福島第1原発「凍土遮水壁」土壌の凍結は1割未満(福島16/04/19)
2016/04/19 に公開
福島第1原発で、汚染水対策の柱とされる「凍土遮水壁」。凍結は始まっているものの、その割合は、全体の1割に満たない状況となっている。福島県の廃炉安全監視協議会のメンバーが調査を行ったのは、東京電力が、3月から運用を始めた、凍土遮水壁の現場。凍土遮水壁は、1号機から4号機の周囲、およそ1.5kmの土壌を凍らせて、建屋の中に流れ込む地下水の量を減らし、汚染水の発生を抑えるもの。東京電力によると、一部で凍結が始まっているものの、全体の1割未満だという。東京電力では、5月中旬までに、山側の凍土壁のおよそ半分で凍結の完了を目指していて、建屋に流れ込む汚染水を、500トンから250トンに半減できると試算している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1f/7ef07f05936d167816deed383b06c94c.jpg)
2016/04/19 に公開
福島第1原発で、汚染水対策の柱とされる「凍土遮水壁」。凍結は始まっているものの、その割合は、全体の1割に満たない状況となっている。福島県の廃炉安全監視協議会のメンバーが調査を行ったのは、東京電力が、3月から運用を始めた、凍土遮水壁の現場。凍土遮水壁は、1号機から4号機の周囲、およそ1.5kmの土壌を凍らせて、建屋の中に流れ込む地下水の量を減らし、汚染水の発生を抑えるもの。東京電力によると、一部で凍結が始まっているものの、全体の1割未満だという。東京電力では、5月中旬までに、山側の凍土壁のおよそ半分で凍結の完了を目指していて、建屋に流れ込む汚染水を、500トンから250トンに半減できると試算している。
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