こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

尾瀬 清掃ボランティア

2010-10-12 | Weblog
10/9(土)-10(日)、ぐんま労福協が主催する「尾瀬清掃ボランティア」に参加させていただきました。

土曜日は、戸倉の「尾瀬ぷらり館」にて尾瀬保護財団・小野里氏による「尾瀬のゴミ問題と尾瀬に生息する動植物について」の学習がありました。1960年頃には、尾瀬ブームで湿原が踏み荒れされるなど環境危機にさらされましたが、東電や多く人が自然保護活動を展開し、今では豊かな自然が戻ってきているとのことでした。

日曜には心配された雨も上がり、63名の参加者はゴミ袋を持って、3コースに分かれ出発しました。
私は鳩待峠から山の鼻まで林を抜け尾瀬ヶ原を周遊する「尾瀬ヶ原コース(約19Km)」を歩きました。

草紅葉の湿原、雲の合間から見え隠れする至仏山や燧ケ岳の雄姿、時に陽がさす白樺や山の紅葉など、すべてが大きな自然の箱庭のようにきれいに整っていました。湿原を歩く人達も渡る秋の風を感じながら満喫している様子です。

清掃活動では、「ゴミ持ち帰り運動」が徹底されており、木道周辺も至ってきれい、休憩所に多少キャンディーの小袋が落ちている程度でした。

お世話になった「ぐんま労福協」の皆さんと、自然を守っていただいた先人の方々に改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。



写真は、その尾瀬ヶ原。歩きながらの撮影で、少々忙しくもありましたが、たっぷり歩き秋を満喫することができました。(Chu)

昨夜の強い雨も上がり、紅葉した山肌から雲が立ち上っていきます。




池(沼)には、緑の山と白樺が映りこんでいます。



このあたりは草紅葉の色が濃くなっています。1本の白樺の向こうに見えるのは燧ケ岳です。