昨年の12月のとある日、筆者は、東京からのノンストップ便新幹線を降り立つと、徒歩で真っすぐ万代橋方向へと歩き、約20分でホテルオークラ新潟に到着した。中国料理のお店「桃花林」の開店まで15分もある。まずはロビーにあるゲスト用のノートパソコンを起動し、佐渡なびにアクセスした。そして佐渡ブログアクセスランキングのサイトに入り、「けんぱの日記」さんと「佐渡の四季」さんのブログにポチっと1票を投じた。「けんぱの日記」さんは、午前11時15分の時点で訪問者数が既に98人に達しており、丸1日の訪問者数は150人を突破する勢いであった。そりゃそうだろう、「けんぱ」さんが暇に任せてと言っては大変失礼だが、毎日せっせと更新し、一日最低3本の記事をアップしているのだから。それに筆者が、折に触れて「けんぱの日記」さんをご紹介申し上げているので、それも多少はアクセスアップにお役に立っているのではないかと思っている。誠に「継続は力なり」である。そして「佐渡の四季」さんに関しては、筆者は早くからその写真の腕前はプロ級だと絶賛してきたが、今年の佐渡汽船カレンダーに、四季さんのブログに掲載された写真の幾つかが採用されたとの事で、ご同慶の至りである。カレンダー製作関係者の思いも又同じだったのだなと改めて感じ入った次第である。ま、佐渡島内の滝の写真を撮らせたら、彼の右に出るものはおるまい。今後もプロ顔負けの写真のアップをよろしくお願いいたします。
午前11時半、筆者は開店と同時にお店にお邪魔した。メニューを見たら、贅沢ランチコースなどと言うのがあったが、何せ、12時35分発のカーフェリーに乗らねばならぬ、そんな悠長なコース料理などを食べている暇はなかった。近々、佐和田の中華料理屋「昴」さんを訪問し、海老チャーハンを食べる予定だったので、比較の意味で海老チャーハン(1130円)を注文してみた。12分ほどでお料理が出来上がった。見ると量が物凄く多い!まるで佐渡の中華料理屋のようだ。ちょっと多いなあ~、オークラあ~、一体何考えてんだろう?食べてみたら、塩味が薄く、筆者には丁度いい塩梅だったが、肉体労働者には不向きな上品な味付けだった。米のパラパラ感は絶妙で脂くどくもなく大変に美味しかったが、いかんせん量が多く、最後は気持ち悪くなり、少し残してしまった。次回は「量は少な目で」とお願いしようと思った「ホテルオークラ新潟」の桃花林であった。
オークラを出た後、徒歩で新潟港へ向かおうと思ったが、風が強いので断念し、タクシーに乗った。ジェットフォイルは終日欠航だったのでかなり風が強そうだった。ジェットフォイルの就欠航は波高よりも風の強さで決まる。タクシーの運転手さんも言っていたが、「海上にうねりがあっても風が弱ければジェットは出せる」のだそうだ。この日のカーフェリーは、特等、一等共に満員の乗客を乗せ、波高3メ-トルの越佐海峡へと船出した。