欅並木をのぼった左手にあるお店

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閃光の印

2007-12-02 | poem
ここで諦めてしまうのですか?
ここまで歩いてきたというのに。あとすこしのところまでたどり着いているというのに。

あなたのまわりには確かに闇が迫っているのかもしれない。
暗闇で力なく、おびえながら呼吸していることもわかる。
確実なものが欲しくて、なにかの啓示を待ちわびていることも。
しかし、ここであなたの力がされているとは思えないのですか?

厳しい環境。力のない感情。
希望を常に持ち得ていたいけど、そんな思いすら消えてなくなりそうな、大きな闇がこの先も続いているかもしれないと。
あなたは疲れているのです。あなたは失望を抱こうとしています。
ほんのひとにぎりの勇気で、この広大な闇の世界を渡っていこうとしているのですから。思えば、ムリもないのかもしれません。しかし・・。

どうなのです?
ここで諦めてしまうのですか?
自らの信条を曲げて、また無情な確信のない日々に戻っていくのですか?
そうではないでしょう。
あなたはまだ希望を実現するために生きていきたいのでしょう。
誰のものでもない、自分の希望を。
誰が望むでもない、あなた自身の希望の実現を。

ここはあなたの世界です。他の誰のものでもない、あなたのステージなのです。
暗闇を真実と思ってはいけません。
はてしない失望がこの世を司っているなど考えないことです。

今、暗闇の中で立ち止まろうとしているあなた。失望の闇に心を支配されつつあるあなた。
あなたに今言えることは・・。
何のためにこうして歩きはじめたのかということを。何のためにあなたはここに生きているのかということを。
希望をカタチに変えるというヒントに代えて、あなたに学んでいってほしいのです。
そして、なにかをここでつかんでほしい。本当にかけがえのないものを。

そのために今、あなたはここで何をすべきなのか?
なにを考えていくべきなのか?
もう一度、根本から考え直してほしいのです。

ここで立ち止まるわけにはいかないでしょう。
あなたの希望が失われたわけでも、代えられたわけでもないのですから。
もう一度しっかりと自分のはじまりを認識するべきです。
もう一度しっかりと心にあらゆることを確かめてみるべきです。

あなたがなぜこうして歩きはじめたのかということを。あなたの今の思いが、今の自分がなぜあるのかということを。
あなたの前にかならず閃光はあらわれます。
あなたの希望が実現する予兆として。
あなたがあるべき姿になれるという前兆として。

そう、閃光の印があなたの目の前にかならずあらわれるのですから。
それを心待ちにして、今を生きていってほしいのです。
今までと同じく、小さいながらもその勇気を手放すことなく、孤独と戦いながらも、その方向へと進んでいってほしいのです。


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