ホテルにチェックインして早々、ゲストラウンジに入り浸る私たち。
まったく観光する気がないので、目的の時間までまったりとお酒を飲んでいました。
一緒に行った友が「一休.com」のダイアモンドステータスなので、お部屋のミニバーもすべて飲み放題という夢のようなオプション付き。
ラウンジの入口を入るとすぐに「鉾」の飾りが、、、。
四条通りは近寄らなかったので、実物の鉾は一個も見なかったから、この置き物で祇園祭を味わいました。
一保堂の高級抹茶も飲み放題って、そんなに飲まないけど。
まだ祇園祭本番前で宿泊客が少なかったのか、ほとんど人がいません。
夕刻のラウンジは貸し切り状態~。
何もかも、足りないものがない感じ。すごく充実しています。
ワインも泡も、みんな美味しい~~。
夕飯(料亭『光安』)が入るか心配しつつ、小腹がすいたのでオードブルを少しつまみました。
1日目は、テラスで朝ごはん。
ラストオーダーぎりぎりに行ったので、またもやほぼ貸し切り。
雨で湿度は高かったけど過ごしやすかった。
京都が東京より涼しいなんてビックリ
まずは「お目覚めの一品」。2品だけど(笑)。
カボチャの冷製スープと甲殻類のフラン。
とても美味しくて、チビチビ食べられるのが良いような気もしますが、ちょっとスプーンが小さすぎませんか?
サラダ、フルーツ、ヨーグルトとガスパチョのセット。
器は、昔ここが小学校だったことにちなんで、ビーカーをモチーフにしているそうです。
メインディッシュは7種類の中から選ぶのですが、本日は「京の朝鍋」にしました。
旬の食材をお出汁の鍋でしゃぶしゃぶして食べるのですが、前日までは鯛だったのに、この日から鱧に変わったそうです。
お出汁の味もばっちり。
やっぱり夏の京都と言ったら、鱧三昧っしょ!!
義母の命日が夏だったので、法事で食べた京料理は鱧しか覚えてないほどいつもいつも鱧で、贅沢にも「他のものが食べたい」と思っていましたが、やっぱり鱧でいいや(笑)。
生麩が京都っぽい。
最後にお豆腐とこの出汁をご飯にかけて食べました。お行儀が悪くてすみません。
前日の『光安』の鱧と比べたら、少し身が硬い気がしましたけど、ホテルの朝食で鱧鍋が食べられるなんて嬉しすぎる~。
80年前からずっと、ここにたたずんでいると思われるポスト。
昔の建物は凝ってていいなぁ~。
東京も空襲がなければ、こんな校舎がたくさんあったんでしょうね?
階段は学校の面影がありました。
在りし日の校舎が写真で見られるヒストリカルコーナー。
八坂の塔をバックに記念撮影してもらいました。
自分で抹茶を立てました(お点前体験)。
いつも京都で抹茶を飲むたびに「家でも飲もう!」と思うのに、帰ると忘れる。
レセプション入口。
レセプション。
この階段は昔のまま?
傾斜地なので、今自分が何階にいるのかわからなくなります。
校庭が芝生と池になっていて、そこからさまざまなカエルの鳴き声が聞こえました。
ミニバーに入っていた京都の地ビールと宝酒造のクラフト酎ハイが美味しかったなぁ~。
ラウンジで飲んでレストランで飲んで、ミニバーで飲んで朝シャンまでして、一日中飲んでました。
普段はどこに行くのも車で飲めないから、ここぞとばかりに。
二日目の朝は、日が照っていたので朝食は室内で。
優雅に朝からバイオリンの生演奏つき。
元・講堂だった空間をレストランにした「restaurant library the hotel seiryu」。
本当に図書館みたい。
本日の「お目覚めの一品」は、ジュンサイのジュレとオクラの生ハム巻き。
フルーツ、ヨーグルト、トマトの冷製スープ。今日はサラダがビーカー入りじゃなかった!!
飲み物は朝シャン(朝からシャンパン)にしてもらいましたけど、いつもならすぐ顔が真っ赤になるのに、なぜか今回はいくら飲んでもぜんぜん顔に出ないし酔っぱらわないので、調子に乗っています。暑いからかな?
二日目のメインはホテルのオリジナルメニュー「しば漬け入りリゾット 卵かけご飯風 そぼろ味噌風味」にしました。
友達は「京の和定食」。
京都では珍しい赤だし?
朝食のメニュー。
全部食べたい。
ホテルの敷地から一歩外に出ると、維新の道と産寧坂が合流した細い坂道で、そこはもう観光客だらけ。
周囲はお土産屋とレンタルきもの屋だらけ。これでもガラガラですよ!とタクシーの運転手さんは言ってたけど、すごい喧騒でした。
もう少し人が少なかったらお散歩したかったけど、この中を歩く気にはならず、目的地までの移動はすべてタクシーにしたので外観を撮り損ねた。
清らかな静寂に包まれたホテルの中は、居心地の良い異次元ワールドのよう。
ホスピタリティも申し分なく。
欲を言えば、小さくてもいいからプールがあったらもっと最高だったかなぁ~。