怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

自由に食べたい

2015年12月30日 | いろいろ
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本屋にも図書館にも菜食料理本が増えてきている。また、街中に菜食レストランが新たにいくつかできた。

乳製品も摂取しない完全ベジタリアンのためのレシピ。図書館の蔵書だ。

食べ物の好き嫌いが多い人や食にこだわりのありすぎる人との付き合いは難しいと感じることが多い。
先月だったか、ベジタリアンの年金生活者女性に言われた。「りすさん、あなた、まだ肉なんか食べているの?」
教養があっておっとりしていて感じのいい人なのに、こんなことを言うのはやはり食にこだわりのある人だから。
自分が勝手に菜食主義者でそれでいいのに、どうして他人にまで要求するのか本当に不思議だ。
菜食主義を私は否定しない。西欧州はどんどん人口が増えていて(難民受け入れ!)、彼らがそれぞれ肉を大量に消費すると、食肉を生産するための水や土地がどんどん減っていくことだろう。
これから人類は肉食を控えるようにしなくてはいけないと思っている私だ。
でも、個人同士の関係で「あなたは肉を食べてはいけない」と言うのは「絶交してくれ」と誘いかけているようなものだ。

義母はレバーが大好きだ。さっきもレバーのソーセージを冷蔵庫から出してきて、私に試してみるように勧めた。
まず、私の口には合わないと思ったけれど、無下に断るのも愛想がなさすぎなので、一口だけ食べてみた。
「やっぱり、無理です」と伝えた。義母は「とってもおいしいのにねぇ。わたしはこの苦いのが好きなの」と自分の好みを主張していた。
そう、それぞれの主義主張、好みで食べさせて欲しい。食べるから・食べないからいけないなどと言わないで欲しいものだ!

おまけ画像。

まだまだ続くドイツのクリスマス。ホテルのロビーの飾りつけ。




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