を記入したタグ



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