友人たちからいただいた本です。
『カトリーヌとパパ』 は、フランスから勲章ももらった長年の
私のフランス先生でもある作家の宇田川悟さんが、22年前
に翻訳したちょっと変わった絵本です。
作者のパトリック・モディアノ氏が今年、ノーベル文学賞を受
賞したので、このたびめでたく重版となりました。
送っていただいたのですが、仕事が佳境だったため、寝る前
にベッドの中で少しずつ読みましたが、実にフランスらしいセ
ンスの良さと、わかりにくさと、切なさが詰まった絵本でした。
絵本と言っても、これは本当に子供向けなのかな?
『星の王子さま』と同じくらい難解なこの本を、もう一度読ん
で考えてみなくてはなりません。
もう一冊は、後輩の二ノ宮知子っちの新作『七つ屋志のぶの
宝石匣』の1巻~~!!
今回は質屋と宝石にまつわるお話です。
宝石という、見ているだけでキラキラしてワクワクするアイテ
ムにまつわるオカルトちっくなエピソードや、相変わらずユニ
ークで謎めいたキャラクターに魅力的な脇役が絡んできて、や
っぱり面白い!
後半、ふわふわとした色気のあるイケメン登場で、主人公の顕
ちゃん危うし!!で2巻に続く…。
あ~~早く先が読みたい!ってか、すでにドラマ化を予感して
勝手にキャスティングしています私(笑)。