佐藤よし子先生とペニンシュラ東京の『ヘイフンテラス』でランチ。
ペニンシュラは、昔何度か香港や中国から来た俳優さんのインタビューで訪れたのと、1階のカフェでアフタヌーンティーをしたことがあるくらいでしたが(敷居が高く、用事がないと軽く踏みこめない雰囲気)、今回はじめて伝統的広東料理『ヘイフンテラス』でランチをいただきました。
入ってすぐ右手には中国の庭園をイメージした空間が。
壁のレリーフも調度品もすべて本物のアンティーク。
鳥かごの中の鳥はお人形でした。
実際に中国の貴族の館にあったレリーフだそうです。
蘇州の中国古典庭園をイメージした店内はどこも全部ステキ。
皇居が見えるテーブルで、ランチのコースをいただきました。
船の形の箸置きは香港と同じもの。
前菜のプレート。
焼き物もクラゲも点心も、サクサクのパイに包まれた叉焼も極上でした
米粉の蒸し餃子。美味しいです。
キヌガサダケと瓜のスープ。これもう~最高に美味しいんですけど!!素晴らしいの一言。
海老と穴子とガイランの炒め物。
めちゃくちゃ美味しいです。(美味しいしか言ってない)
牛肉料理を写真撮り忘れました。
これはご飯の上にハタの蒸し物を乗せた蓮の葉包み。
マンゴーとタピオカのスープ。ルビー色のグレープフルーツ入り。
本当になにもかもがステキ。
いつも帝国ホテルのロビーで友人たちと待ち合わせして、帝劇まで歩く・・・というのが定番なのですが、その中間地点にあるペニンシュラを使わない手はないなと痛感いたしました。
よし子先生と別れた後、松屋銀座で行われている萩尾望都先生のデビュー50周年記念『ポーの一族展』に行きました。
始まってまもなく行った方々のレポを見る限り、お花スタンドで埋め尽くされていたエントランスですが、私が行った7月31日には、もう枯れ果てたスタンド花が一個のみ。私が贈った花はもう撤去された後だった(ガーン)。
開催早々に行った夫が撮って来てくれたお花の写真。
ポーで赤い薔薇以外の花を贈るなんてありえないっしょ!!ということで、深紅の薔薇のみで作ってもらったアレンジメントです。
夕刻に行ったら少し空いているんじゃないか?と狙ったのが当たりで、そこそこ混雑していましたが、ゆっくりゆっくり宝物の原画を堪能することができました。
みんな1枚1枚じっくり読んでいるので、全部見終わるのに2時間半かかった。
大好きだった『ペニーレイン』の原画の前では、完全に高校生に戻って息が止まる思いで眺めましたが、よく見ると1975年にどんだけの傑作を生み出してるんだ??あの先生は~~ ボーゼン。
あと、最近の作品は絵柄が変わってイマイチ…だなんて思っていた自分が恥ずかしい。最新作のカラーの美しさにビックリ。
ああ~やっぱり原画は勉強になるなぁ~。デジタルの時代になってアナログの完成原稿がこの世から消えてしまうことが、なんと寂しいことか~と、あらためて思います。