これは、バカラ美術館のトイレです。全面ガラス張りに、こんなピンクのシャンデリアが下がっていて、それが万華鏡のように何重も写りこんでいます。
バカラ美術館の中にあるレストランまでランチをしに行ったのですが、アメリカ広場に移ってからは始めて!!ものすごくステキでした。
たぶん、昔の貴族の館だったのでしょうね。表側は、ふつうのアパルトマンにしか見えないのに、一歩中に入ると大きな階段があって、そこを上がると宮殿のような天井の高い広間が何部屋もあります。そこの一部屋がレストランになっています。
美術館を見なくても、レストランは利用できるので、なんかお得。
クラシカルな内装に、巨大なバカラガラスのシャンデリア。でもテーブルや椅子はアクリルや遊園地のゴンドラのようなチープな素材になっていて、最近のパリはどこかカジュアル。料理はかぎりなく軽く、香菜やレモングラスなどを使ったオリエンタルテイスト。でもあくまでもフレンチという、わがままで斬新で楽しくて、大変美味しいものでした。
パイナップルのカルパッチョ。超薄切りのパイナップルの上に、バジルやレモングラス等のハーブが乗っていて、シロップとともにオリーブ油もかかっていました。
なんとこれがデセールです。