STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

ルーブル美術展~17世紀ヨーロッパ絵画

2009年05月05日 | 絵画・芸術
国立西洋美術館で行われている「ルーブル美術展」。ラ・フォル・ジョルネとはしごで観に行ってきた。
チケットは入場時間指定券というもので、5月4日の12時30分から2時間指定の間に入場すれば、優先的に入場できるというチケットを入手していた。
会場に着くと、80分待ちというプラカードを持った整理員が立っていた。入場時間指定券の入場の仕方が分からなかったので、とりあえず、この列に並んでいたところ、その旨申し出てください、という案内員が回ってきたので、声をかけたら、その列をはずれて、ロープで仕切った別のルートから入場。らくらく入場することができた。
入場できても会場はかなりの人手。ムリせず観てまわることにした。
有名な、フェルメールの「レースを編む女」は、思いのほか小さな絵で、Å4サイズ程度の大きさか?それに二重の額縁がされていた。よく観ると実に緻密な描写であることがわかる。
17世紀ヨーロッパ絵画をまとめて観ると、当時の人々の土着的な生活から心に迫る絵画作品が生まれてきたことが少しは分かったような気がした。


♪ ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009

2009年05月05日 | 音楽(コンサート)
東京国際フォーラムで行われている、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭。今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」。
バッハをはじめ、バロック音楽がまとめて聴ける機会なので楽しみにしていた。
5月3日から5日までの期間で開催されていたが、今年はいずれか1日しか行けない状況で、さらにルーブル美術展をはしごするという超強行日程を設定したため、5月4日のうち、3公演に限定することとなった。
都合により実際聴いたのは2公演。
№262(G402会議室、11時15分~12時25分)
小林道夫(チェンバロ)
J.S.バッハ:イギリス組曲第4番へ長調BWV809
      フランス組曲第4番ホ長調BWV815
      イギリス組曲第5番ホ短調BWV810
アンコール:バッハのオルガン曲より1曲

№245(ホールC、16時45分~17時35分)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ウルリカ・テンスタム(メゾ・ソプラノ)
ドロットニング・バロック・アンサンブル
Y.L.バッハ:組曲ト長調より
ペルゴレージ:スターバト・マーテルへ単調
アンコール:スターバト・マーテルより1曲

小林道夫のチェンバロ。
じっくりと聴かせていただきました。
冒頭、配布されたペラ1枚のプログラムの記述について補足説明。中途半端な説明で気にしていたのでしょう。曲と演奏に思い入れが感じさせられます。
時間ぎりぎりの到着で、トイレがまんと会場の冷房に我慢しながらの鑑賞となり、後半集中力が切れてきて残念な思いでした。

(その後、国立西洋美術館へ)

もうひとつ。
ペルゴレージのスターバト・マーテル。26歳で夭逝したペルゴレージの最後の作品で美しい名作と言われている。今まで聴く機会がなかったのだが、LFJのプログラムに載っていたので、まず第1候補に選んだプログラムだ。
期待たがわず、素晴らしい!終わるとフライング・ブラボーも出て、熱烈な拍手につつまれた。この演奏者のCDも出ていたので、早速入手。

あと、リチェルカーレ・コンソートによるカンタータのプログラムも聴く予定だったが、終演後帰りの電車に間に合わないことがわかり、取りやめて、リューベック広場と名づけた催し会場で行われた、茂木健一郎と鈴木雅明のトークショーを見てから帰途についた。

♪ペルゴレージを聴いた、ホールCの様子


♪会場の外でも様々な催しや屋台店がたくさん。賑わっていました。


♪茂木健一郎と鈴木雅明のトークショー。遠い位置で表情はわかりませんが…