STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

天体観測講座Ⅳ

2006年10月26日 | 星仲間
長野県生涯学習推進センターの講座に参加してきた。
天体観測講座Ⅳ~星空ウォッチングをしよう~と題し、今年4回シリーズの最終回。前のⅢは参加できず欠席。
今回参加者は18人。高校生(天文部らしい)の参加が多かった。岡谷工業高校(Ⅱでも参加されていた)と、木曽山林高校の生徒。
木曽山林高校の生徒は、望遠鏡持参でやってきた。
『この望遠鏡、学校にあったけど使っていない。ぜひ使い方を教えてほしい』
とのこと。その望遠鏡は、タカハシのミューロン180とEM-10のTENMA仕様。よく持ってきたものだ。TENMAはよくわからないが、とりあえず、組立て星を導入できるようにした。
さてほかの参加者は、備品の8センチフローライトを組立てて、屋上テラスへ。生憎の曇り空。最近は昼間晴れていても夜になると曇ってしまう。先日増光したSWAN彗星も楽しみにしていたのに・・・。
でもところどころの晴れ間を探しながら、次第に晴れ間が多くなってきた。夏の大三角形もクッキリ。雲間は結構透明度は良い。ドームの50センチカセグレンでは、ベガやアルビレオなどを観察。これも雲間しか導入する機会がないため・・・。そのうち惑星候補の星があるというペガスス座51番星はどうか!という話しになった。
そうして動かしているうちに、サブ鏡の15センチ屈折の手元で対物キャップを開閉する金具が外れ、落ちてきた。当たってケガをすることはなくこれ幸い。
『10年もたつと外れることもあるんだね』
なんて話になった。
こうしているうちに、終了時間が迫り、当方で取り組んでいる光害調査の話しをしてお開き・・・。
来年もこの講座は継続されるそう。実施形態として、期間1週間ほど組んで、そのうち参加者には来られる日に来てもらうと、いう形を検討しているらしい。今晩もそうだが、天気に祟られるから、晴れそうな日に参加できると利便性を考えたことなのだろう。
※写真は、望遠鏡スタンバイ後、晴れ間を待つ参加者たち。