佐渡の翼

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エコノミー席で快適に過ごすには     投稿者:佐渡の翼

2012年10月25日 03時13分06秒 | 佐渡の翼の独り言

最近の飛行機のビジネスクラスは、リクライニングはファーストクラス並みの180度フルフラットになる仕様が多く、ゆっくり安眠できるし、航空会社によって多少の違いはあるものの、個室のようなプライベート感覚も味わえる。機内食も和食と洋食から選べ、いずれもフルコースが供される。少人数のため、トイレは行きたい時に使用可能で、ギャレーは即席のバーカウンターにもなる。窓のシェードはエコノミーのように手動で閉めるのではなく、外部が明るくなると電動で、窓ガラスの色が暗くなり、遮光される仕組みになっている(全日空の場合)。映画鑑賞のための液晶モニターもエコノミー席よりは大きめになっている。筆者は米国留学のために米国へ旅立った時は、全日空のビジネスクラスを利用したが、これとエコノミー席の違いは、新幹線の普通席とグリーン席の違い程度でしか無かったから、今では随分と差別化が図られているようである。ロンドンオリンピックの女子サッカー選手のロンドン行きの飛行機はエコノミークラスなのに、男子のそれはビジネス(男子の場合はサッカー協会から補助金が出ている関係上、こうなったらしい)で、差別ではないかとの報道があったが、なでしこジャパンが見事金メダルを獲得すれば帰りの飛行機はファーストクラスかも(実際は銀メダルに終わった)。。昨今では、飛行機の機体もガラリと変わった。高度成長期にはその風を受けて大型ジャンボ機が幅を利かせていたが、現在では省エネタイプのスタイリッシュな中型機が澄んだ秋空に翼を羽ばたかせている。ちなみに飛行機の機体撮影を趣味とする女子を<空美>と言うのだそうだ。

筆者が貧しかった時代は、当然海外旅行はエコノミー席利用であった。エコノミー席は機体後部に設置されており、ビジネスクラスを通過して辿りつく構造の場合、ビジネスクラスの客達の客層を観察しながら、羨望心を抑えつつ、安席へと向かったものだ。筆者はエコノミー席に到着すると、まず最初に空席状況を確認する事にしていた。特にジャンボ機の場合、中央席に3列以上の空席があれば、肘掛を跳ね上げて即席のベッドに早代わりさせられるので、安眠が可能になる。空席への移動のタイミングは、キャビンアテンダントがハッチを閉めた瞬間である。飛行機が滑走路上を移動し始めると、機内での移動は禁止されるため、離陸してシートベルト着用のサインが消えた頃にはいい席は他人に奪われている可能性があるからだ。筆者が、飛行機に搭乗する際の手荷物は、ショルダーバッグ一つであるから身軽に移動が可能だった。エコノミー席ではビジネスクラスと違い、トイレの争奪戦になる。搭乗前の用足しは当然として、搭乗後は、食事のワゴンが動き出す直前にトイレへ行っていくとよい。そうすれば、食後にトイレへ行く人が続出してもそれらが一段落するまで待てるからだ。

時差ぼけ対策としては、筆者は搭乗すると、直ちに腕時計を現地時間に合わせ、その時刻に沿った行動を取るようにしていた。一般的に時差ぼけは、太陽が昇る方向、即ち東から西へ移動する時は軽く、その反対時には強くなる。だから、日本から欧州へ向かう時の時差ぼけは軽く、日本から米国へ向かう時は強く感じられる。現地到着が午後の場合は、フライトの前半は眠り、後半は起きているとよい。そして到着したら、屋外を歩き回り日光を浴びる。これで時差ぼけはかなり解消される。時差ぼけは脳内のホルモン分泌によって引き起こされるので、朝と昼は、魚や肉を摂取し、夜はパンやパスタを食べると時差ぼけは軽くなるそうで、実践してみたが、確かにある程度の効果はあった。画像は、ニュージーランド航空のビジネスクラス席で、出典のURLはhttp://park19.wakwak.com/~firstclass/airlines/newzealand/P91901071.jpgである。



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