<前回からの続き>
というわけで、VictoryのV10コンボを買おう!と思っていたのですが、
ここでふと、気付いたわけです。
そもそも僕が探しているのは、自宅用の練習用アンプなわけで、
「どれだけ気持ち良い歪みでピロピロ弾けるか」よりも、
「弾いたとおりに綺麗に音が出る」クリーントーンが重要なのですが、
でも、いろんなブランドのアンプ、それこそメジャーどころだけでなく、
マニアックなブティック系メーカーも含めて、みんながみんな、
「Fenderのようなクリーントーンを目指した」とか
「Fenderみたいな良いクリーントーンだね」とか
「Fenderに比べて、もう少しふくよかにしたようなトーン」とか、
それぞれの目標にしろ、基準にしろ、あるいは比較対象にしろ、
とにかくFenderを引き合いに出すわけですよ。
また、YouTube動画での機種レビューや、マニアのブログに至るまで
「うーん、Fenderみたいで気持ち良いクリーントーン!」
みたいなコメントも多いわけですよ。
で、あんまりそういうコメントばっかり目にしたもんだから、
「じゃあ、結局、Fenderで良いんじゃね?!」
「クリーントーンは、結局Fenderがグローバルスタンダードなんでしょ?」
と思っちゃったわけです(笑)
と言っても、別に「Fenderライクなブティックアンプ」に40万円も50万円も出す、
という行為を否定しているわけではありません。
そこは誤解の無いように・・・
どうしてもFenderでは満たされない、微妙な音のニュアンスの違いを追求した結果、
その40~50万円のアンプで遂に満たされた、ということもあるでしょうから
そのアンプには、それだけの金を出す価値がある、ということでしょうし、
その違いが欲しい人は、その値段で買えば良い、というだけのことですし。
でも、僕は、そういう「Fenderとの微妙な違い」云々を語るレベルでもないわけで(爆)
「まず、お前はFenderの音そのものを良く知らないだろ!」
「ブティックアンプよりも、お前はまずFenderから始めろ!」と自分を説得して、
VictoryのV10を諦めて、「基本のFender」から始めることにしました(笑)
で、Fenderと言えば、過去、スタジオ等で使ったことのあるTwin Reverbが
かなり好きな音なのですが、あんな大きなの、自宅に置けるわけもなく(笑)
かと言って、小さいスピーカーも嫌だよなぁ、そしてやっぱりトーンコントロールや
マスターボリュームもあった方が良い・・・と考えると、結局、Fenderの中での
ベストな選択はBlues Junior IIIだろう、というところに至りました。
Blues Junior IIIは、某巨大掲示板等で、これをやたら薦める「ブルジュニ厨」が
嫌われていたりするせいか、なんとなく良い印象が無かったのですが、
まぁそれはそれ、これはこれで、アンプ自体に罪は無いわけですし、
これまで色々悩んで、考えた結果の結論なので、Blues Junior IIIで良いかな、
ということにしました。
<次回に続く>
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