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ゲートキ-パー研修会に参加して

2013-03-29 | Weblog

県労福協が県から自殺対策推進のためゲートキーパーに関する広報活動を委嘱された関係から、静岡総合庁舎で開催されたゲートキーパー研修会に参加しました。募集定員は50名でしたが実際の参加者は70名を超える方が参加していました。

ゲートキーパーとは悩んでいる人に気づき、声を掛け、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。

研修会では前半に「日本の自殺の現状」について話をされました。資料にある通り静岡県では800名前後の方が自殺しており、男性の50歳代の自殺率が高くなっています。自殺の背景は健康問題、経済的生活問題、家庭・勤務問題などが複雑的に重なり合い、自殺に至っているのが現状です。

 

自殺を考えている多くの人は、体のサインや心のサインを発しているそうです。周囲の人が自殺のサインに気付くことが自殺予防に繋がります。体のサインは眠れない、朝早く目がさめる、体全体がだるい、頭痛、肩こりなどあり、心のサインは憂うつな気分、不安、ものごとが決断できないなどの状態になる事だそうです。このような事は誰でも時々おこることではないかと思います。このような状態が長く続くと危険だと言っていました。たまには十分に休養を取り、リフレッシュすることが大事だと感じました。

研修会の後半にはゲートキーパー心得について話があり、二人1組になり、悩んでいる人と話を聴く人に分かれ、良い対応と悪い対応のシナリオテキストの読み合わせを行いました。棒読みではなく、「それぞれ役になりきって読み合わせしましょう。」と言われましたが、やっぱりシナリオの棒読みになってしまい、一緒に参加した方から、ダメ出しを出されました。

職場や家庭のなかで、自殺のサインに気付いたら、相手を気遣う一言を掛けるように心掛けていきたいと思いました。(AKI)

今年度の最後のブログになります。多く方に閲覧していただき、ありがとうございます。あわせて、多くの労福協関係者の投稿に感謝いたします。

 

 

 


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