佐渡の翼

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ワルシャワ空港でわざと白タクに乗ってやった    投稿者:佐渡の翼

2020年08月22日 06時00分41秒 | プラハ・ワルシャ・ウイーン豪華旅行2016

バゲージホールには午後2時22分に到着した。そしてその8分後に筆者の荷物が出てきた。それをピックアップした後、タクシー乗り場へと向かった。するとで出口の所に「最近、無許可のタクシードライバーが空港内に増えているのでお気を付け下さい」みたいな内容を記載した警告掲示板があった。ワルシャワには白タクが多いと聞いていたので、多分白タクが待ち構えているだろうなと思いつつ外に出たら、案の定タクシー乗り場へと通じる通路の直前にそこを塞ぐ形で二人の運転手がいた。二人共ご丁寧に偽造したIDカードをぶら下げている。彼らはそれを示す事により、営業許可済みの運転手を装い、客を騙して白タクに似せると言う手口だった。筆者は一発で白タクだと見抜いた。2年前にもパリのシャルルドゴール空港で白タクに乗車した経験があり、白タクは高いが安全運転である事を知っていたし、たとえ正規の二倍の料金をふんだくられても、そもそもポーランドの物価は日本の半額なので、日本の感覚からすれば正規料金である。筆者は騙されてやる事にした。その運転手は、「Airport service」と書かれた偽の許可証を示しながら、「私は営業許可証を持ったタクシー運転手です」と、抜け抜けと言った。一般の観光客ならば、正規のタクシー乗り場前に待機し、なおかつ許可証までぶら下げていれば騙されて当然であろう。だが、筆者は、それがもぐりの業者である事を百も承知の上で白タクに乗る事にした。運転手は筆者のスーツケースを引きずりながら、タクシー乗り場から数メートル離れた場所に停車させたベンツへと向かった。ベンツの屋根にはタクシーを示す標識などは無かったので、一般の人ならばこの段階で騙された事に気付くであろう。だが、ここで乗車を拒否すれば何をされるか分かったものではないので、皆さんボラレルのを承知の上で渋々乗車に応じるであろう。

ワルシャワで最上級とされるホテルブリストルまでは25分かかり、料金は200ズオテイ(5400円)であった。正規のタクシーならば40ズオテイ(1080円)であり、5倍の金額をふんだくられた計算だが、日本ならば妥当な料金である。手の込んだ無許可タクシーが跋扈するのがワルシャワ空港である。ワルシャでは白タクに気を付けろと言われても、あそこまで芸が細かいと騙されない方がおかしいし、騙されたと分かった後に断るのも相当勇気がいる。一番いいのは金持ち喧嘩せずで、素直に騙されて白タクでホテルまで運んでもらう事である。

バゲージホールへの入り口


バゲージホール

OS623便の荷物レーンが1Aである事を確認

1番レーン

ウイーン発のOS623便を確認

1A

1A

荷物が出て来た

これが筆者の荷物

税関を通過した



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