ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

ムーミンバレーパーク冬のアドベンチャーウォーク

2021年03月05日 | ブログ

冬になると人出が少なくなるせいか、あれやこれや冬用のイベントを繰り出すムーミンバレーパーク。昨年はムーミン屋敷の背後でオーロラ(プロジェクションマッピング)を見せる光のショーでしたが、今年は宮沢湖を一周する夜間限定の「アドベンチャーウォーク」。2018年、プレオープンで催したチームラボの森の中のイベントがあまりにもステキだったので、これは見なくちゃ!!と、これまた終了まぎわにあわてて駆け付けた次第(近所)。注:今回はチームラボではありません。

舞台は夜の森「迷い込もう、ムーミン谷の冬の森へ」!!うっかり冬眠から覚めちゃったムーミンの冒険を追っかけます。

この冬は雨も雪もほとんど降らなかったせいか、宮沢湖の水量もかなり少な目

17時半でまだこの明るさ!!コロナ禍でなければスタートをもう少し遅らせることができるのにね。3月になると日ってこんなに長くなるんだ~!!とあらためてビックリ。やっぱり12月~1月中に行っておけば良かった

「はじまりのゲート」をくぐるとランタンが灯された堤防(ランタンロード)を進むんだけど、ここが真っ暗だったらどんなに幻想的かしら??と地団駄踏む。

しっぽの大きなリスが駆け回りますが、まだ明るいので存在が薄いです

Sound AR というアプリを使用することで現実世界に仮想世界の音が混ざり合う、ソニーによる新感覚の音響体験もできます。歩くたびにギシギシと雪を踏みしめる音や、風の音、動物の鳴き声、そしてナビゲーターのムーミンによって森の奥に連れて行かれるのでした

なんと!iPhone Xにはイヤホンジャックが付いてないことにこの日まで気が付かなかった。スマホでは音楽も聞かないし映像も見ないので、Xに変えてから始めてイヤホンを使おうと思ったら土壇場でこの失態。でも周りにはそのまま音を直接流して聞いてる人もたくさんいたから、私も音量をぎりぎり自分だけ聞こえる高さにして森を回りました。

写真は「大きな白い馬との出会い」。

雪山(イメージ)を進むうち「夏へのあこがれの野原」へ。ここに入った途端、雪を踏みしめる音は水音に変わり、歩くたびにバシャバシャ。海辺にいるのかな?動きに合わせて物語の世界が広がります。

凍てつくムーミン村の住人にとって夏のバカンスはどんだけあこがれなの??

楽しそうなピクニックセット

冬の樹木にライトを当てるとすごく幻想的。ライトアップするなら冬に限るね

ああ~ここがもっと真っ暗だったらなぁ~

「生きもののような雪と、なにかとの出会いの道」。

スキーをするヘムレンさんを追いかけて行くと「生えるものではなく、ふりそそぐもの」に出会う。

「氷姫の気配」噴射されたミストはそのまま霧になって湖を漂います。

スナフキンのテントは休憩ポイント

枯れ木に白いライトを照らすと雪山みたい

まだまだ森は続きます。

「小さいけれど、態度がおっきなあの子」登場。

きゃっは~!!

灯台のところまで来た!!春はもうすぐそこ。

「氷姫がもたらしたもの」。

「春へと向かう道」

ようやく日が暮れました

「春がきた谷」

ムーミン屋敷に帰るとママが冬眠から覚めていて、いい匂いのスープを作って待っていてくれていました

これは某アーティストの光の作品。

枯れた芝生の上を踏むといろんな花が咲き乱れます

突然大輪の花が広がってドラマチック

写ってるのは見ず知らずの人。勝手に載せてすみません。

端っこにときおりムーミン谷のキャラクターも登場

ムーミン谷を後にします。

エピローグ「春の光が灯る道(ランタンストリート)」。

ひゃあ~~疲れた!!

いったいどれくらい歩いたのか?湖の外周を調べたら6kmでした

気楽に友達を誘おうかとも思いましたが、これだけの距離(半分は山道)を歩けるかどうか確認しないとヤバかったかも。ましてや仕事中の気分転換にアシさんとふらりと行こうかと何度も考えたけど、とんでもなかった(笑)。

通常なら21時まで営業していますが、今はコロナで19時閉園。6kmも歩いたのに一休みすることもお茶を飲むこともできず、メッツアヴィレッジで買い物も食事もすることなく、そのままとぼとぼ帰ることに。うちはここから車で10分なのでいいけど、わざわざ来た人は可哀想だよね~。友人を誘わなくて良かったと心から思いながら帰路につきました。


誕生日の記念に★☆。.:*・°☆☆。.:*・°☆★

2020年12月27日 | ブログ

皆様、私の誕生日にたくさんのメッセージをありがとうございました

クリスマスが終わりお正月の準備に向かうこの日は、天気も良く温暖な日曜日。一番の「大掃除日和!」と天気予報で言われていました。自分の誕生日が日本一の大掃除日和って…。毎度のことながら誰にも祝ってもらえない時期に生まれた宿命で、暖かいメッセージをいただくと不思議な気分です

家でも、今年はおせち料理を近所の美味しいお寿司屋さんに奮発して注文したので、私の誕生日の祝杯は大晦日に回されました

松本里美先生の銅版画を本日誕生日の記念に飾りました~~!!

これが2020年のイヤープレート『愛の不時着』ヴァージョンです。ユン・セリがパラグライダーで不時着しようとしていて、ヒョクちゃんがアロマキャンドルをかざして待ち受けています。10月28日から11月3日まで伊勢丹で行われた松本先生の銅版画展でこれを見た時、「私がコレを買わなくてどうする!?」と思った運命の1枚

実はとっくに届いていたのですが、原稿に集中するため我慢して開けずにとっておいたの。開けたら飾りたくなるから、仕事が一段落するまでおあずけ。今日やっと開封しました。

ロートレックの版画をどかして掲げました。やっぱりリトグラフと違ってエッチングの力強さは格別ですね

一気に壁が格調高くなりました

もう1作品『Good Morning Lady』も購入。紳士がハンサムでステキ

これからどこに飾るかを楽しみながらゆっくり考えます~

エッセイストの吉村葉子さんの紹介で知り合ったレースコレクター市川圭子さんのコレクションをまとめた本が出ました。

『アンティークレース』河出書房新社 

昨年市川さんのお宅にお邪魔して、コレクションをたくさん見せていただきましたが、もう~~素晴らしいの一言

凄すぎて泣けてくる

私もレースが好きで好きで、若い頃本気でレースの研究家になりたいと思ったものですが、挫折しました。国宝級のレースに手を出すのは無理なので、私が着る服(もちろんアンティークではなく現代のもの)には必ずレースが付いていることを目標に生きております(笑)。

「Balcony and Bed」というメーカーの服が大大大好きだったのですが、残念ながら3年前にブランドが終了してしまい、悲嘆にくれていたら、ZOZOTOWNのユーズドやメルカリ、ヤフオクにたくさん出ていることに気が付きました。しかも定価3万から5万円くらいする服が信じられないくらい安価で、状態も良くて!!こりゃ~~買いだ!!!と奮い立った私は、この3年の間に一生着られるほどのBalconyの服を買いあさりましたよ。密かに気が狂ったように

だから、もはや私は自信を持って「Balcony and Bedのコレクターだ!」と宣言できます

Balconyの服はとても高価でしたが、その値段に見合う以上のクオリティを誇っていました。特にレースが他のメーカーの比ではなく素晴らしかった!!

これは大好きなジュイのシリーズ。ジュイ柄の服だけでも死ぬほどあるヨ。(ずっとしまってあったのでシワシワ。お見苦しくてすみません

デザイナーの野口アヤさんとは絶対に気が合うと思う。彼女の作る服のすべてが大好き

気がつくと同じデザインの服を色違いなども含めて何枚も買っていました。だから私はいつも同じ服を着ているように見えるかもしれません(笑)

シルクの薄手キャミソール類も素晴らしいクオリティーです。

レースのついた服はほぼ私が買い占めてしまったので、めぼしいものはもう世の中に出回っていませんよ~。ふふっでも時おり掘り出し物が出るので、まだまだ目を光らせています

これは19世紀末か20世紀初頭あたりのアンティーク(たぶん)ネグリジェ。フランス製。リボンはシルク。現代ではあり得ない凝った作り

気が遠くなるようなお針子さんの手仕事に感動します

胸の真ん中にも刺繍が~

いつかインナーとかガウンを重ね着してパーティに行きたいけど、よし子先生には「あ、ネグリジェ着てる!」ってバレるだろうな~(笑)。レースつながりで私のレースコレクションをちょっとだけお披露目できて嬉しうございました

初のデジタルペン入れは、四苦八苦しながら最初は楽しくやっていたのですが、もう飽きちゃったよ~。どうしよう?まだ100ページ以上ペン入れが残っているのに

やっぱり紙で描くカリカリとしたテクスチャーとインクがいいなぁ~。友人たちは「そのうち紙で描くのと変わらなくなるから」とか「慣れるから」とか言ってくれるんだけど、アップにできるからどこまでも細かく描いてしまうので疲れる。画面に原稿全体を映すと原寸よりかなり小さくなるので、どうしても拡大して描かざるを得ない分チマチマ描くことになって、どうも慣れません。とは言っても最大のメリットは、消しゴムをかけなくても一瞬で下描きを消せることと、何度もやり直しがきくこと。この便利さを体験してしまうと、アナログには戻れないか~やっぱり

明後日アシさんが帰ったら今年のお仕事は終了。お正月は少し休んで、リフレッシュしてまた液タブに向かってみます


新作の配信開始とKING&QUEEN展

2020年12月06日 | ブログ

Renta!で私の新作『籠の鳥は儚い夢を見る』が配信になって5日目になりますが、ありがたいことにディリーランキング(ハーレクインコミックス部門)がずっと1位です~!!と担当編集嬢から連絡をもらったので、せっかくだから宣伝しちゃおう

Renta! ←ここで そろそろ転落しているかもですが

KING&QUEEN展-名画で読み解く英国王室物語-を上野の森美術館まで見に行って来ました。

余裕があれば当日券でも入れるようですが、コロナで今は予約制になっているので、久々にゆっくり心ゆくまでじっくり見ることができて最高でした

名画というかあまりにも有名な知っている肖像画の本物がたくさん見られましたよ

ヴィクトリア女王以降になると写真が出て来て、ウィンザー朝=エリザベス2世の時代になるとほぼ写真がメイン。

エリザベス1世の肖像画。これは1588年、スペイン無敵艦隊撃破を記念して描かれたヴァージョンのひとつ。目の周りのくぼみが頭蓋骨みたいでコワイ。かなり大きい絵でした

エリザベス1世の母=アン・ブーリン。これはアン・ブーリンを描いた肖像画の中でも最も有名なヴァージョン

ハノーヴァー朝のジョージ3世。まさにジョージアン様式を作った王

ジョージ3世の息子=悪名高きジョージ4世。リージェンシー時代の象徴的人物。

英国史上最も残忍な民衆虐殺事件を史実に基づいて描いた映画『ピータールー -マンチェスターの悲劇-』を見る限り最悪の王なんだけど、私が年1本は描くハーレのヒストリカルは必ず!確実にこの時代(リージェンシー!!)なんです

政治は腐敗し切っていたのに、ジェーン・オースティンのおかげで(?)なぜかロマンチックで良いイメージが定着しているんですよね。

だから、まあ私としては、この横顔やリージェンシーの典型的な髪型は20年来お手本にしているので、その実物が見られて感動でした。ちょうど1年前に描いた『屋根裏部屋の男爵令嬢』では、兄のジョージ4世が統治している時代(1820年頃)=皇太子だった未来の王ウィリアム4世を登場させました。この辺の資料は山ほど見てるので感激もひとしお

スチュアート朝最後の女王=アン。

映画『女王陛下のお気に入り』で、アン王女を演じたオリヴィア・コールマンと似てる~!!と思った。この肖像画は痩せていますね。すさまじい肥満に苦しんだ晩年、遺体を安置する棺は正方形だったという説明書きを読んで、ずっと正方形の棺を想像しています

上野公園は紅葉真っ盛り。上の2枚はつなげて見てください。

とってもキレイ

さて、いきなり飯能市名栗のいなかへ。

ここに月に10日ほどしか営業していないうどん屋があって、ランチを食べにちょっと行って来ました。家からは車で30分ほどのところにある武蔵野の秘境うどん『古民家ひらぬま』

築120年だそうです。

てっきり農家の古民家だと思ってたら、豪農とか庄屋さんの家??なかなか立派なたたずまいでした。

瓦でできた時計がかわいい。でも隅っこに置いてあるクローブ(スパイス)は何の意味があるのだろう??

私はづりあげうどん(釜上げ)。

手打ちですが、武蔵野の特徴は特になくてちょっと残念。

ゆで汁に薬味を入れて生醤油をかけて食べるのですが、この醤油がお味噌の上澄みのよう。昔おばあちゃんが作っていた手作り醤油の味を思い出して感激していたら、これは高級な生のお醤油なんですと!!

しばづと。これは名栗の郷土飯でほう葉で包んだお赤飯。

ほのかにほう葉の香りがして美味しかった

座敷の囲炉裏。鉄瓶が時代物ですね。

ランプが可愛い。

立派なお庭が眺められます

土間にある薪ストーブ。昔はここに竈があったのかな??

紅葉の季節に山奥に行くと、この見苦しさがよくわかりますよね。周囲の山という山は落葉広葉樹が伐採され、杉に植え変えられ、広葉樹は不自然に幾何学的にほんの少し残っているだけ。これじゃあ動物たちの食べ物もなくなるはず。この無限に続く杉山を見ていると、花粉症はつくづく人災だと思いますわ。ああ~この杉、全部切り倒したい。

おまけ

「韓国ドラマ☆人気キャラクター相性診断」というのをやってみたら、私にぴったりキャラは『キルミー、ヒールミー』のチャ・ドヒョンみだ(チソン)でした。チャ・ドヒョンはパートナーとしては超~重荷なので、逆にすべての答えを自分とは正反対に答えてみたら、コ・ドンマンが出たっ(爆) つくづく←コイツとは相性が悪いんだということがよくわかる結果だったわ


今年も薪、点火しました!!

2020年11月30日 | ブログ

次回作のネーム完成~~~!!!本原稿に入る前にちょっとブレイク

今年も薪ストーブに火が入りました

わりとずっと暖かくて火を熾す気にならなかったけど、やっといい感じに寒くなって来ましたね。今年は「平年並みの寒さ」という予報。平年並みというのはここ30年間の平均値なので、昨年より寒いという意味らしいです

紅葉も進んでます

家のすぐ横の遊歩道に立つ楓の枯れ葉が、風が吹くと死ぬほど舞い落ちて来てもう~~大変。毎日かき集めて大袋3つくらいのゴミが出る。全部散るまであと一息

ひっそりとクリスマスローズにも蕾がつきました

可愛いのが咲いた

ついに買ってしまった!!ずっと欲しかったキンドリングクラッカー

ニュージーランドの少女が薪割りに苦労するお母さんのために発明した「薪割り機」です。

これさえあれば私でもパコパコ焚き付けが作れますよっ~~

本当に簡単に割れるのでマジ楽しい~~

これで夫が寝たきりになっても大丈夫(笑)。

少し前になりますが、帝国ホテルに入っている老舗宝石店ウエダジュエラーのパール展示とともに、佐藤よし子先生の『皇室の装いと美学』というレクチャーを受けて来ました

ウエダジュエラーの歴史

でも、ここは帝国ホテルではなくペニンシュラ東京のスカイルーム

太陽光を浴びるとパールが不思議なほどいろんな色に輝いて見えました。

エリザベス女王の定番は3連

ジャクリーンのスタイルは2連

グレース・ケリーは大粒のチョーカー

マリリン・モンローのスタイルは小粒パールのチョーカー

これが太陽の光をあびるとピンク色に光ってすごくキレイでした

パールはいろいろなタイプを持っていますが、小粒のチョーカーがどうしても欲しくなってうっかり買っちまっただ

つけてどこかへ行きたいけど、パーティーも会食も何もイベントの予定はなしです。あと1ヵ月はただひたすら机に向かってるだけ

仕事中の差し入れはKYOTO COCOのヘルシーチョコレートとMaShuのバターサンド

マロン、抹茶、ブルーベリー、シトロン、チョコレート、キャラメル・・・いろんな味があって楽しい。冷凍なので少しずつお茶の時間にいただいています。

今年は久々に年末年始をまたいで原稿を抱えることになってしまいました。もう10年以上、12月には〆切を作らないようにしていたのですが、コロナでどこも行けないし、まあいいか~。がんばろっ~


ご近所の紅葉状況と大阪の追記

2020年11月07日 | ブログ

今年は紅葉が早いですね

近所の並木が色づいて来ました。これは10日ほど前に撮影したものなので、今はもっと紅葉が進んでいるかな?

きっとムーミンパークトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園もキレイだよ

ああ~またトランポリンしに行きた~い

工業団地の山羊たち。だんだん食べる草がなくなって来たので今年も仕事納めかな?うちから5分くらいのところで山羊がいっぱい、けなげに働いています

秋にもこんな立派なバラが咲きました。一応四季咲きなので咲いてもおかしくはないんだけど、たいして栄養を与えていないのに今年は大輪。他の株にも蕾が付いているので楽しみ

メツゲライ クスダの生ソーセージがあまりにも肉々しくて美味しいので、豚スペアリブを追加して白いんげんとトマトで煮てオーブン焼きにしてみました。もう白いんげんが入ればすべてはカスレ化します

これはもう完ぺきなカスレだ~~うますぎる~。オンラインショップでまた絶対に取り寄せる

うちのエリアでは一番美味しいパン屋さん『パンジャ』のカフェで籠ってネームをしています。これはキシュプレート。田舎なので盛りが多いです(笑)。すべてのパン(特にバケットやクロワッサン)が美味しいけど、その中でもデニッシュが最高

西武線の特急が完全ラビュー化してからまだ乗るのは2回目くらいなんですが、先週大阪に行くときに久しぶりに乗りました。平日の午後はがらがらかと思いきや、入間市や所沢からけっこう乗って来てビックリ。すぐに汚くなるかと思っていた黄色いシートもシミひとつなくキレイで一安心

私は基本的に鉄道が嫌い(レール恐怖症)なので、あまり電車や列車には乗らない(とくに新幹線のぞみには一生乗りたくない!)のですが、旅行に行く時は仕方なく。でもラビューの窓は大きくて楽しかった

今回泊まったのは、昨年オープンしたばかりのホテルザ・ロイヤルパーク キャンバス。NHK朝ドラ『あさが来た』で、ディーン・フジオカが演じた五代さまの像が立つ大阪取引所の隣でした。

すぐ向かいの路地を入ったところには緒方洪庵が開いた『適塾』がビルに挟まれながら現存していました。ここら辺は船場と呼ばれる昔の商業中心地で、所々に古い洋館があってステキだった。大阪に行くとたいがい梅田か道頓堀界隈、城ホール近くのニューオータニに泊まるので、始めて淀屋橋~船場に滞在してみて大変良かったです。

若い頃は良いホテルに泊まるのが好きだったけど、最近は国内だとたとえば三井ガーデンホテルズとかホテルトラスティ系のような小さいけどスタイリッシュな宿が合理的で大好き。いちいちフロントを通らなくてもいいので、ワンルームマンションを借りているみたいな気分で快適です。どうせ寝るだけだし

昔の日本のビジネスホテルは建具やバスルームのバスタブとか洗面の流し台とかカラン類がとにかく安普請でイヤでしたけど、最近は外観より内装の方がゴージャスな印象。この手のマンションのリノベ物件(のような)ホテルは特に香港に多いのですが、日本にも増えて来てなによりです

ラウンジは宿泊客は無料で好きな飲み物がいつでも飲めます。時間があればここでネームやりたかったなぁ~

これは朝食

お茶もアメニティもフロントに並べてあって、使う分を好きなだけ持って行っていいのですが、基礎化粧品のセットと5~6種類あるパックが嬉しかった

ワインやシードル、ハイボールやスコッチウィスキーも飲み放題。・・・なんだけど18時から20時って、絶対に演劇やコンサートなら開演時間だし、それがなくても夕飯を食べに行ってる時間じゃん??せめて17時からにしてくれれば一杯だけでも飲んで出かけられるのに

ホテルでもらったクーポン券=1日1,000円。滞在中にこのエリアで使わないといけないのですが、うっかり忘れて帰りの伊丹空港で使いました

ところで、前は旅に出たらその地元のテレビを見るのが楽しみだったけど、最近はiPadかスマホさえあればどこでもNetflixでドラマの続きが見られるので、家にいるのとまったく変わらない(笑)。ずっと見てるの、もう病気。


新刊と『鬼滅の刃』

2020年10月28日 | ブログ

『のだめカンタービレ』で有名な後輩の漫画家二ノ宮知子っちから新刊が届きました~

『七つ屋志のぶの宝石匣』12巻(講談社)

コロナ自粛中、私が戯れにたくさん作ったパート・ドゥ・フュリュイを差し入れたら、漫画の中のネタに使ってくれて、それが単行本に収録されたので巻末STに名前を入れてもらったというわけです

あと、この号から二ノ宮っちもついにペン入れをデジタル化したので、同じWacomの液タブ先輩としていろいろ教えてもらっている最中です。実際の実技になってもしわからないことがあったら実演して見せてくれるというので力強い!!うちのアシちゃんたちもみんなデジタル・プロなので、まわりに教えてくれる人がいっぱい。ラッキー過ぎて落とし穴がコワイ。←無計画なわりにいつも危険予測は怠らない(笑)。

9月に私が描いた作品『籠の鳥は儚い夢を見る』の掲載誌も届きました。まだウェブでの配信は始まっていないようです

劇場版『鬼滅の刃-無限列車編-』も公開4日目に早々観て来ましたヨ!!

鬼よりコワイ「柱」の中でも、最もビジュアルの暑苦しい煉獄さんが、強くて優しくてちょっと面白くて、そして儚くてとてもステキでした。最近の子は「良い子が多い」と子供とかかわる仕事をしている友人から聞いたとき、それは鬼滅のおかげでは??と少し思いました。人間として正しく優しい教訓がいっぱい。劇場版はお涙ちょうだいシーンが後半少々しつこかったけどね

『鬼滅の刃』を実写化するならだれが良いか?というランキング記事を読んだのですが、炭治郎の1位は佐藤健で禰豆子は橋本環奈だって!!なんだそりゃ~??まあ往々にして不特定多数の投票ってつまんない結果になるものだけど、それはないだろう??

なんで炭治郎が30過ぎたオッサンなんだよ。佐藤健だったら冨岡さんがいいのでは?

あと最近の青春映画のヒロインといえばいつもいつも橋本環奈って、もう~どんだけ人材不足なの??日本。2位の永野芽郁は良いけど、3位の浜辺美波もむしろ胡蝶カナエの方がお似合い。

できればやっぱり少年の役は少年に演じてもらいたいけど、百歩譲って20歳前後の俳優~で考えると、炭治郎役は少年っぽくて目力がある神尾楓珠か北村匠海あたりでしょうか?(敬称略)

あ、ついでに菅田将暉は煉獄さんがイイと思うけど、いずれにしてもファンは実写化望んでないよね?

禰豆子のコスプレした永野芽郁ちゃん

またまた誰からも頼まれていない勝手なキャスティングでした(笑)。


2020年秋の風景

2020年10月06日 | ブログ

毎年9月末から10月の初旬、寒暖の差が激しくなると一気に咲く曼殊沙華

曼殊沙華で有名な巾着田(家から車で5分)は観光客でにぎわうのを避けるため、今年はすべての花を刈ってしまったらしいのですが、毎年飛んで来る種のおかげで家の周辺にはいたるところに「おこぼれ」が咲いています

今年もたくさん咲いたよ

道路わきの植栽や街路樹の根元にひっそりと咲いているものや、

群生しているところもあってキレイです

これは十五夜の月(中秋の名月)。本当にびっくりするほど明るくて太陽みたいに輝いていました。昼間のようですが夜です。

先週日本橋三越の『フランス展』に行って来ました。いつもなら春に伊勢丹で行われるのですが、今年はコロナで中止になったと思いきや、秋に三越で開催!!いつも『英国展』が行われるのと同じしつらえでした。

フランスからの出店が少ないためか、会場にはフランス人がほとんどいなかった。食品に関しては日本のフレンチレストランやシャリキュトリがメイン。チーズやワイン、お菓子などの他、雑貨や食器、アンティーク人形、リボン、ボタン、レースなどフランスから直輸入されたものがいっぱい

その中に100年ほど前の出版物(版画)をバラバラにし1枚絵として売っているお店があって、そこを眺めていたら大好きなモーリス・ブテ・ド・モンヴェルの『幼い子供たちのための古い歌とロンド』1883年製のリトグラフを見つけて即購入これは有名な絵なので飛びつきました

バルビエの版画もたくさんあったのですが、こちらは高価すぎて気楽には買えなかった。縁があったらいつかうちにおいでと言って別れて来ました(笑)。

あと豚足のゼリー寄せ、鹿肉とイチジクのテリーヌと低温調理した肉厚のローストポークを買いました。なんかもう~久々にパリのキッチン付きアパルトマンで、近所のシャリキュトリで買って来たお惣菜を食べてる気分だった~

上の写真は豚足のゼリー寄せに相性の良いグリビッシュソース(ラビゴットソースにゆで卵を混ぜたもの)を合わせた前菜。他はなぜか撮り忘れた

久々に『ル・ブルギニオン』に行きました。菊地シェフと会うのも7カ月ぶり

赤ピーマンのムース。

菊地シェフには珍しくいっさい動物系の食材が入っていない野菜だけの一皿でした。赤ピーマンのムースを食べるのは始めてだったので、聞いたら4年に1度くらいの割合で作るんだって。オリンピックみたい(笑)。

本日の魚料理はパートフィロ包み焼き。

メインは鴨のロースト。ここでも野菜がメインのようにたっぷりと存在感があり甘くて美味しかった。これは野菜好きは嬉しいですね。特に渋皮ごと食べられる和栗がめちゃくちゃ美味

これは相方が食べた豚のセルベル(脳)の料理。(内容忘れた

デセールはイチジクのコンポートとクレームダンジュ。

これもとてもヘルシーで良いのですが、ワタシ的にはもう少し甘い方が好きかな

最近の家のお気に入りはコストコの巨大サーモンフィレ

基本的に生のサーモンってそんなに好きじゃなかったんだけど、これは新鮮で臭みがなく、脂がのっているので旨味が濃厚で本当~~に美味しいです。お刺身でもいいけど、オリーブ油と塩だけのカルパッチョが最高。

ディルかフェンネルはマストアイテム。

バルコニーのディルが9月の長雨で全滅したので、寒くなって手に入らなくなる前に、早々に取り寄せました!!

部屋の中で越冬させて、来夏は雑草のようにわさわさ生やすのが夢

またまた秋の恒例ブドウの詰め合わせをいただきました

今年はシャインマスカット運に恵まれてる

母方の庭に放置している柿が今年は大豊作なんですけど、どうしよう??

これを食べに猿やクマが来ないかちょっと心配なんですが、食べて美味しいのかな??試してみるべきか悩んでいるところです


最近のいただきものとお気に入り

2020年07月26日 | ブログ

ネームが無事完成したので、ちょっとブレイク。

尊敬している画家=加藤美紀さんの初画集が出版されたと聞いてさっそく取り寄せました。古い作品もたくさん収められていて素晴らしい1冊。以前何度か個展で原画を見せていただいたとき、あまりにも塗り方が美しくてデジタルかアナログかわからないほどでしたが、ほとんどの作品はワトソン紙+ガッシュで描かれたもの。ほぼアナログで驚きました。収録された作品にはデジタルもありますが、ほんの2作品ほど。比べるとやっぱりデジタルは平面的でぜんぜん違うことがわかります。どうすればこんなに綺麗に絵が描けるのか~??

ああ~弟子入りして習いたい

加藤美紀さんの画集

講談社『Kiss』で連載している後輩=二ノ宮知子っちの新刊『七ツ屋志のぶの宝石匣』11巻が届きました。どんどんミステリアスで面白くなる。謎を早く知りたいけど、聞いちゃいけないと我慢しています(笑)。

雑誌の最新号では、私がコロナで籠っているときに手作りして差し入れした「パート・ドゥ・フリュイ」を取り上げてくれました~

ネームでは「パット・ドゥ・・・」になっていますが、パートの誤植じゃないのかな??でも大手出版社の恐い校閲さんがちゃんと調べていると思うので、あえて確かめていませんが

追伸)検索したら「パット・ドゥ・・・」でもイイみたい。フランス語って棒引き(音引き?)単語が基本ないと聞いたことがあるので、パットの方が近いのかもしれませんね。

子ネコカップカレー。今回は大成功~ 耳がピーンと立っています。背後の調味料瓶が邪魔でしたね

これは後ろ姿

キルギス産の白い生蜂蜜をいただきました。生ってなんだろう??ちょっと泡立っている感じでものすごく柔らかくてまろやかです。これはイガマメという植物の花から採れる蜂蜜だそうです。

乳製品のように白く柔らかいけど、味はレンゲに近い味。美味しいです

神戸の大人気塩サブレをいただきました

追記)これはメゾン・ド・タカ芦屋というフレンチレストランのシェフ高山さんのショップ「たかやマルシェ」の商品です。オンラインストアではスープとかハンバーグとかも売っていて(現在は売り切れ中みたいですが)めちゃくちゃ美味しそう~~

トマト、チーズ、花山椒、セップ茸味という、お菓子とは思えないフレーバーが新鮮

これはルバーブとトマトのジャム。お肉料理のソースにも合うとのことでしたので、さっそくイベリコ豚のステーキにつけていただきました。ルバーブとトマトが合体するとなぜかイチゴっぽくなる不思議

BOX2箱分の韓流アイドル写真(N.R.G、Click-B、SS501、神話など)と香港スターの生写真をアルバムに納めるのをあきらめました。大量過ぎる

箱があると、どんなに小さいサイズでも入らずにはいられない猫という生き物


膨大な写真の整理とエンゲルベルト・フンパーティンク

2020年07月17日 | ブログ

約9,000枚に及ぶ未整理の写真を、ついに思い立って(昔撮ったヒョンビンの写真を探すことがきっかけ)ファイル分けすることに成功しました。1冊360枚が収まるフォトクリアファイルを23冊買って、夜もろくに寝ないで整理したら~こんなにスッキリした!!ありがとうヒョンビン

こんなことやってる場合じゃないのに(ネームやれ!!)、人はなぜか追い詰められると突然掃除を始めたりしますよね。

まあ~出て来る出て来る

ドラマや映画の記者会見やら、撮影現場取材、キャンペーンで来日したスターさんのインタビュー写真。『ロンバケ』の記者会見では、囲み取材した際の最もきれいだった頃のキムタクのアップがいっぱい。あとSMAPファンなら泣くぞ!ミュージカル『聖闘士星矢』の記者会見とゲネプロの写真もたくさん発掘しました。香取慎吾のドラマや映画の会見がやたら多かったのと『金田一少年の事件簿』←堂本剛版とかもあって、この頃(1993年から2010年くらいまで)私はアジアだけじゃなく、けっこうジャニーズの記者会見にも行ってたんだなぁ~。女性誌やテレビ誌でもいろいろ連載してたからね。

『CREA』で連載してた「今最も美しい少年たち」というコラムのインタビューで会ったジュニアたち(今は大スターの嵐さんたちとか)の写真はどこへ行っちゃったのやら??唯一出て来たのはタッキーのだけ

見つからない写真は、もしかしたらPCに入ってるのか??後から突然出て来るのか??全くわからないのです。思い出せる範囲でも、トニー・レオン、台湾F4 ヴァネス、『猟奇的な彼女』で来日した際、チャ・テヒョンに会った時の写真が1枚もない。ああ、そうだ!韓国のバラード王子=チョ・ソンモ先生とソウルで一緒に撮った写真がどこにもないのはどうして~!!??

まあいずれにしても、もう今後は紙焼き写真をアルバムに残すことはほぼないだろうから、これが最後の大整理になることでしょう

ショップで買った大量の「生写真」をどうしよう??

コロナでずっと面会謝絶になっていた施設にいる母と、4ヵ月ぶりにちょっとだけ(病院に連れて行く際の付き添いで)面会ができました。もっとひどい状態になっているかと覚悟していたら、思っていた以上に顔色も良く元気そうで一安心。呼びかけるとちゃんと言っていることを理解してうなづくし、もっと刺激を与えてあげられたらいいんだけどね~という話になり、介護士さんから「プレイヤーを持って来てくれれば音楽も聴かせてあげられますよ」と言われました。

それはもうずっと前から考えてはいたんだけど、やっぱりただでさえ忙しい介護士さんたちの負担になるんじゃないか?と遠慮していたわけですが、「スイッチだけ毎日入れてあげる(ラジオや音楽をかけてあげる)入居者さんもいますよ」と聞いて私はがぜん張り切りました。まずCDではすぐに終わっちゃうし曲を替えるのも手間なので、USBメモリに大量に音楽を入れてみようと。

私が所持している二胡や中国の古い曲、アメリカのオールディーズ、テレサ・テン、加山雄三、黛ジュンとかザ・ピーナッツなど’50~’60年代の青春歌謡集(なぜか何枚も持っている)のCDを20枚ほど入れた後、そういえば母は昔、エンゲルベルト・フンパーティンクが大好きだったなぁ~と思い出し、Amazonからアルバムをダウンロード購入しました。私はどうせ買うなら現物を持っていたい派ですが、まあ母のためのものだしダウンロードでいいかと、デビュー50周年記念の39曲も入ったやつを買ってみたら、きゃ~ものすごく簡単!!ライナーはないけどジャケ写はちゃんと反映するし音も問題なし。Good

子供の頃は、エンゲルベルト・フンパーティンクってずっと南米の人だと思っていたのですが(フリオ・イグレシアスと勘違いしてた?)、物心が付いた頃、名前の印象から勝手に「ドイツ人だったんだ!」と思い込んでいました

ところが今回のアルバムを聴くうち、たぶん新しい録音だと思われる歌が若い頃に比べてちょっと微妙に下手だったので、この人は何歳なんだろう?と調べてみたら、現在84歳!この年でまだ現役だったら多少下手でも仕方がないなと思いつつ、生い立ちを読んでみたら、なんと!!英国人だった

南米でもドイツでもなかったことが45年ぶりにわかって、ああ~ビックリ(笑)

USBメモリを差し込んで聴けるラジカセ(?)が日本製では見当たらなかったので、激安の中国製簡易CDプレイヤーを購入。音は良くはないけど、母の部屋(個室)の枕元で聴かせるには十分。それに5,000円くらいだから文句は言えません。

ただメモリ内に並べた順番になぜか再生してくれないので頭を抱えています。かろうじて止めたところからは再生してくれるので、いつかは順番が回って来るだろうけど、せっかくダウンロードしたエンゲルベルトさんを最初に聴かせてあげたいのに!インデックスがないからそれを探すのも大変だし介護士さんにそこまでお願いはできないからちょうどいいところで止めて、そのまま持って行くしかないのか?? 電源を抜いたらまたリセットされそうだけど。もうちょっと高価でいいから性能の良い商品を作ってほしい

先日いただいた森井ユカちゃんの「子ネコカップ」でカレーを盛ってみました。うわああん~耳への詰め方が甘かった、しかも体がカレーで埋まってるし。次はもっときれいにネコ化させてみせます

カップヌードル「抹茶」ゲット

美味しいけど、もう少し大胆に抹茶味にしても良かったんじゃね??

2ヵ月前こんなだった宿根草の花壇が

イイ感じでわさわさして来ました

咲きかけのエキナセア。

雨続きでアカンサスは融けちゃったけど、花々は元気です

いつもこれくらい増えると雨にヤラレ、もう完全に死んだかと思うと復活するアカンサス。さすが生命力の象徴としてヨーロッパでは昔から、あらゆる装飾のモチーフに使われて来ただけのことがあることを実感します

ハーブ類も今が花盛り。バジルの花がすごくいい香り

タイムの花。

これはフェンネル。

ミントにも花が咲きました

旬の桃をいただきました。これは皮ごと食べられる桃なんだって。

皮はちょっとリンゴのようで、でも薄~く産毛があるので不思議な触感。普通桃って表面から傷むのに、皮は無傷で中がトロトロジューシー。最高に美味しかった

お隣さんからいただいたすごい立派なキタアカリ。←手作り。さっそく今話題のポテサラを作ったよ

ずっと披露したかったロティさんのエサプレート。昨年の英国展で買ったプラスチック製のスポードです。これが床に置いてあるだけで気分がイイ


巣ごもり生活③

2020年05月21日 | ブログ

いよいよ巣ごもりもラストスパートでしょうか?

編集さんがテレワークのせいか(?)なかなか次の仕事の「お題」が届かないし、んじゃあ~ずっとやりたかったことをやっちゃおう~!ということで、先日作った2色のルバーブのジャムで「パート・ド・フリュイ」を作りました

私は固めたネバッこいものが大好き。たとえばターキッシュ・デライト(ロクム)とかヌガー、外郎とかあんこ以外の羊羹(柿とか柚子とかレモン)、クルミのゆべしなどに目がありません。英米で人気の色とりどりゼリービーンズもグミも好き(KanroのPureグミプレミアムはそうとう美味しい)。

中でもフレンチレストランで最後のプティフールによく出て来るパート・ド・フリュイがあまりにも好きで、どうにか家でも食べられないか…と、デパートなどで見つけて買って来てはガッカリの連続。なぜ市販のはこんなに不味いのか??これは手作りするしかない!!と、ずっと野望を抱いていました。

作るにあたっては、やっぱり美味しいジャムやフルーツのピュレを手に入れないとなりません。せっかくならジャムから!!と思っていた矢先、ルバーブを見つけたので、ここからはとんとん拍子です。

まずは出来栄えを

切り方が雑でお見苦しいのですが、なかなか上手にできましたよ

一見ただのゼリーのようですが、これはゼラチンではなくペクチンでフルーツを凝縮したもの。

ジャムをバーミックスでドロドロの液体にして、砂糖&ペクチンを入れて煮るだけ。最後にクエン酸水を入れると一気に固まり始めます。バットに移して表面が固まったところでグラニュー糖をまぶします。

いや~それにしても、すさまじい砂糖の量にビックリ

1時間ほどあら熱を取ったら、ぺろりんとバットからはがして正方形にカットするだけ。

これ一粒で角砂糖一ケ食べるくらいの感じですが、思っていた以上に甘酸っぱく美味しくできました

私は1回に2個しか食べないようにしていますが、夫が「美味しい美味しい」と言ってがんがん食べるので、糖尿病にならないかちょっと心配

こちらは緑のルバーブ

緑の方は、なぜか日本の柿羊羹のような風味でした。

次回はもらったマーマレードを使って、夏蜜柑のパート・ド・フリュイを作ってみます

りっぱなビーツが売っていたので、これはボルシチにしなければ!!

和牛のすじ肉をたくさん買って来ました

ビーツとすじ肉を1時間ほど下茹でするのが少し手間ですが、それさえできれば刻んだ玉ねぎやセロリ、キャベツ、ニンジンを炒めてあらごしトマト缶と一緒にぶっこんで30分ほど煮るだけ!!簡単~~

食べる輸血!!ビーツたっぷりボルシチの出来上がり。トッピングにサワークリームとディルを忘れずに。

私がそばがき用に買ったそば粉を、夫がガレットにしてしまいました

平たく伸ばせるクレープ用の鉄板がないので、生地がかなり肉厚

ハムは例の、夫の手作りのやつです

卵とグリュイエールチーズを加えて、まずは普通にしょっぱいガレット。

2枚目は3種の青かびチーズとナッツ類&ハチミツで、お料理なのかスイーツなのかどっちだかわからない甘じょっぱいガレット。

デザートは砂糖漬けにした小イチゴとサワークリーム入り。

美味しかったけど、もっと皮をパリパリにしないとそばがきを食べているような触感から抜け出せない

もう少し修行が必要だと私は思うけど、夫は「完璧だ!!」と悦に入っています。なぜこれが完璧なんだろう??

まだまだ休暇モードなので、バルコニーにホットプレートを出して、サムギョプサルを焼いてたくさんの野菜で巻いて食べました。焼酎に刻んだキュウリを入れてキュウリ酒にすると、な~んと!香りはメロン味

T-falのホットプレート(made in France)は木製だよ(笑)。

一晩、白ワイン漬けにした豚バラ肉とまたまた和牛

やっぱり安い和牛が出回ってる気がします

夫が前回焼いたパンを、私が「場末のイタリアの食堂で出て来るパン!」と表現したので、こんどは思いっきりリッチなパンを作り始めました(ヒマなんです)

香ばしい芥子の実をまぶして…

切れ目を入れたら

そこにもバターをふんだんに挟んで焼きます。

もう~すんごい良いバターの香り

中身はフランスパンではないけど、表面は申し分なく「ブール」の味

今回のはかなりリッチでふわふわ、とっても美味しくできました。これなら合格点

グリーンティーのチャイ用マサラをいただきました

さっそく牛乳で煮てみたら

本当にグリーンティーだぁ~!!(ここは仕事場のミニキッチンです)

緑茶をミルクティーにしたようなちょっと不思議な味ですが、爽やかで美味しい

ミルクティー向きのアッサムをミックスすると普通のチャイの味になるし、ミントを加えてもグー

ル・ブルギニオンのテイクアウト、最後の一皿は「シャラン産鴨の骨付きもも肉のカレー」です

もも肉が1本ど~んと入っていてボリューム満点。お味は優しいフレンチテイストでした。がっつりスパイシーなインド料理にしないところがさすがフランス料理のシェフが作ったカレー・・・というより、カレー味のシチューといった印象

毎日毎日、美味しいものを食べることに全力かけて生きていますが、こんなに好きなことだけして罪悪感がない生活って天国だな

私の場合ちょうど仕事が終わったタイミングだったことが幸運でしたが、もし〆切前だったとしてもずっと籠って机に向かっている毎日に変わりはないので、まあステイホームは(多くの漫画家さんが同じことを言ってると思うけど)、非日常ではなかったというのが感想です。

ただ施設にいる母にもう3ヵ月も会えていないので、それだけがちょっとしんどい。「穏やかに過ごしている」と、時おり職員さんからうかがって安心していますが、なんとなく見舞いのない(母のいない)生活に慣れつつある。逆に母が私のことを覚えているのか?が心配ですが。

老人介護施設の面会謝絶が解除されるのは一番最後かな??