欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

2007-09-01 | poem
僕は人を傷つけた。
人に嘘をつき、人を貶めもした。
自分さえも偽り、そして、とうとうこんな姿になってしまったんだ。
こうなることを覚悟していたわけじゃない。
こんな姿になるなんてまったく予想もしていなかった。
でも、なぜかこうなることをわかっていたんだ。
こういった終わりが訪れることを。
こうした終止符が打たれてしまうことを。
実はずっと待っていたのかもしれない。
走りはじめた勢いをもう誰も止められなかった。僕自身でさえも。
ずっと前からこういう終わりがくることを、実は待ち望んでいたのかもしれない。
そう、僕はこうなることをいつも願っていたのかもしれない。

でも、これだけはわかってほしい。
本当に父さんのことが大好きだった。もちろん今だって。
なににしても父さんや母さんのことが大好きだったんだ。
ただ、こんな姿でしか再会できなかったことはとても悲しいことだけど、今までも一度も嫌いになったことはなかった。
でも、それをどう表現すればいいのかわからなかったんだ。
自分の表現方法を知らないまま悲しい勢いに乗ってしまったんだ。
そして、こんな結末を生んでしまった。
でも、これだけはわかってほしい。
今でも父さんや母さんのことが大好きだってことを。
今までだって、これからも、それはかわらない。
僕はこんな姿になってしまったけど、これだけはわかってほしいんだ。
本当に父さんや母さんのことが、今も大好きだってことを。


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