佐渡歴史伝説館 投稿者：佐渡の翼

 

５月３日午前１１時頃に筆者は真野御陵の手前にある佐渡歴史伝説館を訪ねてみた。７００円で入場券を購入し、中に入った。まずは順徳上皇第一皇女慶子のロボットが現れた。上演が始まると、可愛いおねーさんが現れ、「一つの上演が終わりませんと次の上演に移りません」と断りを入れた。佐渡へ配流となった、皇族、宗教家、芸術家である、順徳上皇、日蓮、世阿弥の三人を紹介するロボット上演が延々と続く。それ以後も大して面白みのない学芸会が続く。紹介するのも馬鹿らしくなるのであえて割愛させていただく。そして最後に国宝級の佐々木象堂の芸術作品が紹介され、それに関するお土産グッヅを販売するおねーさんがあーだこうだと購入を誘って終わりになる。ま、佐渡をよく知る人には退屈な館だが、この伝説館で最大の呼び物だったのは、北朝鮮による拉致被害者の夫であるジェンキンスさんがお勤めになっているお土産売り場ではなく、最後に控える割烹「夕鶴」であった。以前、「このお店に入るためには歴史伝説館の入場券を購入する必要がある」のは海鮮丼の正規の値段に幾ばくかを上乗せする行為であり許しがたいと書いた記憶があるが、そんなにこのお店のお料理が食べたいが入場料を払うのが嫌な人は、裏口から入ればいいだけだという事に気が付いた。裏口とは「夕鶴」の出口部分である。観光バスが駐車するスペースまで行き、一方通行で入れませんという標識を無視してそこを入ればこの出口部分に辿り付けるのだ。一方通行の看板を見れば大抵の人はそこを突破するのをためらうだろうし、明日の記事を読めば、強行突破を断念する気になるかもしれない。