ざっと描いたラフ絵①から少しちゃんとしたラフ絵②へ。
ラフ絵を原稿用紙にトレスして、ペン入れ⇒そして失敗した時のた
めに、水彩用紙に薄いインクでコピーしたものに彩色。
でも、気に入らなくて実はこのカラー原稿はボツにしました(笑)。
印刷されたイラストはどんな色合いになっているか、乞うご期待!!
やっとやっと、地獄の日々を抜け出しました~~!!
P157の英国リージェンシー時代のヒストリカルが終わりました。
一コマでもコツコツと描いて行けば、いつかは終わる…。終わるも
のなんだね。
長丁場ながら、今回こそは最後がバタバタにならないよう、じっく
り楽しみながら取り組んでいた…はずでした。
しかし!!な、なんと!
早めに進行していたことが災いし、急病で原稿UPが不可能になっ
てしまった漫画家さんの穴埋めに、急遽私の本の発売日が一ヶ月
繰り上がったのです。
当初から12月頭UPを宣言していたので、まあ巻を入れれば大丈
夫かな~~??と深く考えずに了承してしまった自分を呪いたい。
なんという悲惨な日々だったことでしょう。
やっぱり歴史モノをナメてはいかんかった。
最後の4日間くらいはほぼ寝ずに、最後の2日間は貫徹!死んだ方
がマシなほど辛かった。
アシスタントちゃんたちにも、こんなに無理をさせたことはかつて
なかったかもしれない。
最後に楽しみながらじっくり描こうと思っていた夜会のシーンは全
部省きました。「あとがき」には佐藤よし子先生を登場させて、リ
ージェンシー様式の説明をしようと思っていたのに、下描きなしで
20分で描き上げました。
結局私は、どんなに早く始めても最後はバタバタになる宿命なんだわ。
25年間ずっとずっとそうだったもん。
いやいや、今回だけは安請け合いしたのが悪いんです。あの時、な
んで無理です!って言えなかったのか。
でもね、まだこの展開にはオチがありました。
年末進行で、印刷所はもう待ってくれない!落ちる!本が出ません!
という騒ぎがあって、当初の予定より1週間ほど早く原稿を上げたと
たん、父が再び脳梗塞で倒れ入院。
まるで私の仕事が終わるのを待っていたかのような騒ぎに、もうびっ
くり。もしまだ原稿を抱えていたら、それはそれで大変だったと思い
ます。
幸い救急車を呼んだのが早かったせいか?少し後遺症は残りましたが、
命に関わることはなく、ようやくホッと一息ついています。
そんなわけで、長々と不義理をして申し訳ありませんでした。
なんとかシャバに戻って来ましたので、メールやメッセージのお返事
とか、いただきもののお礼とか、いいね!とか、これから返信して行
きたいと思います。