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静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

ツバメの巣

2012-05-24 | Weblog

オープンしたばかりの労福協事務所の軒下に早速ツバメの巣が出来た。それも何と入口にある「SECOM」の警備装置で、異常が発生すると点滅するフラッシュライトの上にチャッカリ作ったのだ。(写真参照)

 お陰で入口下には毎日ツバメの糞が落ちていて閉口しているが、何か嬉しい気持ちになる。

 そう言えば昔はこの時期になると、どの家の軒先にもツバメの巣があって賑やかに飛び回り、子ツバメがビヨビヨと鳴いている長閑な様子が思い出された。

ツバメと人間の係わりは深い。全国にはツバメに関する言い伝えが沢山ある。

○        巣をつくる家は縁起がいい。

○        巣が多い家ほど繁盛する。

○        巣をつくった家は火事にならない。

○        家の軒に巣をつくると豊作になる。

○        ツバメが低く飛ぶと雨、高く飛ぶと晴れ  等々

科学的に考えると、ツバメが人目につきやすく出入りの多いところに巣をつくるのは

恐らく、ツバメの天敵であるカラス・ネコ・ヘビ等から身を守るためらしい。

 また、誰でも知っているようにツバメは益鳥と言われ、農作物の生育上一番大切な時期に渡ってきて、大量に発生する「ガ」や「ウンカ」「シロアリ」など人に害を与える害虫を一日に何百匹も食べてくれる益鳥として大切にされてきた。

 こうして考えると、ツバメが減っている原因は農作物・特に「田んぼ」が減っているためだろうか。「ツバメは里山のシンボル」と言われているが、昔のようにツバメが飛び交う環境は人にとっても暮らしやすい環境になることであり、逆にツバメが減っていることは人にとって今は暮らしにくい環境になっているという事か。

原発問題と共に、人と自然との係わり方を考え直すことも今問われていると思う。(土屋)

 

おまけの写真は、木曽馬と御嶽山

天気も良く、のどかな風景が気に入りました。

雲の様子を含め、めったにこんな天気はないようです。(Chu)

新緑のバックには御嶽山。雪がこんなに残っていました。

             


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