佐渡の翼

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新宿のガンボ&オイスターバーの牡蠣飯     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月12日 07時09分52秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
このお店の牡蠣フライは、マクドナルドの店員がフライドポテトを揚げるのと同じ要領で揚げられていた。ベーコンを焼いていた黒帽子の見習い風のあんちゃんが、おやじから「そのベーコンをひっくり返して!バッテンを作る要領でな」と指図されていた。表側はよく焼けていたが、裏側は生焼けのままのベーコンがプレートの上に乗せられ、客の元へと運ばれていった。

注文後25分ほどで牡蠣飯が出来上がった。岩海苔と少量のオリーブオイルを混ぜてからパエリア風に炊き上げた洋風牡蠣飯であった。運んできたウエイトレス嬢が、「最初はそのまま食べ、残りには、このダシをかけてお茶漬け風にして食べてみて下さい」と言いつつ、ダシと胡麻・刻んだ海苔・山葵のセットを差し出した。牡蠣飯には、ちっぽけな3個の煮付けた牡蠣がトッピングされていた。この牡蠣は駅弁の牡蠣飯に混ぜてある牡蠣っぽい味がした。牡蠣飯は可もなく不可もなく、極普通の味だった。牡蠣の煮汁で炊いたご飯が出てくるのかと期待していたが、期待はずれだった事と、おやじシェフの味見ショックが尾を引いたため、8割ほど食べた所で退散することにした。付属のダシ汁は美味しかったのでスープ代わりに全て飲み干した。

何てったって、新宿だものなあー、しかも安っぽい服を探してルミネを俳諧する、経済力に乏しいパープリンなおねーちゃん達が集まる飲食店街である。この程度の料理レベルが分相応というものかもしれない。しかし、生き馬の目を抜く都会の、しかも変遷の激しい新宿という立地である。このお店、半年先には潰れて他の店に変わっているか、あるいはシェフを交代させているか、どちらかの道を歩んでいるであろう。そう思いつつルミネエストを後にした。



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