ペニンシュラ東京で行われたザ・クイーンズ・フィニッシングスクール主催・よし子先生の『ハイティー』のレッスンを受けて来ました。
スコットランド北部の農村部から始まったHigh teaはワーキングクラスのもの。これはアフタヌーンティーとはまったく別もの天と地くらい違う世界ですね。
フルーツを盛る器は木。
上流クラスはバナナを食べないので、バナナはハイティーの象徴的なアイテムかもです。
本来は「カジュアルなお茶の時間」というより夕食の時間をさします。
午後6時頃~男性たちが農場や工場から家に帰って来てから取る食事のことだそうです。メニューは肉類が中心なので「ミートティー」とも呼ばれていました。
お母さんたちが冷蔵庫にあるものをざ~~っと机に並べて、ルール無用でなんでも盛って食べる感じだそうです。始まる時間も終わる時間も、時間制限なし。
家でもしハイティーをやる時は、バラバラの食器で欠けていてもぜんぜんかまわないというのが嬉しいですね。お酒を出しても良くて、ビールや安ワインでひたすら時間を忘れておしゃべりをする。
いつか絶対誰かを招いてやってみたいと思いました。
ハイティーのお約束があるとすれば・・・
それは生の食パンを出すこと!けして焼かないんだって。それにバター&マーマイトを塗っていただきます。ビックリするほど美味しいです。
ちなみに、ハイティーにはバターナイフは付きません。自分のナイフで塗って、パンでナイフを拭く感じだそうです(笑)。
いつもは「知らないと恥をかく」ような上流階級マナーのレクチャーなのに、今回は「絶対に上品にしてはならない!」というマナーなのが、めちゃめちゃ面白かった。
ペニンシュラ最上階=24階に、プライベートジェットでお越しになるお客様専用のチェックインルームで行われました。ディスプレイは飛行機にまつわるものばかり。
右の扉はパイロットの待機ルーム。
トイレも飛行機の機内と同じしつらえで、飛行機好きとしてはめちゃめちゃワクワクしました。