佐渡の翼

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上野動物園(東京上野)   投稿者:佐渡の翼

2014年04月06日 02時09分28秒 | 多摩動物公園

キャノンのEOS 1-DXを手に入れた筆者は、その高性能さを試すべく、昨年の10月6日に上野動物園へと向かった。午前中、ブログ記事の執筆や写真撮影などが立て込んでいたため、午前11時頃に自宅を出た。上野動物園は小学生以下は無料なため、午後からは家族連れで混雑するのが予想された。ゆえに、本来ならば午前中の空いている時間帯(午前9時半からオープン)に行きたかったのだが、つい遅くなってしまった。

まずは腹が減っていたので、とあるルミネの中のレストラン街に入ってみた。空腹さえ満たせればどこでもいいやと思い、行列のないお店の中からチェーン店の「洋麺屋五右衛門」を選んだ。洋麺屋五右衛門とは要するにスパゲッティ屋である。筆者は、トマトソース味のボンゴレパスタである、ボンゴレ・ロッソ(1100円)を注文した。味は空腹も手伝い非常に美味しかった。パスタを食べ終えた後、山の手線に乗り上野駅で降りて公園出口に出た。春には花見客でごった返す桜並木通りを歩き、上野動物園の正門前に到達した。ここで入場券(600円)を購入し、園内に入った。入ってすぐの所右手にパンダ舎があり、パンダの写真を撮ろうともみあう人々に向かって係員が「写真を撮り終えた方は立ち止まらずにお歩き下さい」とスピーカーでがなり立てていた。ガラス越に動物の写真を撮ってもあまり画質の高い写真にはならないので、筆者は、パンダの写真を撮ろうと必死の人々を激写してみた。すると、EOS-1DXに安い望遠レンズを装着したお兄ちゃを見つけた。動物園や飛行場では、EOS-1DXに遭遇する頻度が高いと予想はしていたが、早くもである。筆者はそそくさとパンダ舎を立ち去ると、鷲の住む森へと向かった。精悍な目つきをした鷲が止まり木に止まりその翼を休めながらあたりを睥睨していた。筆者は、秒間15コマの超高速連写の銃口を鷲に向けた。銃口に気付いた鷲は左右上下に首を振り、写真がピンボケになるよう邪魔をしたが、そんな姑息な手段はキャノンのEOS-1DXには通用しなかった。見事にこの鷲を綺麗な写真を撮る事で仕留めた筆者は、次々に翼を持つ動物達を射抜いて行った。動物園で檻の中の動物を上手く撮るコツは、その動物が横を向いた瞬間にレンズを構え連写を開始する。すると動物は何事かと警戒しつつ、レンズの方を向くのでその瞬間を捕える。鷲のように俊敏な動物は一瞬で顔をそらしてしまうので、超高速の連写が可能なデジイチ持参でなければ狙い通りの写真は撮れない。ましてや、ピント合わせが遅い、ミラーレスカメラやコンデジでは、よほど運が良くなければ動物の正面写真などは撮れない。中には蛇食い鷲のように檻の前で文字通り右往左往したり、羽をばたつかせたりして写真家達を挑発する鳥も居たが、おおむね、ほとんどの鳥達は客の前では従順であった。ライオンや虎などの獰猛な動物達はガラス越にしか見られないし、熊さんは昼寝をしたり、餌を食べるのに夢中で、なかなか素顔を見せてくれない。そんな中、サービス精神が旺盛だったのは象さんだ。こちらに向かって来る愛嬌ぶりで迫力がある写真を撮らせてくれた。一通り東園を見た後、徒歩で西園に移り、牛、カンガルー、シマウマ、麒麟、カバ、サイなどを見学した。カバさんは、身長の二倍ほどの長さしかない狭いプールに閉じ込められていたので、ストレスに晒されていやしないかと心配になった。ピンク色のフラミンゴの集団を見学し終えるとほぼ終了で、筆者は池の端門から園外へ出た。

動物園を出た後、上野松坂屋の喫茶室で休憩し、再び山手線と中央線を乗り継いで、御茶ノ水駅で降りた。聖橋口にニコライ堂と言うのがあり、そこのライトアップが昨日から開始されているとの報道があったので、午後5時半頃にニコライ堂に到着したが、ライトアップはまだ始まってはいなかった。ニコライ堂の前に写真撮影を待ちわびる写真愛好家達が何人かたむろしていたので、彼らにライトアップの開始時間を尋ねたら、「日没後だそうですから、間もなくでしょう」と答えた。日大の理学部、医歯学部などがある駿河台方面をぶらついてから戻ってみるとライトアップが開始されていた。短時間で照明の色が、グリーン→紫→ピンクと変化し、まるで万華鏡のような美しさであった。ISO感度を最大限である52100にまで引き上げて撮影するなどしてそのポテンシャルをとことん試し捲くった後、筆者は帰路に付いた。

スパゲッテイ・ボンゴレ・ロッソ



上野公園へと至る階段の所で商売している似顔絵屋さん



上野公園の桜並木通りにはこんな浮世絵があった



跪いて東照宮を撮影するお二人さんを激写



上野動物園に至る道路の途中にあるトーテムポール



パンダ



パンダを撮影するEOS-1DXお兄ちゃんを激写



へび食い鷲、動きが激しい鳥のため柵ボケには失敗した



飛べない鳥「エミュ」



カバ



シマウマ



オオアリクイ



動物撮影者を激写



御茶ノ水駅前のコンサートの模様、真ん中の綺麗なおねーさんに1点AFを合わせて撮影した。おねーさんの顔だけくっきり撮れて他の皆さんの顔はボケ気味に写っているでしょ。



コンサート会場前で子供と握手する可愛い着ぐるみ



ライトアップされたニコライ堂を撮影する人々



この日はハロウイン近しでした



ニコライ堂



別の色でライトアップされたニコライ堂



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