映画『夜明けを信じて』に登場した、2代目トヨタセンチュリー(GZG50型 1997~2017年)V型12気筒エンジン搭載
本日も幸福の科学高知なかまのぶろぐにお越しいただき、本当にありがとうございます。
幸福の科学の映画『夜明けを信じて』、高知での『あたご劇場』でのファーストラン上映が終わってしまいました。
毎回映画が終わるたびに、何とも言えない寂しさがありますね。
この作品は幼少期から幸福の科学立宗前の大川隆法総裁をモデルとした、2時間を超える大作で、これまでの幸福の科学実車映画のレベルをはるかに超えた、とても緻密な作り込みがなされています。
そして作品を通して、これまた何とも言えない爽やかさが流れていて、心が、幸福の科学の教えに出逢った頃の気持ちが思い出されるがごとき、清々しさに満たされました。
さて、地元の幸福の科学映画ファンの方から、「幸福の科学がだんさん映画つくりが上手くなって、回を追うごとに、突っ込みどころが少なくなって、ちょっと淋しい。」とお声をいただきました。(爆笑)
その方から伺ったところ、今年の春に上映された映画『心霊喫茶「エクストラ」の秘密ーThe Real Exocist-」では、「あの主人公の女の子、あの巫女さんの格好で、電車に乗って現場に駆けつけたのかしら。」(笑)とか、「あの娘さん、刃物(降魔の剣)を持っているけど、銃刀法違反にならんのじゃろうか?」(笑)とか、「きっとお巡りさんに職務質問されたじゃろうなぁ。」(笑)とか、面白い突っ込みどころを教えていただきました。
これは私の発見ですが、昨年秋に上映された『世界から希望が消えたなら』では、父親の危篤を知った子どもたちが病院内を全速で走るシーンで、思わず「病院の廊下を走っちゃアカンじゃろ!」と映画館で口走ってしまいましたし(笑)、心不全であるはずの主人公の心電図の波形が健康人の波形だった(笑)ので、それを見た瞬間、看護師である私は、ちょっと興ざめしたのも覚えています。
まぁ、2代目センチュリーは、初代のデザインを強くリスペクトしていて、「これでもか!」と似せたデザインとなっていますので、初代後期と2代目は、実物を見ても見分けがつかない場合もあるのですが、特徴的なのは、前ドアに三角窓があるのが初代で、ないのが2代目です。
それと、フロントグリルが直線的なのが初代で、フロントバンパーに、わずかに下方にくぼみがあるのが2代目です。
このように、滅茶苦茶似ている初代後期と2代目ですので、映画担当者が間違っても無理ないですし、時期的には、その後の世界の高級車のランドマーク的存在となったトヨタセルシオ(現レクサスLS)がありますが、セルシオはドライバーズカー、つまり、オーナーが自ら運転する車種のイメージが強く、また昨年の『世界から希望が消えたなら』で、主人公はレクサスLSの後部座席に乗っているシーンもありましたので、イメージが重なるのを嫌ったのかも知れません。
ただ、どういう状況でこの選択となったかは存じませんが、私のような自動車ヲタクにとって、2代目センチュリーは、瞳孔の開く、トキメク1台であります。
なぜならば、日本の市販車で唯一、12気筒エンジンを搭載しているからです。
12気筒エンジンと言えば、スーパーカー世代がときめく、フェラーリやランボルギーニといった、ごくごく限られたスーパーカーに搭載された、エンジンの世界の頂点に位置するものなんですね。
日本唯一の12気筒エンジン 1GZ-FE(カバーで覆われ、エンジン本体は見えません。)
さてセンチュリーはトヨタのみならず、日本を代表する高級車ですが、そのキャラクターを一言で現わすならば、「出しゃばらない高級車」と言えるのではないでしょうか。
1967年(昭和42年)に登場した初代では、「日本の高級車とはどうあるべきか」ということをトヨタは問い続けたとのことで、輸出をしない日本国内専用車でもあり、極めて和風の価値感で作り込まれています。
具体的には、強い静粛性と低振動を実現しようとして尽力しようとしたのが伺えますし、日本発でエアサスペンション(前輪)を導入したように、実験車的な性格も備えています。
そして2代目センチュリーのエンジンは、5000㏄ V型12気筒DOHC4バルブエンジンですが、当時の日本のエンジン出力自主規制もあり、280馬力の出力しかありません。
しかしその分、12気筒エンジンの滑らかさを追求したものとなっていますし、当然ながら燃料噴射装置付きで、ノンメンテナンスのエンジンです。
騒音や振動を限りなく小さくし、「走る社長室」として、乗員、特に後部座席に乗る顧客に、自動車に乗っていることを実感させないことを最高の価値とするのが、トヨタセンチュリーの真骨頂です。
2018年に登場した3代目では、レクサスLSと同じ8気筒+ハイブリッドシステムとなってしまいましたので、エコを気にする世界情勢や、厳しさを増すコストとの絡みもあるとは思いますが、日本国内専用車で実験車的な性格であれば、12気筒をつくり続けていただきたかったですね。
1991年当時販売されていた初代センチュリー後期型(VG40型)8気筒OHVエンジン搭載
ちなみに、1991年当時、映画の主人公のモデルとなった大川隆法幸福の科学グループ総裁が、センチュリーの後部座席に乗っていたかどうかは、私は全く存じません。
大川隆法総裁は、自動車とかには、全く無頓着な御仁であると思われますので、ここらへんは、『夜明けを信じて』における映画の演出だと思います。
あらら、読み返すと、最初は幸福の科学映画の話だったのに、最後は全然違う話となってしまい、これでは全く布教になっておりませんね。(爆笑)
ということで本日は、最高の車種を取り扱いましたので、最高の悟りを、経典『太陽の法』(大川隆法著 幸福の科学出版)の一部抜粋からお届けしたいと思います。
釈迦が修行し成道を成した時、何を思い、何を悟ったかを、リアルに実感できる一節です。
(ばく)
2020年エル・カンターレ祭
演題 With Savior(ウィス・セイビア 救世主と共に)
本会場 さいたまスーパーアリーナ
衛星会場 全国全世界の支部・精舎
開催日時 12月8日(火)19時00分~
高知支部精舎〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11
TEL:088-882-7775
初めて学ぶ「幸福の科学」①エル・カンターレ信仰とは何か―仏陀が悟った宇宙と人間の本質―
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=153
釈迦は、二十九歳で出家します。それから、六年間の難行苦行のはて、苦行をすて、菩提樹の木の下で悟りをひらいたのは、三十五歳のときです。彼は、約一週間にわたる禅定ののちに、ある夜、夜中の一時ごろから深い定に入ってゆきます。そして、そのときに得た悟りというのが、つぎのようなことでした。
「私は、長年にわたって、食べるものをろくに食べず、飲むものもろくに飲まず、肉体を極限まで苦しめ抜いたときに、精神的な飛躍が得られる-悟れる、と思って苦行をやってきた。もし肉体を苦しめることが人生の修行ならば、人間は、肉体に宿って生まれてくること自体がまちがいではないのか。もし本仏が私たちの肉体を否定することを願っているならば、自殺者こそ、最高の覚者といえるだろう。
しかし、自殺によって得られる結果はなんだろうか。大宇宙の法則は、原因-結果の連鎖のなかにあり、悪しき種をまけば、悪しき実を刈り取らなければならないことは確実である。自殺によって、苦しみという新たな原因をつくれば、あの世の地獄界でも、のたうちまわるような苦しみが待っているにちがいない。自分自身の肉体を苦しめる難行苦行は、緩慢なる自殺行為そのものではないか。
仏の境地がやすらぎの境地であるならば、苦行のなかにはやすらぎはない。苦行のなかには悟りの因はない。(中略)自分自身の心がやすらいでいないで、自分自身の心のなかに幸福感なくして、一体どうして他人に対して、真にやさしくし、真にいたわることができようか。
しかし、自分のなかの幸福感とは、一体なにか。カピラヴァスツにいたころ、王子として、みなの者からちやほやされ、金も、女性も、物質も、なにもかも自分の自由になったとき、はたして、私の心のなかには幸福感があっただろうか。カピラヴァスツの日々は、私にとって、決して幸福な日々ではなかった。精神的には満たされず、不安と、焦燥ばかりがつのっていた。
本仏の子・人間としてのほんとうの悟り、ほんとうのしあわせは、優雅な王宮の生活のなかにはなく、極端な難行・苦行のなかにもない。極端に肉体をよろこばす生活のなかにも、極端に肉体を痛めつける生活のなかにも、ほんとうの悟りほんとうのしあわせ、ほんとうの心のやすらぎはありはしない。
真の人間の生き方は、左右の両極端をすて、中道のなかに真理を発見してゆく生き方である。(中略)人間がほんとうにめざしている生活は、大調和の世界であり、すべての人が苦楽の両極端をすてて中道に入り、正しく見、正しく思い、正しく語り、正しく行為をなし、正しく生活をし、正しく精進し、正しく念じ、正しく定に入るという八正道を実践してこそ、ほんとうの心の王国ができ、ほんものの仏国土ができるのである。
そして、人間のほんとうのしあわせとは、日々の精神的よろこびのなかにあり日々の精神的向上のなかにあり、八正道の奥をきわめてゆく途次にこそ、幸福感は高まってゆくのである」
『太陽の法』(大川隆法著 幸福の科学出版)P218~223
追いかけてすれ違う千眼美子(清水富美加)/映画『夜明けを信じて。』本編映像
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。
1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。
81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。
86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。
説法回数は3,150回を超え(うち英語説法150回以上、公開霊言・リーディング1000回以上)、また著作は31言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,650書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。
また、映画「宇宙の法-黎明編-」(アニメ・2018年10月公開) 、「僕の彼女は魔法使い」(実写・2019年2月公開) 、「心霊喫茶『エクストラ』の秘密 -The Real Exorcist-」(実写・2020年5月公開) 、「奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―」(ドキュメンタリー・同年8月公開予定)、「夜明けを信じて。」(実写・同年秋公開) など、20作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、100曲を超える作詞・作曲を手掛けている。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。