家庭画報主催のセブンアカデミー「ケイティ先生の英国モダンカリグラフィー集中講座」に参加しました。
ケイティ先生は英国ロイヤルファミリー御用達のカリグラファー。
カリグラフィーはずっとずっと長いこと習いたくて、本を買ったり6ヵ月の通信講座を受けたりしましたけど、まったく身に付かず、今回佐藤よし子先生から誘っていただき参加して痛感しました!!目の前で添削してもらえる威力を!!
本当にみるみる上達しました。
上の先生のお手本に比べ、下の私の字は強さが足りなくてぜんぜんダメですね。
薔薇に付いたタグも私が書きました。
先生のお手本。美しい~~。
書いているところをじかに見るってなんて大切なんだろう。
紙やペンの角度、インクの付け方や量、そんなことを知ることが大事。
あと書くスピードと文字のつなげ方を知ることができました。
ケイティ先生がこんな雪だるまを描いてたなんて知らなかった。
帰宅後、一生懸命練習しました。
ノートは6ヶ月の通信講座を受けた際に付いてきたカリグラフィー用の練習ノートです。
罫線が邪魔ですが、なかなか適した良い紙で書きやすかった。通信講座は全く役に立たなかったけど、唯一ノートが使えたことが喜ばしい(笑)。
今回のお教室でいただいたペン軸がどうしても慣れなくて、いつも漫画を描くときに使っているペン軸に変えたら、強弱を付けられるようになりました。
ケイティ先生推薦のインクがちょっと薄いと感じたので、いつも漫画用に使っているパイロットの製図用インクで書いてみたら、これは濃すぎて乾くと太い線がぽってりと膨らんでテリが出てしまいNG。
そこで私が持っているあらゆるインクで試してみたら、NICKERのレタリング インクがバッチリ私にマッチ。
そのインクで書いたのが上の字です。なめらかさ、濃さ、すべてのバランスが良いと感じました。
まだ強さが足りませんが、だんだん上手くなって来た気がします。
カラスマークのが NICKERのLETTERING INK!!
漫画用に何年か前に買ったものの、なんとなくしっくりこなくてずっと未使用のまま放置していたのですが、カリグラフィーにこんなに合うなんて!!この日のために買ってあったのか!!と思ったほど。
右横のはJ.HERBIN(エルバン)のインク。代表カラー(すみれから生まれた濃い紫色)「ヴィオレパンセ」は、皇帝ナポレオンの第一帝政時代から1966年までフランス全土の小学校の指定色。この色で書くのもステキでした。
Gペンは各メーカーのがグロスで何箱もあり、一生使い切れないと思っていたけどせっせと練習に励んで使い切ります。