こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

保全は大変!

2012-10-12 | 県労福協

朝晩はとても涼しくなりました。あんなに暑かった日々がうその様です。

さて、今年は国際協同組合年ということで年間を通して各種イベントが実施されています。8月には静岡市民文化会館で、ミュージカル「おもひで ぽろぽろ」(劇団わらび座)が大勢の入場者を迎え盛況の中、公演が行われました。

ところで、下の写真は5月12日(土)に同じく国際協同組合年事業として富士山植樹を行った時のものです。250本のくぬぎ、こならなどを植え、記念のポールを建てて集合写真を撮りました。みんな満足そうな顔をしています。

ところが、下の写真は同じ場所の約4ヶ月後の状況です。もうびっくり!!ススキの原野となっていました。植樹したくぬぎ、こならの場所すら判りません。9/29(土)急遽、富士山育林作業ということで実行委員会の構成団体から協力頂き、下草刈りを行いました。労福協関係は、静岡地区労福協より井上会長をはじめ7名(動員要請は3名)も参加協力して頂きました。 

残暑厳しい中、下草刈り作業は大変でした。みなさん汗びっしょり!

静岡地区労福協のみなさん、お疲れ様でした。

上の写真は作業終了後の記念写真。どうです、みんなの顔は達成感が満ちていますね。

この作業を通じ、森林の保全作業の大変さが身にしみて分かりました。管理出来ず放置されたままの山林が多い事も理解できます。しかし、放置竹林の拡大や山の保水能力低下による災害発生、海洋資源(魚貝類)への影響など、私たちの日常生活にも大いに関係する事です。

国際協同組合年は今年1年で終わるのではなく、キックオフの年だと言われています。この記念植樹の林も今後下草刈りなど保全作業が長く必要となってきます。大変ですが協同組合精神を長く伝承するシンボルとして保全作業に取り組みたいと思います。地区労福協のみなさんも協力して下さい。(金)