度重なる台風や洪水の猛威により被害に合われた方々には、一日も早い平穏な生活が送れますようお祈りするとともに、謹んでお見舞い申し上げます。
さて、この夏は、日本列島を襲った猛暑の影響で全国の各地で最高気温を記録、これまでの常識が通用しないと言われた逆走台風も経験しました。また、熱中症による死亡者の増加や救急搬送の数も過去最多となるなど、各メディアからは、「命にかかわる危険な暑さ」として、連日の報道が続きました。
更に、欧州各国への熱波襲来、南欧・アメリカでの大規模な山火事の発生など、世界で広がる異常気象の惨状も目のあたりにしてきました。
私も、こうした状況がこれからは日常となり、まさに今までの知識や経験が通用しない気候になりつつあることを大変不安に思う一人であります。
こうした中、本年12月のCOP(気象変動枠組条約締約国会議)24において、パリ協定(COP21)の具体的な枠組みに向けた論議が予定されています。
パリ協定は、COP3時に採択された「京都議定書」に代わり、2020年以降の温暖化対策について論議され、世界全体の削減目標を設定したことに加え、途上国・新興国にも温暖化対策への自主的な取り組みが求められることになった点で大きな意味を持つとされています。
現在では、このパリ協定に195の国が署名するとともに、締約国数は170の国・地域となっており、今後も残りの国の批准が更に進むものとみられています。
また、2015年9月の国連サミットで採択された、SDGs(持続可能な開発目標)にも関心が集まっています。
このSDGsとは、国連加盟国193ヶ国が2016年~2030年の15年間で、貧困や飢餓、健康や教育、エネルギーや経済成長、そして気候変動等に係る17の大きな目標を達成するために169のターゲットを構成し、その進捗状況を各国が自ら報告を行うという取り組みです。
こうした大きな流れの中で、ちっぽけな私にもできることはいろいろありそうです。
その一つに、消費者それぞれが各自にとって社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行う「エシカル消費」”影響をしっかり考える”の活動や、3R(リデュース)・(リユース)・(リサイクル)により地球の資源を有効に繰り返し使う社会(循環型社会)をつくろうとする活動の実践です。その他にも普段の生活の中で他人を思いやり、自分の行動を見直すものはたくさんあるように思います。
喉元過ぎれば熱さを忘れる!! 自分のこれまでの行動を反省しつつ、勤労者福祉事業団体の活動強化の一翼を担えるよう奮闘していきたいと思います。
以上
<ヤスべー>
『フードバンクふじのくに』からのお願い
住友理工労組富士裾野支部から食品をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。
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