ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

Fedex…

2008年07月22日 | お仕事
やっとフランスの仕事が終わりました
その前の仕事と平行して進めていたので、ほぼ3ヶ月間ノンストップの長丁場。こんな長い期間1日も気が休まらないというのは、さすがに初めて?だったかも
最後の1週間は、1週間がたったことさえ気付かないほど、ただひたすら机に向かう日々。その間、毎日ベッドに3~4時間横になる以外、ソファにさえ一回も座らなかった
そんな風に、命削って完成させた原稿を、さっそくFedexでパリに送るべく準備をして出かけたのですが、前から約束していた食事会があったので、先に食事を済ませてから夜に、24時間営業のKinko'sに向かい、荷物を預けました。

やっと久々にゆっくり心置きなく眠れる至福の夜…だったはずなんですが、なんだか眠りが浅い。それは、妙な胸騒ぎがしたからです。
こんなに苦労して描いた原稿を、預けたKinko'sが火事になったら…、Fedexの飛行機が落ちたら…どうしよう、そんな心配とともに、なんだかむしょうに嫌な予感がしたので、翌朝さっそく追跡してみたら、一晩たっているのに「貨物がみつかりません」。
えええ~~~!!??
まだ集荷がないのかな?と、お昼まで待ってもう一度追跡してみたら、やっぱり「みつかりません」。もう一丁3時頃まで待ったけど、やっぱり「その荷物はないです!」と出ます。
夜に預ければ、翌朝には成田に行って、昼便くらいにはパリに飛んで行くものと思っていたので、ちょっとビックリしてKinko'sに電話をしてみました。
そこで判明したんですが、なんと!!!毎日5時までに持って行かないと、その日の集荷はなし。あいにく土曜日だったので翌日の日曜日は休み。よりによってそのまた次の日も祝日なので、火曜日まで集荷はない…と言われ、なんだそりゃぁ~~~大ショック

あんなに寝ないで頑張ったのにぃ~~~~!!!!火曜日まで寝かすくらいなら、もっとゆっくりやれたのに。しかもすでに〆切が10日ばかり過ぎていて、フランスでは一刻も早く受け取りたくて、皆さんがウズウズ待っている。
もう、久々に泣きました。
Kinko'sの人も、一言「火曜日まで集荷はないですけど、いいですか?」となんで言ってくれないんだ?もちろんそう言われても、他の選択肢はなかったんだけど。
調べたら、DHLも同じだったし、郵便局のEMS国際スピード郵便は1週間くらいかかる。それなら3日寝かせてもFedexの方が早い。

仕方なく、火曜日の集荷まで本原稿の荷物はあきらめることにして、念のため取っておいたコピー70P分を急遽スキャナーで取り込み、データを送ることに…。せっかくゆっくり眠れると思っていたのに、またまた半日が犠牲になりました。

で、本日待望の火曜日を迎えましたが、Fedexに預けた私の命の原稿…朝の9時の段階では未だ「貨物はみつからない!」状態です。でも、もう胸騒ぎはしないので、たぶん今日は無事進んでくれることでしょう。
通常なら2~3日で世界のどこへでも届けてくれる素晴らしい外資の運送システムですが、土日祝、いつでも働いてくれる日本の宅配便と同じだと思い込んでいた私がバカでした