ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

久々の台北①

2019年12月18日 | 旅行

台湾に行って来ました

なんと!ほぼ15年ぶり

レオン・ライ(黎明)のコンサート(初の台湾ライブ)に駆けつけたのですが、演唱會コンレポはFacebookのLeon・Family(Japan)コミュニティーに詳しく描きましたので、ご興味のある方はそちらをのぞいてみてください

30年以上前は親とか連れて家族と、20年前あたりはLFJのイベントで友人たちとよく行っていましたが、今回は一人。もちろん現地では(一緒にレオン・ライのファンクラブを立ち上げ、香港で一緒に部屋も借りていた)森井ユカちゃんと合流しました。彼女は1年前から台北に事務所を借りているのでほぼ台北市民

今年5月にマレーシアに行った時も羽田からでしたが、今回はゲートがバーンと増設されて、めっちゃ広くてキレイになりましたね。やっとやっとようやく国際空港の体をなして来た感じです

全国各地の銘品も売っています。それも最高級品ばかり

急須が軽く5万円~10万円します。でも本当に良い物なので、この値段も納得。

ううううう。ず~っともっさい空港だったのに立派になって。

日本の空港がどんだけダッサイか、外国(特にアジア)に行かない人にはわからないかもしれませんが、本当に穴があったら入りたいほどでしたから、ちょっと感激してしまいました

昔はだいたい通路にあったマッサージ機

最近はゲート待合所にあることが多くなりました。

通常あるはずの場所にないので最初はかなり通路を探し回りましたが、ようやくゲートにあるもの!と認識したので、搭乗予定時刻の30分前にはゲートに行って、揉まれています

台北駅近くの君品酒店(パレ・デ・シン)に泊まりました。

博物館ホテルと銘打っているだけあって、なかなか好みのデコラティブさ。でもけして悪趣味でも下品でもなく、とっても素敵だった

扉を開けると部屋の真ん中にバスタブがある・・・ともっぱらの噂でしたが、私の部屋はドアを入ってすぐ左側にありました。

洗面所が鏡1枚のついたてでベッドルームと隔てられていて、ある意味シースルー。それがビックリするほど使い勝手が良い

洗面台の逆側は机

廊下には美しいライブラリーコーナーが。

カーペットがふかふか過ぎて歩きにくい(笑)。

6階がフロントなので、出入りをする際いちいちそこを通らなくて良いのもGood

モチーフはアカンサス

翌朝、朝ごはんを食べに出かけました。

超~快晴

さすがに12月は涼しいとはいえ、昼は気温が20℃ほどあるので、夏服にちょっと羽織るものがあれば充分な気候なのですが、現地ではみんなダウンとか分厚いコートを着こんで首元はマフラーでぐるぐる巻き

どんだけ寒いの??とおかしくて、着こんでいる人を見ながらずっと密かに笑っていました

日本の真冬に半袖でいる欧米人を見ながら笑っていたのと逆バージョン。ん?だとすると薄着で笑われていたのはもしかしてこっちか??

昔、香港では冬になると、ここぞとばかりに毛皮を着ている人がいましたけど(もちろん気温は20℃前後)、さすがにそれは見かけなくなりましたね。

表通りは広く都会的だけど、台北駅~山中界隈の旧市街地は一歩路地に入ると昔ながらのいとなみが残っていました

古いレンガ造りの建物もたくさん残っていて、夜になるとそういう歴史的建造物がライトアップされてとても美しい

歩いて15分ほど。さあ~台湾の朝ごはんと言えばここ!と言うくらいの 有名店『阜杭豆漿』に来ました。

長蛇の列を覚悟をして行きましたが、少し時間をはずして11時くらいを目指したのに、やっぱりヤバイほどの列ができてた

でも回転は速いので、列の長さに恐れをなしてやめる必要はなしです

ここで絶対に外せないのが“鹹豆漿”

要するにしょっぱい豆乳茶碗蒸し。すでに油条がトッピングされているので、ネギ餅(パン)を添えました。

このしょっぱい豆乳、薄味だけどほのかに醤油の香りがしてマジで美味いです

市場の2階にあるフードコートなのですが、この「阜杭豆漿店」の客でほぼ満席になってしまうので、他の店は迷惑だろうなぁ~・・・

みんなお連れさんが先に上がって席取りをしているので、空いている席を探すのがけっこう大変でした

私は一人だったので、すぐに座れるところ(もちろん相席)を見つけられたけど、グループで行く場合は、先に席をキープするのは仕方がないかな。

帰りは『善導寺』駅から台北駅まで一駅、地下鉄に乗って帰りました。

自動販売機は十数ヶ国の言語に対応していて、もちろん日本語もあるのでわかりやすい。

チケットはこんなプラスティックのトークン。これを改札機にピッとかざし、出る時はトークン専用の穴に差し込んで出ます。

プラットホーム。

巨大な台北メイン・ステーション。

駅からホテルは地下道でつながっていて、隣のファッションビルから出入りします。

車寄せがないのに最初はビックリしましたが、考えてみればヨーロッパのホテルはほとんど車寄せなんかないな

「馬に乗り旅人は冒険を始める」というのがコンセプト。

この駿馬は旅の始まりを象徴しているそうです

 

つづく


城峯公園の冬桜

2019年12月05日 | 旅行

香港から来たタンミーちゃんが「城峯公園の冬桜が見たい」と言うので、行ってみました。

鮎ランチとかき氷を食べた後、ライトアップを目指して夕暮れに。目指す場所は群馬県との県境=埼玉県児玉郡。地図で見ると長瀞から山越えをした向こう側といったところ。

気軽な気持ちで山道に入ったら、ナビの指令があまりにも狭い道に誘導するので、いやいやもっと良い道があるはずでしょ!と勝手に思いこみ、無視して直進したら下久保ダム(神流湖)を半周してしまい、こ、これはおかしいと、途中ダムにかかる橋を渡って山側に入ったものの、そこから先は獣道のようなヤバすぎる道

日没間近でここで日が暮れたら死ぬ~!!と焦りながらひぃ~ひぃ~言いながら進みましたが、なんと!途中で対向車出現!!

「ぎゃああああ~~~

どうやってもすれ違うスペースはないし、バックしたとしても「あそこまで戻れば大丈夫!」という場所も見当たらなかった。幸い相手は男性でこっちは女子(笑)。曲がりくねった山道でバックは絶対ムリ無理アピールをしたら、仕方なく戻ってくれましたが、あちらもけっこうヘタでますます焦る。でも少しバックしたらかろうじてすれ違えるだけのスペースを発見!!そこでなんとかすり抜けることができましたけど、もしできなかったらどうすれば良かったんだろう??あまりの恐怖にアドレナリン全開で笑いが止まらず、ゲラゲラ笑いながら城峯公園を目指しました

城峯公園に到着した時は、まさに日没寸前。

もう見頃は過ぎているかと思いきや、けっこう咲いてましたかわいい冬桜が。

花が小さいので遠目にはそんなにキレイには見えないけど、アップにすると少しピンクがかってて可憐

ちゃんとしただね。可愛い。

桜と紅葉の共演が珍しいということで人気があるようですが、公園と言うにはあまりにも狭い山間で、タンミーちゃんが教えてくれなかったら一生行くことはなかっただろう場所(笑)。

たしかに紅葉と桜のマッチングが面白い。

ライトがつくと紅葉があまりにもきれいでビックリ

紅葉はライトアップして見るのが正解なんじゃないだろうか??

映えマス

横暴なアマチュアカメラマンのオッサンに「どいて!」と言われながら散策しました。

最初は「はいはい」と、素直にどいてあげていたんですが、ちょっと動くと大きな声で「あ~っ!」と言われ、だんだん腹が立って来た

アマチュアにかぎって撮るの遅いし偉そう。しかも何の権限があって私たちに「どけ!」と言えるのか?

「プロは謙虚だし、もっと手早く撮りますよ」と言えばよかった。

日がまだある時より・・・

暮れた方が空が青くて美しい。

空に小さな三日月が浮かんでいました

帰りはきっと、もっと良い道に違いないと思っていたら、来た時ほどではないものの、やっぱりかなりハードな山道でした。

そう言えば公園にいた子供たちが大きな声で「またあの道を帰るの~??」「やだぁ~!!」と叫んでいたっけ

路線バスがあるみたいですが、あの狭い山道をどうやって走行するのか?また鉢合わせしたらどうすればいいのか?考えるだけで震えます

マジで恐ろしい場所でした。

 


鮎の京亭と阿佐美冷蔵のかき氷

2019年12月05日 | 旅行

鮎で有名な寄居の『京亭』には、毎年鮎が解禁すると食べに行っているのですが、今年は季節はずれに訪れました

鮎は残念ながら(たぶん)冷凍なので、旬の時期に比べて味は落ちますね。季節はずれはナマズだと聞いていたのですが、それはリクエストしないとダメだったようです。

紅葉の時期に来たのは初めて

いつもは座敷ですが、この日は珍しく洋間に通されました。

写真は香港から来たタンミーちゃん

鮎の甘露煮

鮎寿司、白子、湯葉のクルミ乗せ、レンコンの素揚げ。

マグロ、イカ、天然のブリ

天然ブリが美味しい~~。身がプリプリでコリコリ。養殖とは全く別物ですね。

鮎の炭火焼

旬の頃と比べると身はパサッとしていました

このエリアで撮れた新そばのそばがき。

白身魚の石焼。

鮎ご飯。

一膳ずつしか食べられなかったので、残りはおみやにしてもらい、家の朝ごはんになりました。

影は我

快晴でした

デザートは天然氷で有名な阿佐美冷蔵でかき氷。寄居からは車で20分ほど。

夏は2~3時間待ちが当たり前なので秋がねらい目ですが、季節はずれ&閉店間際にもかかわらず、次から次へ来客者が絶え間なく、さすが

私は季節の生果汁~始まったばかりのイチゴ果汁&練乳と栗あんみつのセットをいただきました。

ただの氷なのに、食べているとどんどんお腹がいっぱいになるのは何故なの??

紅葉がキレイ

おばあちゃんが住んでいた家(?)が新館になってた

明治~大正のレトロモダンな本館の方がやっぱり好きだけど、和の座も良かったです。

メニューがそれぞれ違うので、食べたい内容で入る館を決めなければなりません。

 

この後、城峯公園へ


ムーミンパーク②★☆。.:☆。.:*・°☆★晩秋編

2019年12月03日 | 旅行

香港からお友達のタンミーちゃんが遊びに来ました

ムーミン三昧しよう!と言うことで、うちに泊まって、朝からトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を散策。

午後からもう一人友人と合流してムーミンパーク

ちょうど紅葉が最盛期で、お天気も良くバッチリでしたね。ちょっと寒かったけど。

実は秋に来たのは初めて。メタセコイア(あけぼの杉)の紅葉は美しかった

杉なのになんで紅葉するんだろう??と思って調べたら、落葉針葉樹だって。

落葉する針葉樹があるなんて知らなかった

相変わらず何故かよどんでいるよね~沼

山からは清流がかなりの勢いで流れてるのに、なぜ下流ではよどむのか??不思議。

屋敷の煙突から煙が出ています

ここにはしょっちゅう来てますが、暖炉に火が入っているところに来るのも初めて

燃える薪のいい匂いがして、すごく暖かい

タンミーちゃんと

ちょっと下の方のペンキが剥げてますが、台風の被害が少なくて良かった

メタセコイアの紅葉はまだまだ見頃が続きそうですよ

さて、metsaに移動

初秋に来た時より紅葉が進んでいます

お天気にも恵まれました

ロイヤル・コペンハーゲンの店でランチ。

アボガトとソーセージのホットドッグ。

紅葉がすごくきれい

赤い部分を見かけると写真を撮らずにはいられない

この先から「ムーミンバレーパーク」有料エリアです

日曜日でアトラクションは何週間も前から完売。午後にのんびり行ったから当日券もなし。

残念

おさびし山には登れたけど「ヘムレンさんの遊園地」は日暮れと共に終わっていて、またもや遊べず

こちらのフィールドアスレチックも楽しそう

暗くなるとこんなライトアップが

なんで午後からのんびり行ったかというと、11月30日から始まった「音とイルミネーション」=ムーミン屋敷のプロジェクションマッピングのオーロラが見たかったから

18時からの開始だと思いこんでいたら18時半からでした

場所取りも含め1時間ほど寒空のベンチで座っていたので、もう~寒い寒い

端っこのベンチでも見ることはできたけど、音が聞こえづらかったので、結局屋敷前に移動。

オーロラはできれば波打ってて欲しかった~

キレイでしたけどね

10分程度で終了。

「え?これで終わり??」と顔を見合わせるほど呆気なかった。

これを見るためだけにわざわざ行くほどのことはないかもです

ヴィレッジに戻って、AFURIのラーメン食べて帰りました。

桜の時期が一番かと思っていましたが、紅葉時期(12月初旬)もいいねぇ~


ムーミンパーク①★☆。.:*・°☆★初秋編

2019年12月02日 | 旅行

仕事の打ち上げで、いつも手伝ってもらっているアシさんであり同業者の友人たち(寺島令子、てらかわよしこ、田中としひさ先生~)とムーミンバレーパークに行きました。

カテゴリーを「旅行」にしましたが、家から車で10分です

metsa(メッツアビレッジ)は飯能の宮沢湖を囲むリゾート空間で、湖の半分が無料エリア、半分が有料のムーミンパークになっています。

平日は駐車代が無料になったので、ふらりとランチや夕飯を食べに良く行きますが、ムーミンパークは春の開園直後(しかもよりによって春休み中)という悪条件の中訪れて、あまりにも混んでいて何も見ずに帰って来ましたが、今回は2度目です。

曇り空ですが、すごく暖かくて半袖でもイケル。

紅葉もまだまだこれから・・・というところ

平日なので空いているし、(枯れてますが)芝生の上でのんびりしながら、じょじょにムーミンエリアに向かいました。

この日のスタバは終日おかわり自由という太っ腹

と言いながら、おかわりしなかったけど

寺島令子姐さん曰はく「スタバはいつもおかわり自由やで」というので、そんなことまったく知らなくてキツネにつままれていたら、通常はおかわりは100円(か150円)で可能なんだって

南の空は晴れてて、時おり太陽が顔を出すとめっちゃ暑い

ムーミンパークに行く途中にある『空中アスレチック・ファンモック』というアトラクションを30分だけやることにしました

ファンモックとはハンモックのこと??

小さな部屋がたくさんあるのですが、すべてが飛び跳ねることができるトランポリンになっています。

オトナ4人で貸切状態

なんで飛び跳ねるだけで人は笑いが止まらないんだろう??

飛んだり跳ねたり転がったり、一度尻もちをつくと立ち上がる時は生まれたてのバンビのようになるし。もう~可笑しくて可笑しくて笑いこけました。

でもなかなかハードでこれは体感が鍛えられます

スキーと器械体操と社交ダンス、私が過去にやったことのあるスポーツすべてを集約したようなアトラクションでした。

30分なんてぜんぜんもの足りないかと思いきや、汗だくになって20分でリタイア

ああ~面白かった!!

これはとてつもなく良い運動になるので、スポーツクラブに通う気分で平日一人でやりに行こうかと考えましたが、3日後に腰に来て、5日後に膝に来た。

やっぱりムリだわ

葛根湯を飲んでメデキュア(バブ)を入れたお風呂に浸かって寝たら、筋肉痛にはなりませんでしたけど、膝の痛みが取れるまではしばらく行けない。やっぱり準備運動しないとダメですね??

ムーミンパパの水浴び場。

ここの隣からカヌーにも乗れます。この辺は無料エリアです。

ムーミンバレーパークに入ったら、ちょうどショーが始まって、スナフキンが歩いて来た。

最初一般のコスプレの人かと思った

パークの中には小川が流れています

トーベ・ヤンソンさんの人生とムーミンの世界を織り交ぜながら「体験」ができるエリア。

物語を知っていたら「ああ~あのシーンね!」と共感できるのでしょうね

色合いがムーミンの絵本の世界

なかなか良くできています。

種を撒くとニョロニョロが産まれるよ。

スナフキンとも一緒に焚火を囲める

ムーミン屋敷ツアーに参加しました

階段を上がった三角空間。

パパとママの部屋。

ベッドの上にはママのハンドバッグが

バッグの中には毛糸の靴下とハンカチ、アクセサリーとキャラメルが入っていました

いろんなコーナーにさりげなく置いてある小物が可愛い

ムーミンの部屋。

みんなでお茶をするテーブル

スノークのお嬢さんが泊まりに来た時用の部屋

ミイの部屋。ミイは本当に小さくてビックリした

1階のダイニングテーブル

キッチン

作っているのは北欧名物のミートボール。

暗くなってきたので、灯台へ

ムーミン谷を出て、灯台で暮らした日々(なかなか切ないお話)。

ママがいなくなっちゃった

ここも貸切だった「リトルミイのプレイスポット」では、観客の顔を取り込んでミイの兄妹として参加しました

ファンモックで大量の汗をかいた私たちは、まるで風呂上りのようなスッピンです

この日は「海のオーケストラ号」も見ました

飛行おにの空飛ぶやつ(湖を横断するジップラインアドベンチャー)と、日が暮れてしまったのでおさびし山には登れず、ヘムレンさんの遊園地で遊べませんでしたが、また次の機会に

ムーミンパパとママと記念撮影

逆光ですがな


トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のライトアップ

2019年09月24日 | 旅行

旅行カテゴリーにしましたが、ご近所です

ムーミンパークが開園してこちらも負けじと、今年の春から土日祝の夜のみ、ライトアップを開始しました。

私がムーミン谷と呼ぶ『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』

ここは市営なので入場料は無料なんですよ

行こう行こうと思いつつ、雨が多くて行きそびれていましたが、やっとかないました。

メインの屋敷が一番きれい

今年は雨が多かったせいか、川の水がゴウゴウと音を立てていました。

もっと森の奥に行きたかったけど、さすがに怖すぎて対岸を眺めるだけ

ここまでが精一杯

屋敷の中も昼と趣が違ってステキ

夜は誰もいないので、のんびりできます

すさまじく不便な場所だし、わざわざこれだけのために行くほどのことはないけど、敷地内にカフェもあるので、夕刻からゆっくり食事などをしながら日が暮れるのを待つと良いと思います


香港で龍穴に入る!⑤

2019年07月02日 | 旅行

あらためてお部屋から見た香港の景色です

なんと!2泊3日間のペニンシュラホテル滞在中、一歩たりとも外に出なかったという、香港に来てこんなことは生まれて初めて。

毎日天候が悪かったこともあるし、今さら九龍サイドで行きたい所もなかったので、私はペニンシュラを堪能することに決めたのですが、それでもランチからディナーまでの間、ちょっとだけよし子先生を連れ出そうと試みました。

でも出ようと思った瞬間どしゃ降り。待っても待っても的士も来ない。なんかこれは出るなってことかな?と思い、結局ホテル内に留まることに。「なんか不思議だね~」なんて話をしていたら、なんと中医学博士の楊さちこ先生から「今日はペニンシュラから出ない方が良い」と言われていたんですって

ペニンシュラには龍がいて、今回の旅は龍穴に入る旅だったようです

お部屋に備え付けられたチョコレート

これが半端なく美味しい

東京のペニンシュラでも買えるらしいので、月末に行った際に買って来ようと思います。

枕の柔らかさと大きさがドンピシャ好み。この枕、好き

 廊下に飾られていた京劇モチーフのレリーフには、フレンチレストラン『Gaddi's』のサインが入っていました。

旧館の階段

ディナーの前に部屋に届けられたトマトとハーブの甘くないフィナンシェ。

今これを食べたら夕飯が食べられなくなる~!と言いながら、一口味見したら美味しくて結局全部平らげました

可愛い中国茶セット。このまんま地下のショップで売っています

プーアール茶を一煎いただきましたが、ティーバッグにもかかわらず上質で本当に美味しいお茶でした

龍穴に入っている間、本当にいくら食べても胃がもたれることなく、ずっとスッキリしていたのが不思議でたまらないのですが、帰国する日、一歩外に出て町場のワンタン麺を食べたら、いきなりもたれた(笑)


香港で龍穴に入る!④

2019年07月01日 | 旅行

2日目のディナーはペニンシュラ内にあるフレンチ

レストラン『Gaddi's』(ガディス)にて

食事の前に、このレストランの裏から入り、果てし

なく広がる一大厨房を、特別に見せてもらいました。

これもよし子先生のツアーならではのスペシャルサ

ービスです

『Gaddei's』だけのキッチンではなく、ペニンシュ

ラホテル内のすべてのダイニングを担う場所でした。

こんな大きな厨房を見たのは初めて

その中でも特別な部屋になっていたのが『チョコレ

ートルーム』。

小さいけど、モザイクで飾られている入り口に

ここだけ他とは違う感が漂っています

冷蔵庫の中には芸術的なチョコレートがたくさん

飾られています。これ全部食べられる

ホワイトチョコレートで作られたページボーイ

は、お部屋にも置かれていました

こういうのは形だけで美味しいはずがない!と

思ったら、めちゃくちゃ美味しい

マジでジャン・ポール・エヴァンやピエール・エルメを

越える味。お世辞抜きで本当に美味しいチョコレートで

した

ショップで売ってるのをみて、あまりの値段にひっくり

返りましたけど、お値段だけの価値あり

ハイヒールとか自由の女神はどこに飾るんだろう?

製造中をお邪魔してすみません

古い香港の切手モチーフの美しいチョコ

これからフレンチのフルコースなのに、チョコを味見

しまくり!!

『Gaddi's』のお料理が始まります。

塩入り&塩なしのバターに真ん中の赤いのは唐辛子味。

相変わらずパンとバターが美味しい。

アミューズ。美味しくてあっという間に食べて

しまったので、内容を覚えてない

蟹と青ネギ、グラニースミスアップルとギリシャ

ヨーグルトで和えたサラダ。これ大好き。

ホタテのグリル。人参と柑橘果汁のピュレ。

すずきのポワレ。いろんなフォンをしみこませた

カリフラワー添え。

牛肉のパイ包み焼き。

マッシュポテトの上には黒トリュフ。

メレンゲの器に乗ったバニラアイス

プティフール

最後にミントティーをいただき、お腹いっぱい。

同じテーブルの皆様はこの後足裏マッサージに行く

と言っていましたが、私は部屋でゆっくりお風呂に

浸かって腹ごなし。

明日の朝ごはんが入るのかがひたすら心配


香港で龍穴に入る!③

2019年06月30日 | 旅行

ペニンシュラ滞在2日目の朝食は、ロビーカフェでイング

リッシュブレックファースト

昨晩あれほど食べたのに、8時くらいになるとスッキリお

腹が空いて来るのが不思議。本当に胃もたれ皆無です

耳を落とした薄いトーストが英国っぽいね

昔、アンティークの銀のトースト立てを買う際、英国人

から「とにかくトーストは薄くないとダメよ!!」と

力説されたことを思い出しました

それにしても、手前のクロワッサンがでかい

フルーツファースト

甘いミルクをたっぷり吸い込んだシリアル。

炒め油が、少しだけ中華料理臭がするのがほっこり

します

香港にいることを実感します

朝食後は、少し運動をしようとプールに向かいましたが、

なんとプールがメンテナンス中で使用できず、がっかり

正面の灣仔~金鐘~中環を眺めながら、久々にバタフラ

イでもしようかと思っていたのに(笑)、残念でした

仕方なくスパに行き、ジャグジーとサウナで交互に汗を

かきました。写真は美しい~ジャグジー

ダイソンのヘアードライヤーが置いてあった~!!

これ買うと5万円もするのよ~

使用した感想は・・・・・・・・・・・・重い

でも風は優しい。ドライ上がり感は…普通。

カッコイイけどね

続いて~麒麟楼でランチ

朝昼晩、着替えて食事に行かなければならないので、

外出する時間なし。ずっとホテル内にいるので、あい

にくの天候や蒸暑い季節が逆に嬉しい

前菜は点心三点。

右下透明の松茸上素餃がものすごく美味しかった

香りが一瞬トリュフっぽくて、松茸ってスゲー!!

キヌガサダケと水餃子のスープ。

上湯がめちゃくちゃ美味しいです

中にブヨブヨしたフカヒレの端っこみたいな固まりが

あって、なんだろう?と思っていたら、今流行りの魚

の浮き袋でした

過去何度か食べてみたくて、レストランで聞いてみた

けど、家全七福で一皿7万円。農圃で13万円と言わ

れて、断念したあの超~高級食材魚の浮き袋を、

ついに食しましたよ

死ぬまでに一度食べたいと思っていたので、満足…の

はずなのですが、何が正解かわからないので、ますま

すおっきい姿煮を食べたくなりました

牛肉のXO醤炒め。

ホタテの炒め物。

典型的な上品な広東料理で嬉しい。

美味しくないはずがない海老炒飯

マンゴースープ

香港在住でご高名な中医医学博士の楊さちこ先生と

ご一緒させていただきました

パァ~~ッと瞬間に空気を変え、その場を明るく照

らす太陽なような人

最高にパワフルで魅力的な方でした


香港で龍穴に入る!②

2019年06月28日 | 旅行

初日の夜はヨットクルーズの予定でしたが、悪天候に

より中止

急遽、ミュージックルームと呼ばれるペニンシュラの

歴史が詰まったお部屋見学とスイス料理に変更になり

ました。

歴史が詰まった旧館のこのお部屋は、ロビーやレスト

ランで音楽を奏でる方たちの練習場に使われているそ

うで、ふだんは未公開。特別に見せていただきました

代々ホテルで使われていた食器も飾られていました。

現在は売られていない上段の中国茶セットは、25年

ほど前に購入して持っています 。宝物。

銀器もいっぱい

私たち的にはヨットよりこちらのお部屋を見せていた

だいた方が嬉しいかも~

いろいろな記念の品々。

じっくり見ているとすごく楽しい。

年代物のペニンシュラベアーたち。

なんと!すべて手作りだそうです

毛並みの劣化が時間の流れを感じさせます。

このジャコビアン様式の椅子とテーブルは、かつて

日本軍がホテルを占領していた時代に、何か調印式

を行った時の物なのだそうです

ディナーはペニンシュラ2階にある伝統的スイス料理

レストラン『Chesa』(チェサ)でいただきました

店内に入った瞬間、チーズフォンデュの香りに包まれ

て、頭の中はチーズでいっぱいに

ミュージックルームに飾られていた伝統デザインの

食器とカトラリーが今でも使われているのが嬉しい

クラシカルで可愛い塩入れ

パンとバターがめちゃくちゃ美味しくて、ついさ

っき山のようにアフタヌーンティーを食べたとこ

なのに、この後何が出て来るかも知らず、もりも

りと食べてしまいました

無塩バターと海藻入り有塩バター。

フランスのバターの味がするよ~美味しいよう~

ブルスケッタ付きたっぷりスープ。

ここですでにもうお腹いっぱい

前菜は今が旬のホワイトアスパラ

オランデーズソースではなくグラス・ドゥ・ビアンド?

ビーフコンソメのブイヨン?

サラダのカップはチーズを固めたものでした

上に乗っているディープフライの玉子はいらないかな。

メインは、やっぱり香港なのでお魚を選びました。

ヒラメと海老のソテー

さすがに海老はぷりっぷりで美味しかった

頭がチーズモードになっているので、甘いデザートを

パスしてフロマージュにしていただきました。

これはラクレット

ラクレットをこんな風にデザートチーズにできるなん

て!!ビックリ

熱々のお皿に、焼いたラクレットチーズを張り、その

上に子芋やトマト、オリーブ、コルニションなどが乗

っているのです。すごく新鮮

とどめのプティフール

何もかも美味しくて、完食!!

2時間前にアフタヌーンティーを平らげたばかり

なのに、なんでこんなにたくさん食べられるのか?

不思議なくらい軽~く完食いたしました

料理はヌーベル系ではないのに、なぜか軽く感じ

たのは、食材がとびきり良いせいでしょうか