佐渡の翼

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ブリーズオブ東京(丸ビル36階)    投稿者:佐渡の翼

2011年08月04日 06時00分47秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

6月中旬のとある日、筆者は丸ビル36階にあるレストラン街を訪ねてみた。まず、イタリアのミラノの三ツ星店が東京に出店した「アンティカ オステリア デル ポンテ」を訪ねてみたら、高級そうなスーツを身に纏った受付のおねーさんから足元を見つめられてしまった。予約の無い旨を告げると、おねーさんは「誠に申し訳ございませんが、本日は予約のお客様で満席でございます」と言い、入店を丁重に断わった。不景気に震災後の自粛ムードが重なってもこのご盛況である、大したものではないか。それではと言う事で、お隣にある「ブリーズオブ東京」を訪ねてみた。午前11時35分頃にお店にお邪魔した。受付のおねーさんから、予約の有無を問われたので「無い」と答えたらしばし待たされた後、奥の方へと案内された。店内は、椅子の色が黒で、テーブルとテーブルクロスが白、ウエイターは白のジャケットに黒エプロン、ウエイトレスは黒のジレに白エプロンと、文字通りはっきりと白黒が付いたシンプルな構図で纏め上げられていた。床はフローリングだが、一段低くなり、絨毯が敷かれたややゴージャスなエリアがあり、そこの二人掛けの席へと案内された。窓際には4人掛けのテーブルがあり、そこは予約客用の席であった。店内は都心の高級ホテルのような広々とした感じではなく、筆者の座らされた席は、厨房と客席との間を行き来するスタッフ達の動線の中継地点にあたるらしく、頻繁にスタッフが階段を降りたり登ったりしながら行き来するため、落ち着かない事おびただしかった。

 

筆者は、前菜、スープ、メイン、デザートのプリフイクスコース(2600円)を選び、メインには1500円増しで国産牛のロースの網焼きをお願いした。11分ほどで前菜(海老、ムール貝、ポテトのキッシュ、マヨチリソース)が運ばれてきた。ゆで卵のタルタルと海老がトッピングされており、卵とクリームで練り上げられたキッシュ生地の中に海老、ムール貝、ポテトがバランスよく配置され、非常に美味しい!スープはサンジルマンと言う名で、グリーンピースの裏ごしにバターを加えたような味わいのスープであった。カップがミニサイズなので瞬く間に飲み干してしまった。次いでメインの和牛(岩手産)の網焼き(画像)である。50グラムほどのミニサイズのお肉であるが、肉不足の体にすいすいと入っていき、付け合せのポテト、茄子、ししとうまで完食してしまった。デザートは苺のロールケーキ、抹茶アイス、パインのゼリー、紅茶と共に食べ終えて今日のランチが完結。総額は4100円!大変美味しいフレンチが味わえたブリーズオブ東京さんだった。



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