怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

結婚うまくいく人、なのか、私。

2017年10月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
パンにバターやジャムを塗るときに気をつけなければならない。
ナイフにバター・ジャムが少しでも残らないようきれいにパンに塗りつけるのだ。
義両親たちと朝食を食べるときにはいつも気をつけている。(朝食を一緒に取るのはいつもではない)
なのに、また義父から嫌味を言われてしまった。過去の嫌味ったらしいこの件についての記事はこちら 舐めなくてはならない
その時は、本当に私はナイフを舐めてきれいにしたんだ。(ナイフを口に運ぶのは正式な場ではマナー違反)
舐め足りなかったようだ。
ちょいと注意するだけで終わるのならともかく、おしゃべり好きな義父のことだ。船乗り時代の食糧事情まで話し始めた。
要するに、彼は構ってもらいたいんだ。
それはわかっている、わかっているけれど辛い。

在独日本人仲間から回ってきた古い雑誌に、興味深い記事が載っていた。

アンケート結果を分析した某教授の意見だ。
「親と同居すると夫婦仲は悪くなる」
私たち夫婦が、まだ夫婦であることは奇跡に近いものがあるかもしれない。
幸いなことに、夫と私は言葉の壁もあるせいなのか、もともと話し合いが嫌いなせいなのか、物事を深く突っ込んで語り合うことがまったくと言ってもいいほどない。
私が夫に「義両親がああ言った、こうした」と不満を言っても「それはいつもそうです」とどうしようもない、という表情をして答える夫に私は理解を示してしまうんだ。
義両親たちはヨメ憎くていろいろ言うのではなく、単なる自己主張、または子育ての延長、で私と接しているんだ。

夫婦二人でガンガン稼いでやっと独立して生計を維持する生活と、義両親の「構ってくれ」を受け入れるのとどちらがお徳か?
すでに10年続いている同居生活、もしかして、私たち夫婦は雑誌アンケート結果の例外的存在になってしまったのかもしれない。
その代わり、私はストレス満載の生活で義両親たちより早く他界するかもしれないリスクを負っているだろう。働きすぎストレスで早世ってのもあるから、どちらを選ぶかなぁ、あはは。(ドイツでの勤務は楽、という印象の記事が出回っているようだが、単に勤務時間だけを比較するのは違っている。また、そうした記事は大企業や公務員ばかりを取材している結果が多い。仕事ストレスでひどく痩せてしまった友人の例のとおり過酷な職場は普通にある)


この時期にしては暖かい週末、義母はせっせと庭仕事。やること満載のウチの生活、義両親たちは恵まれている。
彼らも息子夫婦の居候に神経使っているのだろうけれど!




3 コメント

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ジャム付いたナイフ (もりしゅん)
2017-10-15 19:15:47
まだ朝がパン食だった子供の頃、パンにぶっ刺して拭き取っていたのを思い出しました。
こっそり (mio)
2017-10-15 20:26:26
ポッケにナプキンをしのばせて拭き取るテクはどうでしょう?
構ってほしい! (おやまのさいとー)
2017-10-16 00:07:05
うちもそうですねー。
義父は完全に構ってほしい人間です。
でも自分中心の人だから、誰も構わない。
そんな人だから、突然来て玄関をあけます。
連絡もなし、呼び鈴もなし。
主人にこの事を話すと。
「申し訳ないけど、誰がいっても直らないから、自衛して」と言います。

リビング扉をあけると義父がいる。
心臓が飛び出そうになります。
そして私はそのことを義母には話しません。
義父が勝手に報告して、義母が私に謝ってくるまでノーリアクション。

日本人義両親でもこんな感じです。

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